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秋分に母を思う_230925_#80

せっかくなんで今日も母の話題で行きたいと思います。

□母の命日

だからと云って、毎年何かしているかというと特に何もしていません。

近い休みの日に何年か前に、母の好きだった寿司を供えたり、

花が好きだったので安くて手頃なものがあれば花を買って供えたり。

あまり外食を好まなかった様ですが、そこの寿司だけは何か良い時?に食べに行っていたそうです。

私の婚約の時に嫁の家に、母が選んで買って持っていってみんなで食べたのもそこのお寿司。


□実は無くなってから、しんみり振り返った事は無いんですよね。

何か自分から思い出そうとすると、悲しくなって動けない気がしてしまい。

意識的にそういうのを避けてきて、なくなった事とちゃんと向き合ってないというのが正直なところかもしれません。

しかし一番の理由は、家事でそれどころではなく振り返る間もなかった。(忙しさに紛れてる方が気分的に楽だというところもあり。)

なくなって間もなく父が依存症で入院、家族が障害を持っており日常のフオローが必要。
数ヶ月後に引越し。

今振り返ると訳がわからない。 笑

ただ、人に任せられるものではなく、真っ直ぐに向き合うしかなかった。

そんな状態です。


□どこのお母さんもそうでしょうけど、

うちも苦労していましたね。

家族の面倒を見るのですが、高齢になっていくと体が動かしにくくなり、

だんだんしんどそうになり、家に子供を連れて行っても座ったまま昼寝をしていることが、多くなっていきました。

ある時、定期的に通っている病院に行って待合室で座ろうとすると、後ろから聞きなれた声で名前を呼ばれました。

振り返ると母親が近寄ってきて隣に座るので、私がびっくりして、『どないしたん?』と聞くと

「ちょっとお腹が痛くて、医者に行ったら大きな病院で診てもらいって言われてね」
と笑っていました。

結局その検査で既にどうしようもないガンが見つかり、私は数週間後に病院に呼ばれて愕然とすることに。

突然ですね。色々と駆け回りましたが、変わることはなく。

健康に気をつけ、必死で貯めて設計に関わった新しい家で住むことを夢見ていたんですが、叶うことなく。

なので、引越し時には一番に母親の遺影を運び入れました。

今、古い家のネガティブ対策を盛り込んで対策した家は、レイアウト良く動線がスムーズで住みやすいんです。

私は母の代わりにそれを実感しながら、家事をこなしてます。😄


〈今日の気づき〉
・いつまでもあると思うな親と金。

 なくなっても隅々に残る母のこだわり
 レイアウト。


最後まで、お読みいただき
ありがとうございます。
明日も
みなさんにとって
大切な1日となりますように!!


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