冷房の効いた部屋
毎日暑いですね。蒸されてる。
何もしなくても汗、な日々のため、蒸し風呂から冷房の効いた部屋に入る、あの快適さを感じる瞬間が増えました。
その度に思い出す言葉があります。
吹奏楽部だった時、「シンフォニア・ノビリッシマ」という曲を演奏したことがある。
ゴージャスで吹いていてすごく楽しい曲なんですが、
曲の雰囲気が変わる3:07〜、指導の先生が「暑い時に冷房の効いた部屋に入った時のイメージで」と指示したのをすごく覚えています。
3:07〜から聴いてみてください。本当に冷房の効いた部屋に入った気になります。
曲にある色々な背景や思いを体現する時、実際の出来事から着想を得た曲ならばその出来事について調べたり、恋の曲ならば登場人物の心情を想像したり。
楽譜上の音符をなぞる以外のことをすることもあったのですが、先程の言葉みたいに、曲とは全然関係ない事でも、そのイメージを的確に表した言葉や指示によって、曲を格段に表現しやすくなることがありました。
この作曲者が、冷房の効いた部屋に入った時のあのイメージを曲にした可能性はほとんどないと思うのですが!(笑)
何が言いたいかって言うと、曲を聴いてイメージを的確に言葉で表現できるのって凄いな〜と!自分の中で先生の言葉が印象的だったから、何年も経った今もこうして覚えているんだと思います。
自分も、曲や絵や味を、そうやって的確に言葉で表せるようになりたいなってつくづく思う。
あ、聖子ちゃんの「小麦色のマーメイド」も、同じように冷房の効いた部屋に入る快適さを感じる曲だと個人的に思います!
イントロから冷房が効いてる。歌詞としては、プール・水しぶき・デッキチェアーなどが出てくるので、確実に外なんですね。太陽の降り注ぐ夏の情景なのに、全体的にずっと涼しげな雰囲気が漂ってます。
こんなに暑い日は、歌謡曲が聴きたくなる。
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