「また出しっぱなしにして!」と母ちゃんに怒られる前に〜構成管理
良い子のみんなー!
愛と平和を歌って笑顔を届ける愉快なピエロ、MR.SMILEだよー🤡
ようやく週末、良い子のみんなも
いっぱい遊んで楽しんだり、ゆっくり休んで
リフレッシュしようね!
僕は特に何も決めてないけど
ギターを触ったりして気分転換しようと思うよ。
その前にテストマネージャーが
テストプロセスで考える構成管理と言う
お仕事をサラッと紹介しておくね。
ラベルをつけたり収納ボックスを分けたり
構成管理は簡単に言うと、使った物を決められた場所に保管して後で探せるよう整理整頓することだよ。
プロジェクトやテストプロセスの一連の活動を通じて、テスト対象やテストアイテム(テスト対象の構成要素)の完全性と関連性を確保するために行うんだ。
「完全性」とは事前に決めたテスト対象、テストアイテムに抜け漏れがないことを指してるよ。
「関係性」はいくつかあるテストアイテム同士、またはテストアイテムとテストウェア(各種ドキュメント、テストデータやツールとか)の関連付けをすることだね。
そのためにテストアイテムとテストウェアに管理しやすい識別子(IDとか番号)をつけたり、バージョン管理や変更履歴の記録、ドキュメント化を行うよ。
こまめに片付けるクセをつけたい
構成管理の手順とか構成管理のためのツールはテスト計画の段階で決めておく必要があるよ。
テスト計画の話の中では
「• テストドキュメントの詳細レベルと構造の決定」
の部分に当たる内容だね。
バージョン管理ツールやテスト管理ツール、後は欠陥管理ツールなどが構成管理ツールと言う認識だよ。
良い子のみんなの中でIT業界経験のある子は
開発側がバージョン管理にも使ってるGitとか、
欠陥管理ツールでよく使われるRedmine、JIRA
とか聞いたことがあるんじゃないかな?
こう言った構成管理ツールは運用ルールがあって、割と抜け漏れなく反映されてる方なんだ。
一方、テスト分析、テスト設計、テスト実装、テスト実行で作ったドキュメントとかは変更履歴が残ってなかったり、一部のドキュメントの更新が漏れてたり、似たようなファイルが多くてどれが最新なんだか分からなくなったりしがちなんだよね。
例えば、テスト実行中にテスト実装やテスト設計が間違っていたことに気づいた場合、
・テスト実行のドキュメントは修正したけどテスト実装やテスト設計のドキュメントが直ってないケース
・テスト実行の作業を優先して後で他のドキュメントにも反映しようとして忘れてたケース
と言うことが多かったりするんだ。
ちょっと散らかってるな?と思ったら、すぐに片付けて整理整頓するクセをつけないと、いざ必要となった時に家中を探し回るのと同じ感じのことがお仕事でも起こり得るんだよね?
データにも4S運動
僕が若かりし頃、工場で働いてたことがあるんだけど「4S運動」と言うポスターが貼ってあったんだ。
工場で色んな道具やら機材が散らかってるとケガの元になるから安全のためにと言うヤツだったよ。
構成管理にも4S運動が必要かも知れないね。
・不要なデータを片付ける(バックアップとか)
・必要なデータは分かりやすく決められた場所に
・間違えそうなデータは削除
・管理しやすい状態をキープ
これができるようになれば成果物の提出の時に慌てずに済むはずだよ!
良い子のみんなは後回しにせず、遊び終わったらおもちゃをすぐにお片付けできるタイプかな?
もし、そうなら構成管理もバッチリだね!
では、今回はこの辺で!
最後まで読んでくれた良い子のみんなー!
さんきゅーすまいる🤡