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なぜ1日働くと、noteが書けないのか
仕事始めの1週間。あっという間に土曜日になりました。
平日1日仕事して、帰ってきたらnoteを書けない。
なぜだろう?
最初に思ったのは、「全身全霊」だからじゃないか?ということです。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)の著者、三宅香帆さんによると、「半身で働ける社会こそが、働きながら本を読める社会に繋がる」ようです。
たしかに三宅さんのいうとおり、我々は様々な文脈に生かされていて、仕事だけに生かされているわけじゃない。読書は自分とは関係ない他者を知る文脈を増やす手段であるからこそ、半身で働こうという提案には賛成です。1つの文脈に全身でコミットメントすることを良しするのは、そろそろやめても良いと私も思います。
一方で、今の自分はどうやら全身全霊なようです。仕事でインプット・アウトプットを繰り返し、1日の終わり頃には考える体力が残っていない、脳がくたくたの状態。スーパーで買い物するのもなかなか決められません。半身で今の職務を全うできないのは、環境が全身全霊を求めてくるのもあるけど自分がフルコミットしたい、というのもあります。仕事にぐっと集中する、というのは、実はある意味ではラクで楽しかったりするんですよね。そういう時期があることを否定しないし、一皮むける前の通過儀礼的な、ひとつの壁みたいなものなのかなと思います。
そんな日々の中でも大切にしたいこと。それは自分が上機嫌でいること。そして余白を持つこと。今週やってみてよかったのが、「その日にあった良いことを3つ振り返る」ことです。心が前向きになるし、時間が経っても「あんなことあったな」と覚えているものです。そうすると、できることに目を向けて、目の前のことを上機嫌で楽しめる。そんな気がします。