6 告白

その時、私は祥吾の優しさにつけ込み自らの狂った欲望を告白したのです。恐らく酒の力がなければ出来なかったでしょう。 祥吾と里帆のカップル奴隷となりたい、2人に対して奉仕したい、決して里帆に対して危害を加えるつもりはない、などといったこれまで心の内に渦巻いていたものを全て吐き出しました。そして、これまで2人のゴミを漁って興奮していたことも話したのです。全て包み隠さず祥吾に伝え、深々と頭を下げ謝罪しました。祥吾は何が起きているのか分からないという様子で黙っていました。私は少し間をおいてから「……一生のお願いなんだ、どうか…どうかお願い…!」といい彼の前で土下座をしました。すると彼は「わかった!わかったから頭あげて!」といいながら私の肩を掴んで起こそうとしましたが、私は祥吾が快諾するまで頭を上げるつもりはありませんでした。 しばらくすると祥吾も諦めたようで、しぶしぶ快諾したようだったので、私はすかさず里帆を説得してほしいとお願いしました。そして三日後に二人の前で奴隷として平伏し、承諾の証として頭を踏みにじってほしいということを伝えました。 私は心の内を告白したことを後悔はしていませんでした。むしろとても清々しい心持ちだったのです。

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