ホウセキ V の解説3;いきなり幹部と戦った裏事情
解説コーナーはキャラクターにやらせようと思ってましたが、あとがき(振り返り?)的な内容は自分名義で書くべきだよね…と思いまして、今回は私・まりかの方からいろいろ解説させて頂きます🙇♀️
本家スーパー戦隊ですと、敵キャラは【幹部】、【一般怪人】、【雑魚兵士】の3タイプに分類できます。ほぼ全ての作品がこの例に漏れず、本作もこの点は同様です。
幹部;マダム・モンスター、ザイガ、スケイリー、ゲジョー
一般怪人;ゾウオ(スケイリー以外)
雑魚兵士;ウラーム
という構成になっていますが…
本作は戦隊と戦った順が独特ですね😏
作中で最初に戦ったのは雑魚兵士のウラームのみ。この展開自体は、そんなに珍しくない、と言うか普通です。
特殊なのが、二戦目の相手です。
通常なら一般怪人が出向きますが、本作ではいきなり幹部であるスケイリーが出撃しました😲
設定上は、第一話より前に、一般怪人であるゾウオと交戦していたようですが、台詞で語られるだけで回想シーンすらない
一般のゾウオとの対戦が描かれるのは、幹部であるスケイリーよりも後になるという異例の展開になってしまいました。
なんで、こんな展開になったのか?
先輩方を苦戦させる為です!
先輩戦士四人が危機に陥り、十縷が助太刀に入るという展開は決まっていました。
しかし、私は思いました。
新人が思わず「助けなきゃ」って思うくらい、先輩方が普通の怪人に苦戦するってどうなの? 先輩方、ショボくない?
という訳で、苦戦しても仕方ないと思って貰えるよう、幹部に出撃して頂くことになりました…という次第です。
それはそうと、スケイリーの昔の名前・壊猛ゾウオって変な名前ですよね。
壊猛って何?
そもそも、なんで巻貝なの?
これは、宝石モチーフ戦隊の先輩・大戦隊ゴーグルVのオマージュです😝
ゴーグルVの第1話に登場した一般怪人は、貝モズーって言う、サザエっぽい怪人なんです。だからスケイリーも巻貝にしました😃
壊猛ゾウオは、貝モズーと近い響きに、スケイリーの性質を表す漢字を当てはめて命名しました😃
昔の名前以外にも、スケイリーはかなり貝モズーの影響を受けています😔
モチーフを鱗船玉貝ことスケイリーフットにしたのは、貝モズーの特色が防御力の高さだったからです(図鑑にそう書いてありました)。
頑丈な貝なら、硫化鉄の鱗を持つこの貝が選ばれるのはほぼ自明でした。
鱗船玉貝はゴーグルVの放送当時は発見されていなかった生物なので、新時代のオマージュキャラとして良い造形になったと、自己陶酔的に言っておきます😤
スケイリーの武器が貝殻を換装する杖なのは、貝モズーがアンモナイトみたいな貝の殻を付けた杖を持っていた影響です。
最初は杖も鱗船玉貝にする予定でしたが、なんかそれだと面白くない🤔
という訳で、鱗船玉貝が他の貝を従えているイメージで、他の貝をいろいろ換装させることにしました。これで攻撃にバリエーションができて、スケイリーの強さを表現することができたかなと、個人的には考えています😃
スケイリーがいきなり出向いた裏には、こんな事情があった次第です😔
こういう制作事情的な投稿も気紛れ的にしていこうと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します😆
それにしても、今回は気紛れに書きすぎた…😅
本編はこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?