鴻鵠のこころざし_231218_#163
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
訳:燕や雀に、どうして大きな鳥の志がわかろうか(いやわかるまい)
▼秦の時、陳勝が雇われの身で耕作をして休んでいて、
『大人物になったら、君のことを忘れないでいよう』と、同じ雇われの人に云ったところ、
『雇われている身なのにどうして大人物になれようか』
と云われ、それに返した言葉。
昔よく読んでいた漫画で、横山光輝の『項羽と劉邦』に、確か最初の方に出てきていた人物で名前は覚えていたのですが、その人物が云われていた言葉だったと知り、びっくりでした。
おそらく、高校の国語の時間にも習ったはずの漢文ですが、最近気になり調べたところ、長い年月を経て私の中で繋がりました。 (笑)
実際に、たしか陳勝は農民宰相として、秦に対し先駆けて人をまとめ一揆を起こした人物なので、その行動を捉えられ、このような漢文が引き継がれているのだとか。
▼確かに、大きな人の志はわからないですよね。
何かを成し遂げた人にはそれなりの、生い立ちや背景、思いが詰まっているはずですよね、当たり前ですが。。
だとしたら、『鴻鵠の志』 を知るためには、
伝記や履歴を本で読む、
また現在に活躍されている人だと、講演会などに足を運んで声を聞いてみると云った必要があり、それにより刺激を頂け、一歩だけでも近づける気がします。
やはり、人を知り繋がらなければ始まらない。
燕雀だとしても鴻鵠に学び、大器晩成になる。
そんなことを思いました。
〈今日の気づき〉
・燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
『鴻鵠の志』を知るためには、その人物像を
知る必要がある。
また、人を知り繋がらなければ始まらない。
燕雀だとしても鴻鵠に学び、大器晩成になる。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
明日もみなさんにとって
大切な1日となりますように!!
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