(111)菌が菌を抑制する
頭がよいとは?
昨日の話に通じる内容。
「コロナ」の感染予防のためにどこもかしこも除菌、除菌…。手洗い、消毒…と現在でもその傾向が続いている。
そもそも「コロナ」はウィルスで菌じゃない。生物じゃない。だから死んだりしないし死滅もしない。
それはそれとして、何から何まで除菌したりとやり過ぎることに私は違和感がある。
「安定して常在菌がいる」ことがお互いに牽制し合うので病気にかかりにくい。全部死滅させてはいけないと私は考えている人。
なぜ飛行機内だとインフルエンザなどにかかりやすいのかご存知ですか?
離陸前に客室を消毒してしまうからです。ある程度さまざまな菌やウィルスがいることによって、お互いに牽制し合い調和が取れている。
しかし無菌の状態に一人インフルエンザの人が入ってくると、インフルエンザウィルスは牽制されないので一人勝ち。よって客室はインフルエンザウィルスが増殖して蔓延してしまう。
それは全てに言えると思う。
洗い過ぎは逆効果。
何ごとも
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
全く意味がなくなる。
「消毒」の「馬◯の一つ覚え」ではなく「真理」を見てほしい。「真理」が分かればどう対応すべきか自ずと分かるものだ。
前日も話したが顔や体の常在菌を皆流してしまえば調和が取れない。その行先がどうなるのかをきちんと思考できる人のことを
「頭が良い」というのだと私は思う。
理数ができるというのは一つの側面でしかない。