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実体験の感動が2年越しに伝わった話
Bポジけーりん大学校長のけーりん(唐仁原けいこさん)は、B(橋渡し役)として紹介がうまくできれば稼げると言ってます。
もっと稼ぎたいと思った時に、自分のコンテンツや商品などを作るには時間や労力がとてもかかる。だからすでにあるいいものを、人に紹介して報酬をいただけるようになれば食べていけるよ、と言うのです。
いまひとつ、まだわたしは「紹介だけで食べていけるほどの収入を得る」ということに、自分自身イメージがわかない、というのが正直なところ‥
でも、紹介力をもってここまで成功したけーりんがそういうのだから、きっとそうなんだろうなと思います。だけど実際、自分がなにを誰に紹介して、どうやって収入を得るのか、と考えると、ちょっとわかんないな、という感じ。
その、紹介するときのポイントとしてけーりんが挙げるのが、自分が実際に体験したこと(自分がその商品を使った体験)と、感動(その商品が自分にとっていかによかったかという)を伝えること、です。
ひとは、自分が実際に体験したことや感動したことは話しやすく、伝わりやすいんだって。たしかに。
と、こういう話を講義動画で聞いていて、思い出したことがあります。
⭐︎⭐︎
それは、娘の高校の卒業式のあと。部活のママ友でカフェに集まり、3年間をふりかえったり、これからの大学生活のあれこれを報告しあってました。
〇〇ちゃんはどこ大だって?遠くまで行くんだねぇ。寂しい?引越しはいつ?なんて、そんな話。
そのなかで、かなり遠くの大学に進学する子がいました。
すごいね、よくおもいきったねぇ。
わたしが話しかけました。一年生のはじめのころに、たしか「大学行くのに一人暮らしさせるなんて、とてもじゃないけど(経済的に)大変だよね〜」って話をしてた気がするんだけどな、と思いながらそう言うと、そのママは言いました。
あのときさ、〇〇ちゃんのママ(私のこと)が、「大学のとき家を出て、ほんとに楽しかったし、出させてもらってよかった」って言ってたのを覚えてたんだよ。それで、娘がその大学がいい、って言った時、それもアリかもなって思ったんだよね。
わたし自身、大学は実家を離れ、一人暮らしさせてもらいました。それは楽しく濃い4年間で、いい思い出たくさんできまして。いまも、親に感謝する一番は、県外に進学するのを認めてくれたこと、といつも言うのです。
その話をそのママ友さんと話したことは、全然覚えてませんでした。そんな話したかなあ?って。
だけど、わたしが何気なく言ったことが、その子の進学先の決断に、多少なりとも影響はしたみたいです。
2年前に何気なく言った言葉。ただただ、自分の実体験と、そのときの感動(その年齢ならではの、1人暮らしだからこそできた体験や、それがいまもいい思い出になってること)を話しただけ。
そんなはなしが、人の行動に影響を与えて、その結果、その子はいまとっても楽しそうに、遠い地でイキイキと学生生活を送ってるようです。
ちょっと自己満足かもしれません。いいように言い過ぎてるかもしれません。
この話は、なにか商品を売った話ではないので、紹介っていうのとはちょっと違います。
でも、根本は同じなんだと感じています。けーりんが言うように、実体験とその感動を伝えることって、大事なんだなぁと思い出した出来事でした。
これから、けーりんがいうように、体験することに時間・労力・お金を使うように心がけようと思ってますわ。