ラストシーン

特別なすごい人になりたかった。
でも面倒事は嫌だった。
犯罪者にでもなれたなら少しは形が出来る。
ただそれすら怖い。
好きなことで大成できるのならそれが一番というが、
そんなに世界は甘くない。

結局、気狂いに憧れ、なりたがってるごく普通の一般人だったってオチらしいよ。つまらないね。
でもこれが幸せというなら、世界とか宇宙とか、もうダメだな。

「生きてる感覚は死際に分かる」
YouTubeでキャラクターが言っていた。

戦争の地にいる人達は、幸せが当たり前になったらどうなるだろうか。
生きてる感覚が欲しいのだろうか
SAN値チェックが入る世界なら、どれほど綺麗なのだろうか。
気狂いになるには、どれほど苦しめばいいのだろうか。

とりあえず、感情を意図して出さないようにしていこうと思う。
ピエロになろうと思う。

結末や如何に。