In Stars And Time をプレイしたオタクの感想とか
星たちよ…。
あぁ…すごく…すごく…
この感動を共有しなければという気持ちにさせられているの…!!!!!!
2023年11月21日発売「In Stars And Time」ことISATを
2周クリア&実績コンプしました。(sterm Ver.)
兎にも角にも面白くて面白くてこの感想を是非是非共有させてほしい。
どんなゲームなの?
「もし、過去の失敗を何度も何度もやり直せるとしたら、あなたはどうする?」
物語はラスダン突入前日から始まり、主人公「シフラン」は4人の仲間たちと共に悪政を働く王を倒すために王が鎮座する国「ウォーガルド」を救わんと各自準備を進めていた。明日は…どうか皆を救ってくれという願いを胸にさぁ王を倒すぞ!と館に突入する一行。しかし、ひょんなことからシフランは道半ばで死んでしまう。…死んでしまったはずだった。
気が付くとシフランは原っぱで寝ころんでいた。見覚えのあるその原っぱは、王に挑む前日に昼寝をするべく過ごした原っぱだった。
仲間たちも国中の人も「ループ」をしたことには気が付かない。気が付いているのはシフラン、あなただけ。
「…この力があれば……」
シフランは死ぬか、死ぬに値する状態になると時間をループすることができる。というのがこのゲーム。何度だって何度だってやり直すことができる。
失敗したときの記憶が残っているのはシフランだけ。仲間たちはループする前のことを覚えていないし、わからない。
例えシフランがバナナで滑って転ぼうが、テーブルにお尻をぶつけてしまおうが、時を止める雫に触れて死ぬに値する状態になっていようが覚えていない。すべて事が起こる前に巻き戻る。
例え道中で死んでも王と戦って死んでも、勝つまで何度だって挑戦できる。
最早勝ち確なのである。負けイベだろうがやり直せるのだから。
皆と話す会話だっておんなじだ。もし、上手い言い回しが出来なくても次のループでは気の利いた返事ができる。隠されたアイテムだって一度見つけてしまえば道に迷わず最短ルートで取りに行ける。敵の弱点だってわざわざまた分析しなくてもお見通しだ。忘れちゃったって間違っちゃったって大丈夫。どうせやり直せるのだから。
シフランとプレイヤーは次第に思うようになるだろう
「あぁ…またここか…」「知ってる、知ってるよ…」と
あんなに驚いた出来事や感動した会話なのに…今はそれすら煩わしい。
このゲームは何度でも何度でも何度でも何度でも何度でもやり直せる主人公シフランとあなたが「ループ」から脱出するまでの物語。
どういう人に薦めたい?
▼ストーリー重視をしている人
「UNDERTALE」や「MOTHER」が好きな人はきっと好きになる。
他所では「Everhood」や「OMORI」をやってる人も好きになるって書かれてた。OMORIはやったことないけど確かにEverhoodやってる人も好きになりそう。とにかくゴリゴリのRPG。
▼感情移入型プレイヤーの人
さまざまなゲームもしくは小説、映画といったもので主人公に感情移入して楽しむタイプの人はとてもオススメできる。何と言っても日本語訳がとても、とっても素晴らしい。英語圏ベースのゲームをここまで完璧に違和感なく訳していただいた架け橋ゲームズ、柴田泰正さま、江野朋子さまに感謝の意しかない。とにかく膨大なセリフがあるなかで「ん?」と思える箇所がほんとに限りなく無に近く没入感がすごい。200時間プレイしていて唯一1、2か所だけバグか何かで英語で表記されてしまった箇所をようやく見つけたくらい。とにかく大満足だった。
▼NPCの会話を何度だって聞けるし、会話の変化を見つけて楽しみたい人
「ループ」をテーマに置いているこの作品をやる上では一番大事なことかもしれない、この何度も繰り返される会話を純粋に楽しむことができる心。
流れはいつも一緒、だけどほんの少し、ちょっぴり違う会話を見つける快感ともいえるこの感覚の持ち主は文字通り死ぬほど楽しめます。逆に同じ過程を踏むのが苦手な人はただただめんどくさく、嫌な記憶として残る可能性大。ゲームに爽快感を超重視している人には合わないといえるだろう。ループ物に興味を持つ人が爽快感を求めて始めることにはなりえないと思うけども…
▼主人公が可哀想な目にあったり、どんどん狂気を帯びたりボロボロになっていく姿を見るのが癖な人
すいません、私個人の癖です。石を投げないで。でもわかりみを感じてしまった貴方は適性があります。握手しましょう。そして今すぐプレイしよう。
訂正しておくが身体がバラバラになってしまうだとか、一部を失ってしまうだとか、そういった身体的な過度な表現は無い。ただ、死ぬか死ぬに値する状態になることでループするという仕組みを念頭に置いてプレイするべし。
どんな形であれ主人公が死ぬ姿を見たくないという人には逆にオススメできない。プレイヤー、あなた自身の手でループをさせることもあるのだから。
どちらかと言えばメンタル的なところで削れていくだろう。もちろん貴方自身にも。
冒険者たち(公式steamストアページより抜粋)
シフラン(ノンバイナリー):この終わりなき物語の主人公で、ダジャレ好き。ストレスによって気落ちしていて、強迫観念に襲われることがある。(なんとか生きているので心配しないでね)
ミラベル(女性):信仰するウツロイの神から不可思議にもただ一人祝福を受けた、世話焼きでちょっと神経質な侍祭。
イザボー(男性):心優しく思いやりの精神を持つ防衛隊の兵士。仲間や友人を心から大切にしている。
オディール(女性):落ち着きのあるシニカルな研究者。何らかの研究をしている。(何の研究なのかは絶対に教えてくれない)
ボニー(ノンバイナリー):ちょっと! 子どもを連れてきたのは誰???
バトルシステム
バトルはターン制のATB(アクティブタイムバトル)システム。
ゲージが貯まった順から攻撃をすることができ、素早さを上げれば通常よりも手数を増やすこともできるといったタイプのバトルシステム。敵はシンボルエンカウント制で敵に触れたり、触れられたりしたらバトルが始まる。バックアタックや先制攻撃といったものは無いし任意で戦闘を避けることもできる。戦闘中も一部を除くが強すぎたり、面倒な敵からは「にげる」の選択肢も取ることができる。
戦闘に関してはもう少し語っていきたい。
ここでのキャラクター達は「クラフト」という馴染み深い言葉で言えばスキルを使って王の手下たちと戦っていく。クラフトを使用するためのMPなどは不要であるがクールタイムが存在するため連続して同スキルを使用できない。アイテム等でこのクールタイムを短縮することも可能であるが、どのタイミングでどの仲間にその役目を担ってもらうかは都度考える必要がある。
チュートリアル上で語られることではあるのだが、「ジャックポット・スキル」というコンボを繋げることで戦闘不能状態から即時復帰&大ダメージを与えるという特殊なシステムがあり、アイテムや回復に専念して後手後手になるばかりではなく、ある程度ごり押した戦闘も可能なところが魅力的だ。
レベリングをして次の階層に挑まなければならないという感じは薄く、逆転要素として採用されているジャックポット・スキルで「戦闘は苦手…」という人の助けになるだろう。
そして、なんと!戦闘中にアクションを起こしたりダメージを受けたりするとキャラクターが動いたり表情や変化したりする!いったいどれだけ差分があるのかは実際プレイしてみて試行錯誤をしてみてほしい。
オディールという仲間の「分析」を使えば戦闘に役立つヒントや敵への思いなども聞くことができる。
細かな変化を探すのが好きな人には大いに楽しめるだろう。楽しいぞ。
以下、ネタバレ込みで感想 等を語る
語らずにはいられない…
ISATだけではなく前作スタートアゲインプログラムのネタバレも一部含まれています
お願いだから未プレイの方は以降の文章を読まずにクリアな状態でプレイして欲しい。その後で、このイカれ、狂気に満ちた3000字(32000字超えになってました)チラ裏感想文を見たければ見てもいい…。1プレイヤーの純粋で無垢な気持ちを書き綴ったこの行き場のない叫びを
ああああああああ!!!!カニったれえええええ!!!!!
ほんとにほんとに辛いゲームだった!!!!!!
擦り減って擦り減ってどんどん機械的に、笑顔も消え、感情を押し殺していくシフランを見るのがとてもとても辛かった!!!!!!
まさにプレイヤー体験型「ループ」といっても過言ではなかった。
同じイベントを何度も何度も何度も何度も…それこそ一言一句一緒の会話をずっとずっと続けていく過程はシフランだけではなくプレイヤーの私自身にも煩わしさ、うんざりといった感情が芽生えた。でも飛ばせない、私に、シフランに話しかけてきているんだもん。メタいけどシフランも毎回同じ反応ではなかったりすることもあり、マジで殆ど飛ばさずに会話を見ていた。
この時点でもう既にシフランとのシンクロ率80%はあったと思うマジで。
いえーい王を倒してみんな元通り!世界は平和!ハッピー!と
思ったのも束の間、
ここからが本当の地獄の始まりだったのは言うまでもない。
トイレで一人ほくそ笑んでキャッキャしていたシフラン、
ねぇあの頃の君はどこへ行ってしまったの…
”愛されてるからもう大丈夫って思った?そんなこと考えてたの?”
そしてAct3のあんなに、あんなに幸せそうなシフランを、仲間たちを見た後にすべて巻き戻ってしまった時のあの絶望感!!!!
これで正解じゃないの?????えっ????噓でしょ????
これでトゥルーエンドじゃないの?????どうして????
という感情はシンクロ率100%だった。
私はセーブデータのActの数字が地道に増えていっていることに気が付いたのは狂気フェーズのAct5の時、それまでは気が付きもせず、物語のどのあたりまで来たのかも分からないでいた。最初の”家族”イベントで既にプレイタイムが30時間は超えていたし、休日中、飯も食わずに没頭し、なんとなく終わりが見えたのか?というやや寝不足の頭で、まさかまさか戻されるとは思っておらず大変ショッキングだった。
”明るきものよ…今度来るときは…これを忘れるな…”
そして、その後に来るイベントが王が仲間を目の前で虐殺していくというイベント。ほんと…頭と心がおかしくなるかとおもった…確実にシフランだけではなくプレイヤーにもダメージを負わせるという、もはや決意みたいなものを感じた。ほんとに、ほんとに王と和解して、これこそトゥルーエンド!って思って…思って…なのに…!!!!あまりの出来事に放心状態だったし、ボニーが無事だったのを見て涙が出た。ループの法則から外れていたらどうしようと本当に心配した。そこまで心を折ってくる可能性あるのか?でも0じゃない。0じゃない。ここまで既に心を折りに来てるんだもん。ほんとに…よかった…後にも先にも皆に記憶が残っていなくて良かったと思ったのはこの時だけだった。
その後、何ループかしてボニーと会話すると訪れるプレイヤードッキリイベントもほんとびっくりしてコントローラーを投げてしまいそうだった。朝方6時でよかった。真夜中3時じゃなくてよかった。でもその後も気を抜いたら同じイベントが来るんじゃないかとドキドキしながらボニーには話しかけていた。王よ…やってくれたな…その攻撃は私にも効きすぎるほど効いたわ…
シフラン自身もほんとのほんとのエピローグ中でさえも忘れられない出来事になっているのを見てまた泣きそうになった。「運命を変えようとしたばかりに」と後悔しているシフランを見るのがほんとに苦しかった。思えばこの王のイベントを終えたぐらいからシフランは演じる素振りや正確に同じ行動を取るような感じは一層強くなった気がする。
”僕は笑う。台本にそう書かれているから”
”おまえは卑しいやつだ、シフラン。”
私は1周目では過剰に感情移入していたこともあり雫に触れて故意にループさせることはせずに、それこそ何度だって家族の力になりたいという思いで家族イベを通過してからAct4の時のクラフト、願いのクラフトの情報収集を行っていた。道中の会話も何度も何度も繰り返して見ていて、少しずつ着実にシフランの様子が変わっていき、ループを通してどんどん自分を卑下していくシフランを見るのはとても辛かった。前述した癖を晒しといて何を言っているんだ?と思われるかもしれないが、本当にだんだん擦り減っていく姿を同じ時間だけ見つめ続けて行動を起こしてきた自分からすると、とてもじゃないけど他人事とは思えなかった。
”彼が僕を好きなのは、僕がそうなるように仕向けているからだ”
”おまえはなんて卑劣なんだ、シフラン。”
家族を何度だって助けたいという思いから通常ルートで王を倒すことのほうが少なかった為、イザボーと星を見るイベントとシークレットルームの本を読んだ時の「彼が僕に恋をしたのも仕方のないことだったんだ」という心の声でシフランが感じているシフランへのイザボーの思いを知った。
なんてこった…!!!!そうだったのかイザボー!!!あの、家族ルートのイザボーとの会話の”友達”にお互い陰りがあったのはそういうことだったん!?!?こうしちゃいられん、やっぱり通常ルートでイザボーから直接聞かないと!と思い立ち、もちろんドーモンドから王を倒すまでもスキップせずに登り切り、3度邪魔されながらも告白イベントを見に行った私の気持ちがわかるか????結局はイザボーは伝えられないし、シフランが自ら「そう仕向けたからだ」という気持ちになって受け取らない姿勢を取ってしまったことに、もうさ…。
星たちよ…このカニったれた世界を早く終わらせてくれ…と
願わざるを得なかった。
そして肩タッチイベントでシフランがイザボーをどう思っているかのアンサーが見られたわけだけど、突然の供給にスクリーンショットとクリップ保存が止まらなかった。えっ、こ、こんな…そんな…ボーナスイベ頂いても良いんですか!?!?!?と思ったのも束の間、イザボーの反応にシフランがショックを受けてループしたのを見て私までショックを受けるという。
最初、実は何が起こったのか分からず、放心状態で「えっ今のって」と事態を把握できずにいたけど、その後のループの言葉でご丁寧に説明され、イザボーがヘタレだったせいで、お前のせいで私のシフランが傷ついた!とこの時だけはイザボーを恨んだ。いや大好きだよイザボー。嫌いになんかならないよ。なるわけないよ。きっと私と同じで驚愕して頭が回らなかったんだよね。どうしてこうも世界までもうまく回らないんだ・・・・・・両片思いってことだよね、家族ルートのイザボーとの会話の”友達”という言葉に陰りがあるのも納得せざるを得なかった。納得させられた。辛い。
”それに、変だけど、助けてほしいとも思ってない”
”どうして助けてほしいと思っていないんだ?”
サブイベといえばオディールに疑われているというやつもなかなかに心に来た。というのも私自身、逆に気付いて欲しくて、仲間に助けてほしくて疑わしい行動ばかりをとっていたから、ようやく時間を永遠とループしていることにオディールが気が付いてくれた時は凄く嬉しかった。けれどシフランは逆に気付かれてしまったことに酷く怯えてしまう。
「だってオディールの手を借りたら、オディールは僕を嫌いになるだろうから!」
「だって、僕にもこんなことになった原因がわからないから。でも――」
「きっと、僕のせいだ。僕たちが同じ出来事を繰り返しているのは、僕のせいだ!」
「それを知ったら、みんな僕を嫌いになる」
「僕は、嫌われたくない」
「だから、だからっ――」
メンブレがループのトリガーを引き起こすというのはこれまで何度か目にしてきたけど、私はこの時点ではどうして侍祭長と話すことでループしてしまうかまではわかっていなかったので、シフランが次第にループの情報を探り出して抜け出す以上に愛されていることに安心や幸福を感じていることや、愛されルートの台本から逸脱してしまうことへの恐怖や絶望感みたいなものが入り混じっている台詞で余計にややこしくなっていた。
このイベント中、必ず願いのクラフトの話を通して「願いの木へ何を願ったのか」を思い出すことになるのだけど、私も遠い昔の記憶だった為、
「…ミラベルと一緒にもっと多くの場所を訪れること」がシフランの願いだと信じてやまなかった。
私が思う以上にクソデカ感情を持っていたなんて、誰が想像できる????
あぁ…星たちよ…
ミラベル
ミラベルのイベントでミラベル自身が恋愛に興味を持てないことを打ち明けてくれる。私は詳しくなかったので調べてみたのだけどAro/Aceと呼ばれていたりするとのこと。館の中でミラベルは本を見つけては恋愛小説をいいと語ったり、絆のイヤリングをパートナーに渡さなきゃと言ったりロマンチックな事々にすごく興味を示す様子を見せてくれていただけにとても驚いた。
でも言われてみればシークレット部屋で「実際恋をしたって鼓動が早くなることはないんでしょう!?」といったような発言をしていたことがあったのだけど、それは実際に
恋をしたことがなかった、しようと思えなかった から
って事だったんだなと気づかされる。
移ろい変わりゆくことが正しいとされるウツロイの侍祭としてはどうしても経験しておかなきゃ、変わらない自分はダメなんだ、でも今の自分のままでいたいという悩みを話してくれる。
この2人に共通することは最後エピローグでミラベル自身でも語ってくれるが、他にもあげるとしたら2人とも信仰心が高く、「自身の神の言うことは絶対だ」と思って話しているところなんじゃないかなと思った。
話していくうちにミラベルの方はウツロイの信仰を絶対に守らなくたっていいんだとシフランからアドバイスを貰い、すっきりとするけど一方のシフランは「宇宙の導き」は絶対であると考えたまま終わる。これが宇宙の望みだったのかも、と。なんの解決にもなっていない。寧ろ心の奥底に燻っていた感情を引っ張り上げられてしまったまであるけど。
そしてエピローグでも気づいてくれる、お互いに「他人を煩わせたくない(=嫌われたくない)」という感情や考えを自分に閉じ込めてしまう傾向であること。
ウツロイ様からの祝福ではなく実はユーフラジー(侍祭長)から貰った、王に対抗する力をミラベルは王との決戦直前まで誰にも話せずにいた。通常ルートでは未だ国が信じてやまないウツロイ様の、そのウツロイ様からの祝福を得られずにいる自分に国の命運を託され、王との決戦前にストレスフルで決壊してしまい泣き崩れてしまう。話したら幻滅されてしまう、皆の期待を裏切ってしまうって考えていたのかもしれないけど”家族”はそんな風には思わない、ミラベルがどれだけ努力をしてきたかを知っているし、それを知ったところで大好きなミラベルは大好きなミラベルのままなんだ…そうなんだよシフラン…みんなシフランを嫌いになんかならないんだよ…。でもシフランは感情を押し込めたまま進んでしまう。家族ルートではウツロイ様の導きが、祝福が全てではないんだと、自分あってこその旅路だったんだとシフランと会話を通して前向きな気持ちで館に挑めているんだと思う。
自分はまだ平気だ。僕は平気だ。嫌われるくらいなら我慢できる。
大好きなミラベルを煩わせたくない。となった結果があの癇癪…
冒頭のウツロイ神像に触れた際に旅をして来たことを振り返るシーンで、シフランは旅の道中でミラベルに国を救う旅に同行して大丈夫なのかを問われ、「みんなとの旅は自分にとって一番幸せな時間だ」と答えていて、その時、シフランはミラベルは不服そうにしてるように見えているけれども、通常ルートでミラベルもシフランが「自分が記憶しているかぎり、この旅の最中ほど幸せだったことはない」と言っていたことを憶えているし私と同じ気持ちと回答している。どちらかといえば”ミラベルのような問題を抱えている人に、あのタイミングで言うには不適切な言葉だった”という不服というよりは、時を止めてしまうという強大な王の呪いを避けながらも哀し身とも戦って、長く旅をしている現状に、目的も理由もなく付いてきてくれるシフランが今幸せだといって多くを語らなかったことに対しての不満というか、聞いちゃダメなのかな…話してくれないんだ…みたいな感じだったんだろうなぁ。
”考えてたの…あなたはいつもミステリアスで冷静でしょ。だから、あなたのことを詳しく知ろうとしなかった。”
”あなたのオーラ!雰囲気!秘密を持っていそうな感じ!魅力的な秘密よ!!”
”いろんな人からその秘密について質問されていたんじゃない…?わたしはあなたを煩わせたくなかったんだ。わたしには関係ないことで…”
”だから、何も聞かなかった。あなたのこと、あなたの気持ちを。”
どうか今後は感情を話し合える相棒としてたくさん2人で話し合ってほしい…
オディール
オディールのイベントでオディール自身がカ・ビュー人とヴォーガルド人のハーフであることを教えてくれる。幼い頃に自分の母は自分を置いて居なくなってしまい、片親の元育てられた。父親に不満を思ったこともないし故郷はカ・ビューであることには変わりなかったけど、母が残したものは何一つないけれども、どこか気になっていた。ヴォーガルドの伝統の一つの「一族の物語」を知り、先祖や家族との繋がりを感じられることを羨ましく思った。そして、自分なりの解釈で纏めると半分ヴォーガルドの血が混じっているのだから、自分の一部はここがルーツだったんだと感じたくて、母との繋がりがここにあったという証のようなものが欲しくてここへ来たといったことを話してくれる。母親をしらない、もう片方の故郷を知らないっておかしいだろう?それを知らない自分ってなんなんだ?自分はどんな自分なんだ?と。これを聞いたシフランはさぞ苦しんだに違いない。
母親どころか故郷の景色や名前までわからない自分はじゃあ一体何なの?と
オディールは割と自分で答えを出していたんだと思うけど、同じヴォーガルドの外から来た人間に同族意識みたいなものを感じていたのかもしれない。シフランは故郷が無い、繋がりを感じられないという気持ちが痛すぎるほど分かりすぎたからオディールの話に同調する。結果自分が宙吊りにされたような気持ちになっても。
オディールはそれを聞いて、きっと安心感のようなものが得られたのかもしれない。同じ境遇の人がいるんだ。でも、故郷を覚えていなくてもシフランはシフランだ。家族として大事な人には変わりない。何も覚えていなくたって愛すべき人だし、愛されているんだ、愛されていたんだ。と
人物を形作るのは何も故郷や血の繋がりが一番ではないし絶対ではないんだと…シフランとの会話でオディールはそう感じたんじゃないかな。
”起きたことを覚えていないからって、それが起きなかったわけじゃない。誰かのことを心配するということは、その人のことを愛しているということなんだ。”
”きみは愛すべき人間だよ、シフラン。過去に何があったにせよ、きみは愛されていたと思う。”
ループをすることでシフラン以外のみんなの記憶が消えてしまっていたとしても、みんなはシフランの様子がおかしいことを心配していた。僕が愛されるようそう仕向けたんだと感じていた家族ルートのみならず、通常ルートでも、狂気ルートでも、ループ中にオディールにループしていることに気付かれた時も。だからどんな場面でもシフランは愛されていた。ずっと愛されていたんだよ…。
”これは憶測に過ぎないが、きみがいなければ、ヴォーガルドを救ってほしいという願いは…あてのないもの、行き場のないものになっていたのではないだろうか。”
”きみの願いが、みんなの願いに行き場を与えた。”
”それに、きみの願いがなければ、王が勝っていたかもしれない。”
”そんな終わり方、いいと思うか?”
エピローグではシフランの苦しみを理解しようとしつつ、シフランの願いによって多くの人の願いも叶えることが出来たんだ、という慈愛に溢れた言葉をかけてくれる。現実主義的で願いの木で本当に願いが叶うかどうかを知りたくて、コイントスで勝てるように願うような人が空想を語ってくれて、しかもそれを、そんな結果良くなかっただろうと答えてくれる。
ガラスで手を怪我をしたときも手当てをしてくれていたり、苦手かもしれないがスキンシップは必要だったろうと頭を撫でてくれたり、本当に優しさに溢れた人だと思う…。シフランに後悔という形で、無意味だったという形でループが終わったわけじゃないんだよと伝えてくれてありがとう…。
今後の旅では是非、また拠点拠点で骨董品巡りを一緒に…秘密の任務を2人でやってもらってシフランの故郷の遺物を見つけて少しずつ「あっ!こんなことあったかも」みたいな会話をしてって欲しいし、
過去を、故郷を覚えてなくても僕はみんなから愛されてるしみんなを愛してる。それって重要?…重要なことじゃないな。
みたいなやり取りをしていてほしい・・・・・・・・。していてくれ・・・・・。
ボニー
ボニーのイベントでは自分が守られて、その過程で家族が傷ついてほしくないんだという思いが聞ける。というのも過去に姉のニルやシフランが自分を守ったことで時を止められてしまったり、片目を失ってしまったことがボニーにとっても辛い出来事だったからだ。ボニーはずっと姉を思い出す度に、シフランを見る度にその時の光景が思い出されてしまったんだろう。
だから大好きな姉を思い出すような本は避けたかったし、話したくなかった。大好きなシフランを見つめたりするのが辛かった。
ボニーは10代にも満たない幼い子だから、それを守るのは大人として当たり前だと家族たちは考えているけれど、ボニーはまた自分のせいで大事な家族が傷ついてしまう、ましてや死んでしまうことを考えるなんて嫌だったとわかる。
シフランはボニーが何で自分に懐いてくれないのかずっと疑問に思うくらいには自分がしたことに無頓着だった。だって大事な家族を守るのに、自分が犠牲になることは微塵も後悔することでは無いから。片目がなくなろうと関係ない。家族が傷つかず、生きてくれればそれでいい。そう考えている。
余談だけど道中で哀し身に全滅させられるとシフランが最後の力を振り絞って哀し身を倒してから死ぬ描写が入る。岩が落ちてきて死んだときも、自分が死んだことより家族が無事かどうかを案じていた。
ボニーが見せたくなかった本が葬儀の本であることが判明したうえで、2つ目の休憩所で家族が死んだときのことを決めておこうという会話に触れると、ボニーが会話に聞き耳を立てていたことに気づく。
家族に死んでほしくないのに、なんなら家族が自分を犠牲にしてでも自分を守るという話をしている、と。どんな思いで聞いていたのだろう、ましてや聞いていることをあのシフランから指摘されてしまう。
何もわかってない!お前は何もわかっていない!オイラがどんな気持ちでいるかなんて!とそりゃ激昂するだろう。シフランはその時には何も言えず、大好きなボニーから大嫌いなんて言われてしまいショックでループしてしまうんだけど、次にループした時にはボニーを安心させるために「誰もそうはならない。約束する」と話しかける。このイベントだけではお互いの思いはすれ違ったままなんだ…。でもこの後、わからされる。家族が目の前で傷ついてしまう、ましてや仮想や仮定だけに留まらず実際に死んでしまうという気持ちがどんなものかを…。
なのでボニーイベントは王の虐殺イベントを見る前と見た後ではシフランもプレイヤーも感じ方が違っている。立ち絵すらも。
家族が傷つくことって、死ぬことって本当に恐ろしいことなんだ。とお互いの気持ちを確かめ合う。だから、一方的な気持ちで、自分が死んででもという考えで守るのはやめよう。お互い大事な家族なんだから自分も大事にしたうえで支えあっていこうという話になる。でも、それでも納得できない部分もある、約束できないと思う気持ちもある。エピローグに到達したシフランはいろいろな経験を経てボニーに「約束はできない」と話す。でもボニーは「約束を守ろうとすることが大切なんじゃないか」と返してくれる。お互い傷つかないように、自己犠牲だけで解決しないように支えあっていこうと、大事な家族なんだから…。
守る気持ちさえあれば約束が守れないことで嫌われてしまうことはないんだよシフラン…。どうか今後の旅ではボニーの姉ニルとも一緒に旅を続けていって、おやつ係としてでも、クラフトを使ってでも、家族のために戦えるようになっていくボニーの成長していく姿を見守っていって欲しい…。
イザボー
イザボーのイベントではイザボー自身がどんな人間であったのか、今の自分は実は元々の自分とは全く異なる性格で、容姿で、考え方だったんだということを話してくれる。誰よりも凄く勉強が出来てはいたけど、内向的で人との関わり方を知らない、一人でいることに不安覚えるのにそれをどうすることもできない自分がある時ふと、このままでいいのか?と思えるようになったと。一人で孤独のままでいるよりも、周りから愛されて、自分を愛せる人間になれないのかと。自分が自分であることを恥ずかしいと思わない人間になれないのかと、そう思って全く新しい自分になったんだとイザボーは過去の自分のことを語ってくれる。
移ろい(変化)は破壊を伴う、人を傷つけてしまう可能性だってある、リスクがある以上それに見合ったベネフィットがあるかどうかを考えなきゃならない。でもそれを選択したことに後悔は無い。過去を殺して酷いことをしたと思われるかもしれないけど、恥ずかしいと思える自分から変わりたくて、自分が自分であるために、自分が愛され、自分が愛せる人になるためにイザボーは移ろいを求めた。
シフランとイザボー共通する部分ってそういわれると愛されたいという思い以外なかなか無いのかもしれない。シフランはこの時点では自身の移ろいどころか「永遠」を求め、変化を恐れていた。変化を望めば恐ろしいことが起こってしまうと考えている。王の虐殺イベントを通過したあとだとより一層この考えは色濃く出ている。愛されたいけれど自分を愛すことは出来ない、だって自分は卑しい人間で愛されるように仕向け、安心感を得るために同じことを繰り返し、みんなが離れていかないよう、移ろわないよう、置いて行かれないよう閉じ込めてしまったのだから。
イザボーは愛されるために変化したけど、シフランは愛されるために不変を選択してしまった。ループを通してシフランはイザボーに惹かれていくけど、元々の思いやりのある感じだとか、優しい感じだとかそういうもマシマシになったんだろうもひっくるめて、自分にできないことを、変化を恐れずに進んでいく姿勢が羨ましい、こういう自分になりたいという憧れもあったのかもなぁと思っている。だから狂気に陥ったときにもイザボーに向かって腰抜けだの、言いたいこともしたいことも出来ないだの、周りの人に行動を促して自分が傍観者でいるんだろうといった暴言を投げつける。全てシフランにも当てはまるんじゃないか…そういった一方的な言葉の暴力を吐き散らかしたのかもしれない。
みんなの手伝いをしている姿を見て、ゆっくり過ごしてほしいからと言ってみたり、ぼそっと呟いたシフランの異国の言葉に興味を持ったり、皆が興味を持たない星を眺めている姿を覚えていてくれたり…エピローグでもイザボーがシフランのちょっとした仕草やら行動やら見た目を好きに思うところを話していってくれてめっちゃ見てくれてるやん…ってなるけど、イザボーも言っていたがシフランもシフランが思う以上にイザボーを見ていたからこその暴言雑踏だったんだろうなと思える。休憩所で拾えるアメイジングでワンダフルな愉快番長イザボーの下りを拾わなかったらどうなるんだろう?ちょっと気になってきた。シフランの嫌がることはしないって固く心に決めて勝手にシフランのものを取ったりしないようにしていたり、身体に触れないようにマントを触っては、自分にはわかりようも無かった過去に大事にされていたんだろう大切に思われていたんだなと汲み取ってくれるところとか、こんなの…こんなの好きにならないわけがないんだ…シフラン、お前は愛されているぞ。
公式絵で5人で並んで寝ているときでさえイザボーがシフランに触れないように眠っている姿を見て更に愛しくなった。今後の旅でも戦闘でもベッドでもジョークでも相棒としていつでも隣にいてくれ…2人でたくさん触れ合う練習をしていってくれ…絆のイヤリングの交換も是非…もちろんキスの練習もだぞ。いいな?
王
シフランに負けないくらい故郷へのクソデカ感情を持っていた人物。
忘れてしまった故郷を思い出せず、消えてしまった故郷のようによそ者である自分を受け入れてくれたヴォーガルドを失いたくないと心から願い、永遠を望み、願いの儀式によって時を止める力を得る。
シフランと王は消えてしまった名前の思い出せない国の出身。
願いの儀式は恐らくこの名前の思い出せない国で古くから伝わる習わしというか伝統というかその国ならではの方法だったため、ヴォーガルドに住む人々はもちろん、書籍にも残らず記憶そのものが消えてしまっている。
故郷の記憶はないが、宇宙がそこだけは信仰のために残したのかはわからないけど、シフランと王はこの方法によって願いのクラフトにより力を得ることになる。
王は時を止め、着実に願いを叶えていっていたが、そこへ儀式を伴わないけれども国中のヴォーガルド救済の願いとシフランの家族とずっと一緒にいたいという願いの集合体と拮抗することになり、Act5ではソロ単騎で乗り込んできたシフランをやっと願いごと屈服させる直前まで持ち込んだけど、結果的にシフランの思いの強さと家族という存在に敗北することになる。
王に関しては疑問に残る点がたくさんあったりして上手く掴めないけれど、孤独に映る鏡像だったりミラベルからそんな人がいた気がするけど忘れてしまったと名前を忘れられてしまったりとヴォーガルドという第二の故郷のために自分の全てを犠牲にした人物なのかもしれない。
戦闘中たずねることで王に関していろいろ聞くことは出来るけれど、身長が大きいことに関して尋ねても「気づいたらこうなっていた」ぐらいにしか返ってこず、本当に形振り構っていられないといった感じなのかもしれないし、身体クラフトをしたことを憶えていないのかもしれない…。王はシフランと同じ明るき(明るい髪の)ものってことで多分いいのかな?語られはしなかったが、名前を忘れてしまった国の人の特徴の一つだったのかもしれない。
自分を王と呼ばせていたという資料を見てシフランがそもそも自分の名前を憶えているのか…?と考える場面もあるが、王の虐殺イベント後でしかそういう反応が得られず、対話なんてもっての外の状態のためその疑問は尋ねることなく終わる。もしかしたら、ミラベルも名前を忘れてしまったと言っているあたり、王は自分の名前すらも消えてしまった人物という悲惨な人物の可能性もある。シフランも「シフランだけだ、ラストネームも何もない」といったような話を教室の名簿を見て呟く場面があるが、もしかしたら無いというより消えてしまったと考えるのが適切かもしれない。
故郷の思い出どころか徐々に徐々に自分が存在しないものに、消えていくような感覚に陥り、永遠を求めたのかもしれない。
植物室のプチイベントの一つにシフランが触れる練習をする場面があるのだが、最初こそシフランに対してみんな反応があったのに次第にみんなから反応が貰えなくなり、自分は本当に存在しているのか?と考える場面がある。その時はループによってちゃんといるよ、存在しているよと慰めて助けられていたけれども、あれも結構ゾワゾワポイントだった気がする。どうして反応が貰えなくなっちゃったんだろう?それとも反応はしていたけど、みんなが台本に書かれた、いつもと全く同じ反応だったために慣れすぎてしまって違う反応がないっていう状況なのかもしれない。ループすることで皆の記憶自体は無く、シフランがつんつんすることに慣れる、ということは無いはずなので、シフランがループしすぎて慣れすぎてしまったとそういうことなのかもしれない。記憶が抜け落ち、忘れっぽくなってしまい、いずれ自分がわからなくなってしまうという恐怖もあってそう思ったのかもしれない。
故郷の名前を同時に言おうとするイベントがあるが、3回言うチャンスがあっても結局1回で止めようが2回で止めようが王は1度しか言おうとしない。
どちらにしてもシフランを利用して思い出そうとしているだけだった。
色に関してもなかなか分からず終いになってしまった気がする。
最初に色を視認したのは多分このイベントになるはず。一体何が「壊れた」ために色が視認できたのか明確に語ってはくれない。故郷が壊れた時を思い出して見えた色なのか、宇宙に定められたルールを破り、思い出そうとすることで自身が壊れていったために見えた色なのか…私の想像する大団円はこの色を取り戻すことなのかと思っていたのだけど色に関しては深く追求されないため、気になるところではある。
また、王のもとへ助けに来てくれる場面で「私と同種のクラフトをもつ、お利口さんなあいつなら…」というのだが、このお利口さんは一体誰のことを指していたのか少し曖昧でいる。あいつ、という以上この場にいない人物が当てはまる気がするんだけど、一番適しているのはループ?になるのかな…。
王がループの存在を認知しているかどうかもわからないけれど、王がシフランと同じように学ばせてわからせてやり、お利口にも立ち向かって来なくなったと考えているなら…
侍祭長
王以上に謎の人物で終わってしまったこの方。途中マジで黒幕にしか見えなかった。本当に味方でいいの?味方でよかったんだよね?王とシフランのクソデカ感情に巻き込まれてしまった純粋にヴォーガルドを救いたいと願った代表の方でよかったんですよね!?でも確かにシフラン目線なら敵だと、怪しい人物だと警戒しても仕方なかっただろうからこの感情は間違っていないんだよね…?
侍祭長が言う”何かが壊れています、破綻しています、腐敗しています!”というセリフが私までトラウマになってしまうかと思った…。結局何が壊れていたのかって国の皆のヴォーガルド救済の「願い」だったわけだけど、侍祭長が故郷に帰れるとか、旅の終わりとかって単語を出さなければ少なくともここでループしてしまうってことは無かったかもって考えるとある意味、乗り越えられていないシフランからするとやっぱラスボスだったのかもしれない。侍祭長は願いのクラフトについて知っていたし、時のクラフトについても知っていたからシフランから漂う焦げた砂糖のにおいで毎回一瞬で事態を察していたってことになるのかな。オディールと並ぶくらい、いやそれ以上に察しの良い人物だったってことになる。しかし、悪用を防ぐためなのか何なのか、侍祭長はヴォーガルドの人間が誰一人として願いのクラフトに必要な儀式を知らないことも知っていた。道中オディールも言っていたけど、全員が正しい知識を持って願っていれば、王の願いなんぞ秒で跳ね返すことが出来たのでは…?
”願わくば、いつの日か…許してくれるといいんですけど!!”
( ^ω^)・・・・・・・・・・。
許すか許さないかはあなた次第だ。
でも、王やシフラン一人の願いでここまでのことが出来るって考えたら、もっと闇鍋戦争と化していたのは間違いないので、この人もある意味では孤独に事態と向き合っていた人物と言えるのかもしれない。
余談だけど1周目ではループに僕の正体って何だと思う?という問いに侍祭長って答えてた。きっと私だけではないはず!
ループ
シフランの話を聞き、手助けしてくれる、もう一人の自分。
シフランはループのコピーであると最後に語ってくれる。
シフランのこと自己紹介せずとも知っていたり、心境を先読みされたり、皆とこういうことをした方がいいと話してくれたのも、自分自身だからこそわかっていたからなのだろう。
ループは王に一度も勝つことが出来なかったと話してくれる。これに関してはマジで疑問だった。ミラベルのバリアを得ることが出来なかったのか、純粋に力不足で勝てなかったのか、それすらも語られない。
また、一度皆を忘れてしまったことがある、話してくる。
かなりメタメタで自己解釈が強すぎると思うけど、もしかしたらループは前作にあたるスタートアゲインの主人公のシフリンが勝てなかった世界線の人物だったりするのかも、と考えていたり。
スタートアゲインではシフリンが仲間の名前を思い出せないとストーリー上で明確に語る場面がある。今作でも一応トイレのプチイベントでシフランがオディールの名前を忘れるといった出来事が起こるのだが、スタートアゲインの主人公シフリンは全員の名前が思い出せなくなっている。
またスタートアゲインではループが存在しておらず、シフリンは一人で全てを解決をしようと奮闘する。因みに王に最後トドメを刺すのはミラベルではなくシフリンだったりする。勝てなかったという発言を元にしてしまうのならこの説は限りなく0に近いのだけど、シフランが最後にトドメを刺したのが自分ではないからループから抜け出せないんだと話したときに、1度や2度はシフランがトドメを与えているはずだよと返してくる。今作ではどのルートを通ってもミラベルが最後にトドメを刺しているため、自身の過去の記憶を思い出して言った言葉の可能性があるのかなって考える。
そうであっても、そうじゃなくてもどっちもかなりの苦痛を味わってループし続けたことには変わりないのは確かなので、本当に2人ともよく頑張ったね…と伝えたい・・・・・。
解放を願ってもう一人の自分を作り、手助けをしていくうちに本当にさまざまな感情が芽生えたんだろうなと思う。どうして自分ではなくコピーが…という気持ちを感じながらも、本当に苦しそうで、でも自分の気持ちを伝えることは出来なくて、嫌われたくなくて、みんなと一緒にいたくて、ともがき続けているシフランを見て…。ループは途中途中、みんなには話してみた?とかみんなの手を借りなくていいの?みたいなことをシフランに言ってくれるんだけど、もしかしたら星になった時からループを抜け出す手引きを宇宙から台本を渡されていたのかもしれない。解を話してしまうことで自分が消えてしまう、そういう約束の上で存在していたのかもしれない。
でもループは自分は鏡だ、と表現することもあり、本当にシフランが自問自答をしていたと考えたっていいのかもしれない。みんなに話さなくていいの?―(みんなの負担になることを)話す必要は無い。みんなの手を借りなくていいの?―(みんなを煩わせたくない)手を貸すのは僕の方だ。最初こそプレイヤーにさえシークレットにしていたシフランの心境をキャラクターとしての、時間の繰り返しとしての「ループ」を通して知っていく。
合言葉で開けられる先で見つける日記がだいぶ月日が経っていそうな表現で置かれていたけど、ループをすれば全てが元通りの館でどうしてループが書いたであろう日記は経年劣化していたんだろう。装備とかのようにずっと一緒にループしていたのかな、それとももう続けられなくなったときに永遠とそこに閉じこもって書き記した日記になるのかな、でもそうすると自分がいなくても王に会いに行ってしまう仲間たちはもう…とか、ループに関することをもっともっと知りたい気持ちが強くなってしまった。
見つけられない大団円の内容はもしかしたらループの過去に触れることだったりするんだろうか、それは…見た過ぎる…。
2周目ではループからの僕の正体って何だと思う?って問いには僕だ。を選んだんだけど、その時ギャハハハと笑い転げながらも、その答えについてはしっかり肯定はしている。あの、イザボーから過去へのタイムループをしてはいけない理由は?というジョークを聞いた時のシフランと同じで、図星を付かれてしまっていてまさに笑うしかなかったって感じなのかな。この回答を選んで最後銀貨を使用してループとの会話すると
(”鏡に映る自分の姿とループの姿は似ても似つかないけれど…”)の後の台詞が
(”きっとそうだ。”)から
(”だけど、僕は正しかったよな?ずっと正しかっただろ?”)という台詞に変わる。他の選択肢を選んで最後の会話がどう変わるのか見ていきたいけどループの正体の選択肢が結構多いんだよな…!?地道にやっていくしかない。
因みにループ戦は負けることも出来る。私は1周目91レベ、2周目99レベとシフランを強化しすぎていたのでリジェネ効果の付いた記憶が付いていたこともあり負けるのが大変だった。負けると演出が変わるけどゲームオーバーになることは無い。ループはシフランの気持ちも、頑張りも、全部見てきているから成り代わりたいという想いはあってもシフランを殺すことができない。ループもまた、自身を殺すことは出来るけどもう一人の自分を殺すことが出来ないんだ…。シフランから見ても、ループから見てももうお互い家族のような繋がりがあったんだろう。自分自身なのだからそれはそうなのかもしれないけれど…。ループへの理解が深まらなかった場合はどうなるんだろう?そもそもエピローグ中に話すことができないとか、結末が変わるとかなのかな?
ループは最後消えてしまうけれど、それはシフランが過去の自分(ループ)も愛せるようになり、未来へ向かう自分(シフラン)を愛していけると感じて、乖離していた自分が一つになって新たな旅に向けて歩き出したからなのかもしれない。でもでも!!また会える気がするって言っていたし、みんなから直接お礼を貰わなきゃならいって言ってたし、シフランの銀貨を返さなきゃって言ってたし!今度はシフランの本体とコピーという形ではなく、新しい友人、新たな家族として一緒に旅をしていく物語が始まるかもしれないよね!次回作の伏線だったりするかもしれないよね!?
シフラン、ミラベル、イザボー、オディール、ボニー…そしてニルとループを加えた新たな旅…想像するだけでも楽しそう、絶対楽しい。
大団円がどういった形を指すのか未だに試行錯誤したり、海外コミュニティを覗いてみては頑張って訳してみたりしているけど見つからない。
実績をすべて取った上で2周目をクリアしたけど、ニューゲームを選ぶと再びウツロイ様から大団円を見届けていないと言われてしまうので…
うっそだろお前…!?
まだまだ探索すべき場所や会話を拾えていないのかもしれないなんて…!
この沼…深すぎるぞIn Stars And Time…!!!
実績について
シークレットも含め43個存在する。
ある程度意識しないと取れない実績もあるので素直にニューゲームで集めるほうが良いと思う。
1:開場
準備を済ませる。シフランが館に突入する。Act1でストーリー上で入手
2:トイトイトイ!
はじめて死亡する。ストーリー上で入手
3:幕間
王に殺される。ストーリー上で入手。
4:終幕
王を倒す。ストーリー上で入手。
5:アンコール!
幕引きを見届ける。侍祭長と話す。ストーリー上で入手。
6:ともだちクエスト
ミラベルとお喋りする。ミラベルイベントを進めることで入手。
幕引きを見届けた後、ミラベルに何か手伝ってほしいことは無いか?と尋ねてフラグを立てる。
3階の笑顔のカギを入手後、開通しひたすら左の部屋がミラベルの部屋。ルームメイトのベッドを調べて考え事をさせている間に、ミラベルのドレッサーを調べるとミラベルが人選びをしていることに気が付く。
ドーモンドに戻り、”誰を選ぶの?”という選択肢を選ぶことでイベントに入ることができる。
途中の選択肢はどれを選んでも結末は変わらない。
7:おつかいクエスト
オディールと行動する。オディールイベントを進めることで入手。
幕引きを見届けた後、オディールに何か手伝うことは無いか尋ねてフラグを立てる。
2階の侍祭長の部屋でグーのカギを入手後に入ることが出来る館の図書館の秘密の書庫で貸し出しリストを調べることでドーモンドの本屋の店主が借りたということを知れる。
ドーモンドに戻りオディールに”あぁ、パン屋にあるって聞いたよ!”という選択肢を選ぶとイベントに入ることができる。パン屋の店主と話したあと、ドーモンド東の料理を準備している家の住人に話しかける、外に出て子供たちに話しかけ、
”一族の物語について知っている?”→”ジョークを教えてあげる”
の選択肢でOK。その後パン屋に戻り、パン屋の娘に話しかけることでクリアできる。
因みに2回目以降はパン屋の店主に話しかけたあと娘に話しかけることでイベントを短縮することが出来る。この時恐らく不審な行動としてオディールから目を向けられているので、そう見られたくないのであれば避けるほうが無難。
8:チュートリアルクエスト
ボニーと行動する。ボニーイベントを進めることで入手。
幕引きを見届けた後、ボニーに手伝うことは無いかと尋ねることでフラグを立てる。次回のループ後からボニーの好きな食べ物について答えることが出来る。
”お米だろ。”→パイナップルでしょ。”→”サモサだよね。”→
”…チーズなし、ポテト入り?” でクリアできる。
因みにこれらを食していなくても当て推量で回答すること自体は出来る。
ちゃんとこれらを休憩所で選択するとシフランの反応が見られる。
9:え?べつにヘルプは必要ないけど?
イザボーと行動する。3人の家族を手伝ったあとに手伝えることは無いか/みんなを手伝ってきたよ。と尋ねるとイベントに入ることが出来る。
10:今この瞬間…
みんなと行動を共にしてから幕引きを見届ける。6~9のイベントを通過した上で王を倒して侍祭長と話しかけることで取得できる。
11:…僕は愛されている
3回、みんなと行動を共にしてから幕引きを見届ける。10を3回繰り返す。
12:ノスタルジー
王と話す。Act3クリア。ストーリー上で入手。
13:それが理由?
ループについて深く知る。Act4クリア。ストーリー上で入手。
14:エピローグ
ヴォーガルドを救う。Act5クリア。ストーリー上で入手。
15:カァァァット!
抜け出す。Act6クリア。ストーリー上で入手。
16:い、いまの声は?
神像に話しかける。ウツロイ様と話すことで入手。
3階でナイフキーを手に入れた後、ウツロイの像の元へ戻るとフラグを立てることが出来る。ミラベルイベントをクリアするという前提が必要。次回のループ中に館中の壊れたウツロイ像を調べると、ミラベルからウツロイ様に興味があるの?と尋ねられる。興味があるといった旨を伝えることでウツロイ様の像について知ることが出来る。その後再度ナイフキーを入手し、戻ってウツロイ像を調べるとイベントに入ることが出来る。
17:待ってください…
待ち続けます。通常ルートでイザボーの言葉を5回(らしい)聞くことで入手
18:オトナってやつは!
話をする。3階に入って右側、鏡像がある部屋の右隣りの雫をどかして入れる部屋でボニーがシフランに読ませたくない本を見つける。
その後1階に入って右側の食堂(チェッカーの話やカトラリーの話が聞ける部屋)の右隅の本棚を調べるとボニーが葬儀の本を読んでいたことを知ることが出来る。
2回目のおやつ休憩中(2階クリア後)にボニーにその話をすることで入手。
(1度目はシフランがショックを受けてループしてしまうので2度この場所に向かわなければならない)
19:アヤシイ…
なかなか行動がありません。
シフランが不審な行動を取り続けることで入手。
必ず通過しなければならないのが「時のクラフト」と「願いのクラフト」に関する本を全て見る必要があるということ。
1階→卵のカギを手に入れたあと一番左のワックスが保管された部屋の本。
「そうそうここ」で開けられる部屋の本棚。
2階→グーのカギで開けた先、館の図書館の秘密の書庫の真ん中の本棚。
3階→3階フロア入って右の右下の部屋にあるカ・ビュー語で書かれた本。
笑顔のカギで開けた先を進み、3方向に分かれた部屋の右側、合言葉で開けた先の部屋の奥の本を調べる。
道中はなるべく不審な行動を取り続.けていく。不審な行動を行うと特殊なSEが流れる。アクセサリーや武器が置いてあった場所を調べる、ミラベルバリアを取得できた本を調べる、オディールイベ通過後で挑んでいるなら秘密の書庫の貸し出しリストを調べる 等
20:教訓
教えるって…。家族クエストを全て通過した状態で2階の教室の黒板を調べると取得できる。
21:魔が差して…
肩を意識するうちに…。17を取得後にイザボーに話しかけ、肩に触れようとする場面中に”(…。)”を選択すると取得できる。
22:そのネタは聞いた
シャレにならないよ…。Act4中にイザボーに話しかけ、(何も言わずにいる)を選択し、ジョークを3回聞くと取得できる。
23:ボニーのおいしいレストラン
おやつについて…。ボニーのおやつを全て食べみることで取得できる。
24:かわいいよ!
スパイシーな食べ物について…。3階に入って右側、右下の部屋にある本を調べ、オディールのことを可愛いと同意をすると取得できる。
25:今見た?
幽霊を見る。シフランの幽霊を見ると取得できる。
幽霊の出現位置は
1階:卵のカギを取得後に入れる通路のみの場所。
2階:2階に入って右の通路のみの場所。
3階:トイレとウツロイ様の像の部屋の間にある通路。
26:シフラ~ン、うしろうしろ!
同じループ中に幽霊を3回みる。1回のループ中に25で記載した場所の幽霊を見ることで取得できる。事前にセーブを取って、いなければロードするを繰り返すことで取れるので、幽霊が見れたらセーブ!次の階の幽霊の出る部屋に入る直前でセーブ!いなければロード!を忘れずにいれば大丈夫だろう。
ループ回数が多ければ多いほど確率が上がるかどうかまではわからない。
取得時には既に200ループを超えていたので…でも比較的意識さえすれば難しくはなかった実績。
27:ジャックポット!
はじめてジャックポット・スキルを発動させます。チュートリアル中に取得出来ている…はず。
28:もう!
10回ループする。
29:いっ!
50回ループする。
30:かい!
100回ループする。3階か王でループを繰り返せば簡単に取得できる。
31:おつりをどうぞ
また出来事を思い出した。Act4中に銀貨を使用することで過去を思い出すだろう…過去を思い出すことで取得。
32:刃物に注意!
雫で20回ループをした状態でループと会話をするとダガーを使ったループの話を聞ける。話を聞くことで取得。
33:カンスト
同じループ中に全員のレベルが上限に到達する。
敵から逃げずにクリアを目指していれば割といいところまでシフランのレベル自体は上がっていると思う。ただし家族のレベルは1階スタートからにすると45レベ開始のため3階でレベリングするのが一番手っ取り早い。
シフランのレベルは99が限界値で、家族のレベルは75が限界値。
私のやり方は
3階の中ボスが7000expを落としてくれるため、衝突の記憶に余裕があるなら3階クリアへループ→中ボスを倒す が効率的だった。家族のレベリングをする際は「家族の記憶」を装備するのを忘れずに。家族の方が先にカンストしてしまい、衝突の記憶が足りなくなってしまった場合は、3階スタートへループし敗北の記憶に切り替えて、Act4から使えるシフランのチョキクラフトを使って敵を瞬殺していきながら衝突の記憶貯めをしつつ中ボスまで倒したらまた3階スタートへループする という手順を踏んで稼いでいた。
どうやら中ボスを倒したときにカンストしてしまうと実績が取れない場合があるらしい?ので注意。
かく言う自分も家族が先にカンストした状態で、雑魚戦でシフランがカンストしたにも関わらず、シフランがカンストした直後では実績が取れず、その後何度か戦闘をこなしていたら実績が取得できたので、もし同じような状態になってしまったら慌てずに何度か戦闘をしてみてほしい…
34:武器庫
同じループ中にすべての武器を手に入れます。
これに関しては本当に1ループ中に手に入れなければならないのか分からずにいたため(1周目でグリドルパンを見つけられなかった為)、私は2周目で1ループで取れるタイミングまで道中の武器を拾わずに取っておいた。武器は全部で8個。
①グリドルパン:
ドーモンドの東にある料理をしている住人のカトラリーを調べる。この武器は最初から調べても出てこない。Act3~4の間に調べるといいはず。(Act2の後半あたりから取れるって書いてくれてた人もいたんだけど私は取れなかった…)
②初版本:
キャッスル城の呪いシリーズの最終巻の結末をドーモンド入ってすぐ左手前の家の住人に伝えると手に入る。
③ニードルソード:
1階の死の廊下を抜けた先のフロアを左、入って手前の部屋の壁にかけてある剣を調べる
④鉄なべ:
1階の死の廊下を抜けた先のフロアを右、紋章を使って雫を超えたキッチンの流し台を調べる
⑤園芸ばさみ:
2階に入って左へ、植物室のロッカーを調べる
⑥重たい本:
グーのカギを使って開けた先の図書館で右側にある開かれた本を調べる
⑦紙細工ハンド:
3階に入って左、下側の部屋の陶芸室の棚を調べる
⑧ナイフキー:
ナイフキーに砥石を使うことで入手。
ナイフキー(武器)を取得するまでの手順はまずは一度ナイフキー(アイテム)で3階の髪を斬り、壊れてしまい研ぐことが出来れば使えるかも…とシフランに思わせなければならない。その後、1階のニードルソードが置いてあった部屋の右の金床などを調べると砥石を見つけることが出来る。再度ナイフキーを入手し砥石を使用して今度は研ぎ方を思い出す過程に入ってもらう。2階へ戻り、チョキのカギがあった本泥棒の部屋で彫刻セットを調べるとシフランがどんな研ぎ方をしているのかをみんなが教えてくれるので、次回からナイフキーを上手く研ぐことが出来るようになり取得できる。
なので私は最初の王を倒す際(1ループ目)に
▼ドーモンドにいる間にキャッスルシリーズのファンの住人から最終巻を読みたいという要望を聞いておく。
▼3階の入って左、陶芸室にある開かれた本を調べる(87巻)
※ここで注意するべきはこのキャッスルシリーズは最後に調べた本の巻数をシフランが憶えて帰る という点で、隈なく探索したいタイプの人たちは絶対ミラベルの部屋の本棚を調べてしまうだろうという点(n敗)。
一度調べた本は再度調べても巻数を憶えてくれないので、全て探索し終え、ナイフキー(アイテム)を手に入れて3階の最初のフロアに戻された後に陶芸室に入るようにすれば失敗しない。また同じ陶芸室の部屋にある棚を調べてしまうと紙細工のハンドを拾ってしまうので注意
▼ナイフキー(アイテム)を使用して研ぐことが出来ればまた使えるかも…とシフランに気付いてもらう
▼王を倒してドーモンドに戻る
2ループ目(家族クエストの前提を拾いながらやるといいかも)
▼キャッスルシリーズの87巻が最終巻かどうかを住人に伝える。(内容を見て憶えてくるか…とシフランが反応する)
▼1階の死の廊下を抜けた先のフロアを左、手前の鍛冶場で砥石を拾う
※ニードルソードには触れないように
▼ナイフキー(アイテム)を手に入れたら砥石を使用してシフランに研ぎ方を思い出す過程に入ってもらう
▼再度陶芸室でキャッスルシリーズの87巻を読む
これは先に調べても後に調べてもミラベルが読み聞かせてくれて、シフランがきちんと憶えて帰ってくれるのでどのタイミングで調べても大丈夫。
▼王を倒してドーモンドに帰る
3ループ目(多分Act3から…?)
▼セーブをして、ドーモンド東の料理をする住人の家でグリルドパンがまず拾えるかどうか調べる(拾えるタイミングまでストーリーを進めていく)
▼グリドルパンを拾えることを確認したら、キャッスルシリーズの最終巻の内容を住人に伝え、初版本を手に入れる
▼1階で砥石、ニードルソード、鉄なべを回収する
▼2階で園芸ばさみ、重たい本を回収する
▼3階で紙細工のハンドを回収する
▼ナイフキー(アイテム)に砥石を使用し”鋭くなぁれ、鋭くなぁれ、鋭くなぁれ…”と呟きながらナイフキー(武器)を入手する
お疲れさまでした!実績取得出来ているはず!
35:おしゃれ番長
全てのアクセサリーを手に入れられます。全部で5個
これは1ループで取る必要がないことが確認出来ているのでクリアまでに取得できればOK
①半透明メガネ
1階の死の廊下を抜けた先のフロアを左、ワックスの置かれた部屋のロッカーを調べる
②1階の死の廊下を抜けた先のフロアを左、割れた卵のカギが置かれた部屋の奥のベッドを調べる
③2階に入って右、紋章を使って雫を退ける場面で上を選択し、部屋のベッドを調べる
④おしゃれリボン
ドーモンドに入ってすぐ左のおしゃれさんがミラベルのファンだということを知り、ミラベルに"君にはファンがいるんだな!"と伝え、思い出せるフラグを立てる。
2階に入って右、教室で左下の机を調べるとミラベルがおしゃれさんを思い出すのでドーモンドに戻り、おしゃれさんにミラベルが思っていることを伝えファンレターを書いてもらう。
ファンレターをミラベルに渡すと入手できる
⑤星空の帽子
Act4で記憶たちの記憶を手に入れた後、3階に入って左、笑顔のカギで開けた先の3方向に分かれた部屋のうちの右、合言葉で開けられる部屋の開かれた本の右隣りの引き出し
36:頭からっぽ
全ての記憶を手に入れる。
▼シフラン(全17個 のはず)
・自分自身の記憶
・鍵の記憶
・哀し身の記憶
チュートリアルの哀し身で、(またあのバカな哀し身だ。)⇒(攻撃する。)
・幽霊の記憶
実績26クリア
・ふれあいの記憶
実績21のクリア
・釣りの記憶
ドーモンドで複数回釣りをする。
・タルの記憶
館のタルをたくさん調べる
・柱の記憶
館の柱をたくさん調べる
・爆弾の記憶
爆弾を作成する。
長いナニカ…ドーモンドの合言葉の家で「ウツロイ」
短いガジェット…ミラベルの部屋の相方のロッカー
ヒミツの材料…3階中ボスの後のルームメイトを調べる
3つ手に入れた後いずれかを調べると作成できる
※バグで長いナニカを持っていなくても爆弾が作成出来たりする。
・ナイフキーの記憶
ナイフキー(武器)を入手する
・ループの記憶
実績2のクリア
・敗北の記憶
実績3のクリア
・勝利の記憶
実績4のクリア
・家族の記憶
実績10のクリア
・記憶たちの記憶
実績12のクリア
・(からっぽの記憶)
Act5で装備している
・(旅の記憶)
Act6で装備している
▼ミラベル (全8個)
・ミラベルの記憶
・信仰の記憶
実績6をクリア
・尻叩きの記憶
通常ルートで3回目の休憩所へ到達する
・ウツロイの神の記憶
実績16のクリア
・学習の記憶
実績20のクリア
・ラブリームービングキュアの記憶
レベル47
・シャイニングライフの記憶
レベル50
・メガスパークヒールの記憶
レベル52
▼イザボー (全8個)
・イザボーの記憶
・星降る夜の記憶
実績9のクリア
・反射の記憶
3階の鏡を調べる
・告白の記憶
実績17のクリア
・ダジャレの記憶
実績22のクリア
・貧弱ゥ!の記憶
レベル46
・ガードブレイク!の記憶
レベル49
・まだまだァ!の記憶
レベル54
▼オディール (全8個)
・オディールの記憶
・秘密の任務の記憶
実績7のクリア
・トニックの記憶
1階の死の廊下を抜けた前のエリア左で2ループ分
アイテムを集めようとする
・先制攻撃の記憶
実績24のクリア
・ある秘密の記憶
実績19のクリア
・パーαⅤの記憶
レベル49
・クラフトバフの記憶
レベル53
・クラフトブレイクの記憶
レベル55
▼ボニーの記憶 (全5個)
・ボニーの記憶
・修行の記憶
実績8のクリア
・おやつの記憶
休憩所でおやつを食べる
・避難部屋の記憶
実績23のクリア
・約束の記憶
実績18のクリア
▼その他 (実績には関与しない はず)
・衝突の記憶
哀し身を倒すと落とす記憶
・戦闘の記憶
衝突の記憶x5個分
・紛争の記憶
衝突の記憶x10個分
37:無謀にもほどがある!
パイナップルの輪切りを食べる。2回目の休憩所でパイナップルを選択する
38:1000通りの死に方
あらゆる死に方を経験する。
・涙に触れる
・哀し身に倒される
・王に倒される
・パイナップルを食べる
・バナナで滑って転ぶ
・ダガーで自殺をする
・岩で死ぬ(初回以外で)
39:大好きな芝居
幕引きを5回見届ける。
40:いらないってば、星くず君!
ループに思い出の品を提示。派手な花を見せればOK
41:どうしちゃったの…?
ループに思い出の品を特定のタイミングで見せます。
ループの近くで銀貨を使用することで取得。
ループに思い出を見せることが出来るようにするためにはループに(確か)15回以上話しかけて、思い出を見せられる状態にする必要がある。
42:舞台裏
ループとあらゆるトピックについて話し合う
こちらのサイトさんを参考に達成しました!圧倒的感謝…!
思ったよりしっかり狙ってやっていかないとならないので
着実に会話をすべて引き出してからストーリーを進めることをお勧めします
…頑張って日本語台詞で書き起こそうとしたんだけど全てをクリップで保存出来ていたわけじゃないのでもう1周してまた楽しむものとして割愛!
43:まるで独り言
ループと最後の言葉を交わします。
Act6でドーモンドにも戻って願いの木の下のループに会いに行く
憶えている限りの小ネタとか、そういうものへの反応
※の項目はクリップが見つけられず曖昧な項なので注意
シフラン
▼ミドルネーム無し、ラストネーム無し
▼男性寄りの中間
▼ループを繰り返したときにオディールから”いつもは小さなフェネックみたいなのに、今はヒョウのようだ。”と言われる。
▼背丈はプリティーンと変わらないと揶揄われている。シフラン曰く、ミラとも変わらない。(ミラベルはヒールのついた僕の靴を見て、それから自身のペタンコブーツを見る)
▼過去にチェッカーでイカサマをしている
▼過去に全てのアイテムをまぜこぜにして「スーパーポーション」を生み出している
▼ボニー「シフランはいろいろヘタっぴだけど、罠には詳しいんだぜ」
▼ぬいぐるみを忘れてしまった時、「僕の脳には、綿じゃなくてダジャレが詰まっているんだ」
▼永遠のお菓子を食べた時に桃が出てくるとシフランが(ボニーが桃を持っていたなんて、気が付かなかった。)(あれ…?そういえば一度、渡してくれたことがあったような…?)と思い出そうとする。答えは2階の教室で最初に泣き顔の鍵を手に入れた時に落ち込んだシフランを元気づけようとしてボニーが渡してくれる、でした。狂気ルート中に泣き顔の鍵を拾うときにはフルーツのことを思い出している。
▼彫刻をするときやダガーを研ぐ時にシフランは決まってブツブツ言葉を呟く。「目元は左右対称、目元は左右対称…」「オオカミっぽくなれ、オオカミっぽくなれ…」「自分の手を刺すな、自分の手を刺すな…」オディール人形を彫刻刀で作る際に呟いた言葉は「ブサイクになるなブサイクになるなブサイクになるな…」
▼記憶にはないが過去に癖っ毛の人の髪の手入れをしていたことがある
※記憶にはないが過去に魚のカマ焼きを好んでいた人物がいて、合わせて食べようとしていたことがある
▼シフランの髪はもともとは明るい色で、毛先の暗い色は染めたときのもの
▼シフランのマントや帽子にはバックステッチという頑丈な縫い方をしている。見た目よりも機能重視。温度調整や成長に合わせて大きくなるクラフトが施してある。イザボー「君にこのマントを与えた人は、君にずっと快適で心地よく過ごしてほしかったってことだよ、シフ!」
※シフが幼少期に食べていたサトイモのフリットはコショウ入り
▼芝居、演劇を見るのが好きで一番好きなのはポテリアの演劇
▼昔、両親を驚かせようと思って浜辺へ行き、ボートを使って家出をしたことがある。
▼ポテト入りのサモサがそこまで好きじゃない
▼アルコールが苦手
▼カニは美味しいもの
▼ウツロイの神像に向かってみんなが祈っている際に祈りを拒否すると”僕のじゃない、僕のじゃない、僕のじゃない。”という心の声を知れる。願いの話かと思っていたけど、スタートアゲインプログラムでは”私のじゃない、私のじゃない、私の神様じゃない”と否定している。
▼ダガーで自分以外を選択しようとすると(”そんなことを考えるな!”)(”絶対にしない!”)(”しないぞ!”)と何度か否定した後自殺する。どんなにプレイヤーがそうさせようとしてもシフランはダガーで家族を傷つけることは出来ない。
▼バナナでループを繰り返すと1回目の休憩所でプランテンチップスが食べられなくなる。その際、イザボーが代わりにクッキーをくれる。
▼シフ呼びはイザボー専用。イザベルはシフラン、オディールもシフラン、ボニーはフラン、ループから星くず君と呼ばれている。
▼過去に違う服としてワンピースを着ていたことがある。
▼トイレイベントで一度オディールの名前が思い出せなくなってしまうことがある
▼狂気中にトイレに行こうとすると願いについての答えに気が付いている様子がわかる。
▼みんながボニーがやってはダメだと否定しているものに対してシフランはいいよと許してくれる時がある。その中の一つがウォッカを飲ませてくれたこと(実際はただの水を飲ませたイタズラを仕掛けていただけ)
ミラベル
▼キャッスル城の呪いシリーズのファン。その熱意はサイン入りの本まで所持しているほど
▼ホラー小説や恋愛小説も好き。シャーデンフロイデ作品も好んでいる。
▼150以上の講義を受けたことがある。
▼ミラベルのピアスは高かったけど可愛い
▼イザボーがシフランへ好意を抱いていることに気付いていなかった。(トイレイベントで知ったり、エピローグの告白で知ることになる。)
▼身長はシフランよりは少し高い。
▼陶芸教室の最中、人にぶつかり人間ドミノ倒しをしてしまったことがある。
▼侍祭長曰く、教室を吹き飛ばしたことがある
▼植物を育てるのは苦手
▼ウツロイ神像のデザインは笑わずにはいられない程
▼することメモに描かれた”太くて、にょろにょろした線”はミラベル曰く”うねうねしたリボン”
▼ウツロイの館のチラシに”目をキラキラさせた人たちが手をつないでいる絵”を描いている
▼ミラベルのブローチは歩くたびに「リンリン」という音が鳴る
▼シフランからはミラ、イザボーからもミラ、オディールからはミラベル、ボニーからはベル、ループからは侍祭君と呼ばれている
イザボー
▼パーティ内ではかなりの高身長。あと2センチ欲しい。ハイヒールはあんよが痛くなるし牛乳は気分が悪くなってしまう
▼旅が終わったら防衛隊には戻らず服のデザイナーになりたい
▼オディールと一緒にバーへ出かけたことがある
▼ロマンスやロマンティックなことが好き
▼一回目の休憩所でイザボーから促される前に”アメイジングでワンダフルな愉快番長イザボー”と呼びかけると驚いてクッキーを粉々にしてしまう
▼シフランからはイザ、ミラベルはイザボー、オディールからもイザボー、ボニーからはザー、ループからは戦士君と呼ばれている
▼詩的なものや恋愛小説が好き
オディール
▼パーティ内では最年長。本人曰く肉体は最高の状態。オディールを連れた状態で爆走さんに話しかけると息切れしている。
▼シフランがカウンターにお尻をぶつけた際はその時の悲鳴を真似する、鳥や羊に話しかけると鳴き真似をするお茶目な一面がある。
▼シフランが仲間に加わった際、最初はミラベルへの刺客だと思っていた。
▼高所恐怖症
▼オディールが新しいことを学んでいるときは目がキラキラしている。
▼感情を読み取るのが苦手と自称している。
▼初恋は20代で過去に嫌いな人を好きになったことがある。
▼過去にストーカーがいたことがある
▼カ・ビューには神々?精霊?表像?という万物の象徴がおり、その数は数千にもなる。オディールはその中でも探求の表像、執筆の表像、創造の表像、戦闘と勝利の表像を信仰していた
▼カ・ビューでは肉体のクラフトは表向きには投獄される行為
▼既に知っていることでも質問し、人の考えを聞こうと思っている。
▼シフランからはオディール、ミラベルからはマダム、イザボーからはオディール、ボニーからはディール、ループからは研究者君と呼ばれている。
▼イルカが嫌い
ボニー
▼最年少で一番背が低い
▼姉の名前はペトロニル。ニル。
▼過去にキッチンを爆発させたことがある。
▼子供同士で遊ぶのは好きじゃない
▼ボニーの靴が大きいのはニルを驚かせないようにするため
▼ボニーのイヤリングは物が引っかけられる
▼2階の図書館にある料理の本は通常ルートと家族ルートでボニーの反応が変わる。家族ルートだとニルの話をしてくれる
▼シフランからはボニー、ボンボン、ミラベルからはボニー、イザボーからはボンボン、プリティーン、オディールからはボニファス、ループからはちびっ子君と呼ばれている
▼カニが嫌い
▼演劇の中のキスは紙をはさんでキスしていると思っている
▼においに敏感でワックスやクラフトのにおいを物や食べ物の名前で表現する。
▼授業や退屈な話はあまりきちんと聞いていない
その他
▼魚釣りは低確率で魚が釣れる
▼花は家族以外にも王、侍祭長、ループに渡すことが出来る
▼空想さんには妹がいて、名前が思い出せない国に出かけたことによって忘れてしまう。エピローグでは夢の中で再会している
▼ループはシフランと同じ刺突のクラフト使い
終わりに
まだまだ分からないことだったり、知りたいことが多すぎるよISAT!!
シフランの故郷の話を聞いてみたいし、ミラの教室を吹っ飛ばした話も聞いてみたいし、イザが作る服を私も見てみたいし、オディールの故郷のカ・ビューを実際見てみたいし、ボニーのお姉さんにも会ってみたい…!!
ループと再会して銀貨を返したりみんなからお礼を言われて照れてしまう姿だって見てみたい…!
ミラベルが王の時を止めたであろう2階の図書館の秘密の書庫の一番右にあった反射のクラフトを覚えた経緯だって知りたいし、オディールがシフランをループさせないようにしたクラフトも一体何だったのか知りたいし、イザボーとシフランが何処にデートに行くのかだって知りたいし、ボニーが作るカ・ビュー料理を食べて幸せな気分になる皆だって見てみたい…
まだまだ書き足りないことだったり、今は思い出せないことがあったりとしてしれっと更新しているかもしれない。けれど、もうかれこれ1週間くらいはこの記事を書き続けていて、私も新たな冒険(3周目)や他の方の感想や考察を聞いて見て回りたい…!全人類、もっとIn Stars And Timeを知ってくれ…!プレイしてくれ…!そして評価されてくれ!愛してくれ!
ホントか嘘か、この思いを伝えたくて初めて立ち上げてみたnoteも31000字を超えている。数ある記事の中で、見つけてもらい、こんなところまで辿り着いた人の方が少ないと思うが、もし読んでくれている人がいるなら、私の一方的な愛に付き合ってもらえたなんて、こんなに幸せなことはない。
ありがとうIn stars And Time、ありがとうシフラン、素敵な出会いに感謝いたします。そしてこの作品を生み出してくれたスタッフ様一同に最大限の愛と感謝と拍手を贈らせてください。
間違いなく私の人生の中に残る作品です。