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相談支援員さんに聞いて思うこと①_240921_#441

▼今日は定期的な、相談支援員さんとの打ち合わせ。

障害をもつ家族が受けている福祉サービスの更新準備も含めて、話しをしてきました。

▼その中で出た話しの中で、障害を持つ子供のお母さんが、『グループホームについて思うこと』 を聞きました。

そのお母さんとしては、最近若い20代の方が既に入所したりしていることについて、とても不思議で理解出来なかった。

『まだ親が若く健在なのに、何故入るのか?』と、考えていたそうです。

▼しかし、今思えば自分が若い時分に、子供がそのような施設等に入っていれば、自身も仕事と別の時間が作れ、気が紛れるような何かも出来てて、暮らしの上で良かったのではないかと、思ったそうです。

また今となっては逆に、子供が離れて面倒を見ることが出来なくなると、他にすることがなく困ってしまうと思われているそうです。

自身でも子離れできないことも自覚されているとのこと。

そこで考えられているのが、出来るだけ近くて通えるような場所にホームが出来れば子供に入所してもらい、ちょくちょく様子や面倒を見に行きたいとのことでした。

ちなみに、このお母さんは普通に頑張られていますが、80代とのこと。。。

一瞬驚きましたが、結構似たような状況の高齢の親御さんは実は多いと推察します。


▼若い方が早い段階で入所されるというのは、時代の影響もあるのではないかと思います。

何といっても昔はホームに対し、良いイメージが少なかったのだと思います。

自分もそう思っていたのですが、入ってしまえば出れなくなり、環境の良くなさそうな所でずーっと過ごさなければならないといったイメージです。

だから親は、出来るだけ自分の家で無理してでも面倒を見てフォローをしようとしてきたのだと思います。


▼自分の親も時々云っていました。

『元気なうちは出来るだけ面倒みたいねん、自分が無くなったらこの子は苦労するだろうから。』

親が無くなった今でも、この言葉が耳に残っています。

▼私も最初はそういうもんだと思い、引き継いだ感はあったのですが、途中で考えを改めました。


  ※明日へ続く


〈今日の気づき〉
・親は出来るだけ自分の手で面倒を
 見てあげたいと云う。

 兄弟の関係で思う事と、自分の子に対して
 思うことは、 全く異なるのかもしれない。

 昔は、良くないイメージが強かったし、
 今でも耳を疑う嫌なニュースが
 流れてくることがあるので、
 施設となると少し構えてしまうだろう。

 しかし、若い方やその親は、早くから
 それを希望する人も増えている。

 時代が異なることの影響と思う。


 

 最後までお読みいただき、
 ありがとうございます。

 明日もみなさんにとって
 大切な1日となりますように!!


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