私の乗り越えかた。
昔、愛人(ラマン)という映画を観ました。
貧しい暮らしの15歳の女の子が、中国系のお金持ちの男性と恋に落ちる国境や身分を越えた切ないラブストーリーです。
冒頭はおばあさん(主人公)がペンを走らせ書き物をしているシーンから始まります。おばあさんは書き物をしながら、あの切ない少女時代を振り返るという流れです。
この書き物シーンはラストシーンにも繋がります。
てなわけで今日私がnoteに書き残したいことは、私が日常で悲しかったり苦しかったりの出来事に遭遇するたび、このおばあさんと私自身を重ね合わせ、私は今お婆さん。という設定の妄想をするのです。
年老いて自叙伝を書いている私。
今はようやく落ち着き幸せな人生だけど、若い時は苦労したものだわ。
あの時アレがああしてこうしてああなって 以下略
そしてお決まりのセリフ。
「その時、私は◯◯才になっていた」
と嗄れた私自身の声でナレーションが流れる(全て妄想)
2024年の私は本当はすでにお婆さんで、今の苦しみは若い頃の自分を回顧しているのだと思い込み乗り越えるようにしています。
そんなの夢がないと思われるかもしれないが、今を生きている自分も何だかんだ言いながらも自叙伝のネタが増えたわ、経験値が上がったわと言いながら毎日を過ごせているから。
愛人〜ラ・マン〜久しぶりにまた観たくなってきました。