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テストベースとテストアイテム〜低音楽器の試作機ではない

良い子のみんなー!
愛と平和を歌って笑顔を届ける愉快なピエロ、MR.SMILEだよー🤡

今回からテストプロセスの前半戦の要とも言える
テスト分析を紹介するよ。

分かりにくい用語が盛りだくさんの
テスト分析なので一気に解説すると
書く方の僕も、読む方の良い子のみんなも
疲れるのでニ分割にさせてもらうね。

早速、関連する言葉の解説からいくよ。

シフトレフト


最近、 IT業界内で流行ってる
シフトレフトと言う言葉を解説しておくね。

時間軸の左に動かすからシフトレフト


シフトレフトって言うのはね、
ソフトウェア開発プロジェクトの
コストが低い左側の工程に対して
開発、テスト側(運用を含む場合もある)
の視点からレビューとか早めのテストで
問題点の早期発見、早期解決により、
手戻りを抑えることでコストを減らしながら、
品質も向上させるための考え方だよ。

ここから本題


話を戻してテスト分析なんだけど
割と多くの現場、ソフトウェアテスト技術者が
すっ飛ばしてテスト設計やテスト実装の
作業に取り掛かりがちなんだけど、
実はかなり重要でシフトレフトの
考え方にも通じる活動なんだ。

結局、なんするん?


一言で言うとJSTQB FLシラバス曰く
「何をテストするか」を決定する
ことらしいんだ。

主な活動は

・テストレベルごとに適切なテストベースを分析する。
・テストベースとテストアイテムを評価して、さまざまな種類の欠陥を識別する
・テストすべきフィーチャーとフィーチャーのセットを識別する。

JSTQB FLシラバス 1.4.2 テストの活動とタスク

と定義されているよ。

、、、分かりにくいよね?
実際の現場でこんなカタカナ英語を羅列したら
逆に「こいつ何人や?日本語で喋れや!」と
怒られるんじゃないかな?

テストレベル


テストレベルは大別して
単体(コンポーネント)テスト、
結合テスト、総合(システム)テスト、
受け入れテストと言うのがあるんだ。

各テストレベルについては、
改めて説明するから、
そんなのがあるんだ
くらいに思っててね。

テストベース


テストベースと言うのは、
テストの基になるもの。
つまり、要求分析や要件定義の各種資料、
基本設計書、詳細設計書や
仕様書なんかを指していて、
どんな製品やシステムなのか?
どんな入力で何を出力するのか?
などなどテストの手順や期待値を書く基になる
ドキュメントと言う理解でいいと思うよ。

プログラムを書くための基にもなる物だけど、
ソフトウェアテスト側から見ると
テストベースだから、そう呼ぶんだろうけど
「何それ?弦が4本ある低音楽器の試作機?」
とか誤解しちゃうよね?

結局、何するん?(本日、二回目)

テストレベルごとに適切なテストベースを分析する。

これは各テストレベルに対して、
どのドキュメントを基にテストするか?
を考えてねと言ってるんだ。

難しいねテスト分析


また、V字モデルと言う考え方があるけど、
これも改めて説明することになるから、
今はこれくらいにしておくよ。

明日はテスト分析の続き

・テストベースとテストアイテムを評価して、さまざまな種類の欠陥を識別する
・テストすべきフィーチャーとフィーチャーのセットを識別する。

を解説するねー

では、今回はこの辺で!
最後まで読んでくれた良い子のみんなー!
さんきゅーすまいる🤡

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