些末な問題_240417_#284
『些末な問題を除かないと、本質的問題が見えなくなる。』
▼齋藤顕一さんの天声顕語に取り上げられている言葉です。
主任になった時に自分にはビジネスで通用できるものが何も無いと思い、何か身につけようと調べた結果、問題解決を勉強しました。
その時にハマったのがこの齋藤さんでした。
大阪弁のユーモア溢れる講義のビデオを見ながら、資料を確認し勉強しました。
今でも資料は時々見返しています。
そして今年になって購入した、関連する言葉集である天声顕語を毎朝チェックしています。
▼今日は、些末な問題にとらわれると、何が大事か見えなくなるという内容。
些末とは・・・全く重要でない、語く小さなこと。ささい。
よくあるんですよね。
調べているうちに、いろんなものが見えてしまい、ぶら下がって。
あれもこれも気になり、どんどん本質的問題から遠ざかっていくことが。
▼なので、この言葉を取り出せるようにしておき、
大変だ、何がなんだか分からない、進まない。
といった時には、
一旦書き出して整理して、どれが些細でどれが重要な問題か、
俯瞰してみると良いかもしれません。
▼必死になって、焦っている時ほど、要らないことをやっている場合があるんですよね。
人の動きを見ていると、『それ、今やる必要ある?』って、状況がよく見えるんですが、
いざ自分のことになると、鏡でも見ないと、客観的に成れない。
▼些末なことっていくらでもあるんですが、本当に注力して考えなければならない、コアみたいなものがきっとあるんですよね。
そうそれを見つけるために、帰納法で括って
『ようは何なん?』を見つけるのが問題解決で学んだ内容でした。
そして演繹でバラしながら行ったり来たりして、思考のモレを無くしていく。
▼最近学んだ中には、抽象と具体というものもありました。
物事を一旦抽象化してとらえ、今度は具体化してそれの持つものをぐんと
広げて構造を強化していく。
これも考える中では大事なことだと思うので、身につけたいと思っています。
あれもこれもしたい と思っていると、また些末な渦に巻かれてしまいそうですが。。。
〈今日の気づき〉
・些末な問題を除かないと、本質的問題が見えなくなる。
頭でわかっているつもりでも、色んなことを調べたりみたりするほど、
不要なものに引っ張られていく。
そんな時一旦俯瞰し、要らないと思うものを除いてみる。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
明日もみなさんにとって
大切な1日となりますように!!