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対話 ── 恒星占星術をやってみた、その記録について 1
最近、恒星占星術というものを知って、少しずつ勉強しながら取り入れています。
これで分かるのは『魂』としての自分の姿なのだとか。
『魂』というとどうしても高尚になりすぎてしまってよく分からなくなるけど、とりあえずネイタルチャートと合わせて考えてみた、その記録を残しておこうと思います。
うまくカジュアルダウンできればいいな。
恒星そのものはAstrodienstさんにて無料でデータを出すことができます。
この方法や見方などは色々な方が詳しく、上手に解説してらっしゃるので、ここでは割愛したいと思います。
✵✵✵
そこで出てくる鑑定書を貼り付けできればいいのですが、ちょっとできない^^; ので地道にコピーとペーストで書いていきます。
まずはここから。
Your heliacal rising star: Deneb Algedi (12 days earlier)
Your heliacal setting star: Regulus (9 days earlier)
ヒライアカル・ライジングスターとは その人らしさを表すものなんだそうです。人生の方向性のようなもの。
Deneb Algediは正義・道徳・社会秩序の追求、知識で人を助けたい、とある。うーん、確かにそういうとこあるな。
ヒライアカル・セッティングスターは救済、悩んだり立ち止まったりしたときに、その人を救うもの。状況を打開するヒント。
Regulusはテキストに「報復しなければ成功する」とあった。
まさにこれは私の座右の銘で「人を呪わば穴二つ」ととてもよく似ている。なんか納得!
実際、この言葉のお陰で道を過たずに生きてこられたし。
Stars Rising ("Stars of Your Youth")
太陽 Ras Alhague (LCul-Rise, 0º24')
月 Fomalhaut (LCul-Rise, 0º08',alh)
火星 Markab (Rise-Rise, 0º27')
冥王星 Al Rescha (Set-Rise, 0º25')
このライジングの恒星たちはその人の個性を表すのだとか。
博愛主義、哲学的(Ras Alhague)霊的、哲学的、芸術(Fomalhaut )討論好き、答弁が上手(Markab )
太陽と月はその人の「方向性」と「ベース」なので、その両方で哲学的という言葉が出てくるんでは、よほど私は哲学的なのかな。
霊的なのは否定できない……今まで否定しながら生きてきたけど……月ってあたりがまたね……
ネイタルチャートでは月が12ハウスだし(しかも11ハウスとのカスプ上にいる)
火星にパランしているMarkabもわかり味がある。キレると理詰めで押す自覚があるし、そして、その火星も水瓶座のど真ん中にある。
哲学的、かつ霊的で理論派ってとこかな。
Stars in Culmination ("Stars of Your Prime")
太陽 Ras Algethi (Rise-Cul, 0º12')
水星 Regulus (LCul-Cul, 0º10'),
Sadalmelek (Cul-Cul, 0º20')
金星 Diadem (LCul-Cul, 0º02'),
Mirach (Cul-Cul, 0º03')
土星 Acubens (Cul-Cul, 0º12')
海王星 Deneb Algedi (Set-Cul, 0º14')
Stars Setting ("Stars of Your Latter Years")
月 Ras Algethi (Rise-Set, 0º24')
金星 Zosma (Rise-Set, 0º10',cp)
火星 Menkar (LCul-Set, 0º16')
木星 Pollux (LCul-Set, 0º01')
天王星 Hamal (Rise-Set, 0º19')
冥王星 Zuben Elgenubi (Set-Set, 0º15')
この辺りは参考文献によっては年齢何歳くらいで……を謳うのもあるんだけど、社会に出て現役で働いている人はほぼほぼ対象と考えていいらしい。
ここで繰り返し出てくるのはRas Algethi、キーワードは「跪く者」「不屈」
太陽と月にパランしているので性分なんだね。
Ras Algethiはヘラクレス座。「ヘラクレスの選択」とは苦難の道を敢えて選ぶことらしい。
だからこその不屈。
確かに私、なかなかの苦労人だと思う。また近々、嵐のなかに突っ込む感じになりそうだし。
ナチュラリストも示唆されている。
金星にパランしているMirachとDiademはこの後のLower Culminationでもまた出てくる。
この2つは女性性のイメージが強かった。
女性的感受性、献身、自己犠牲、受容……
ネイタルチャートの金星は牡羊座20°、サビアンシンボルは「リングにあがる拳闘士」
金星のモチベーションを表現するのは男性性的な手法でも、ポテンシャルそのものは女性性が強いのかも。
Sadalmelekもそう。ここと、Lower Culminationでも水星とパランしている。これは形而上学や占星術への関心。
ヘリオセントリックの水星が山羊座29°、サビアンシンボルシンボルは「お茶の葉を読む女」で同じようなことを示唆されている。
うん、確かに。じゃないとこんなテーマのものは書かんわな。
火星にパランするMenkarも集合的無意識(要するにオカルト)への関心とともに、さきに出たMirachとDiadem同様、献身を象徴する。
誰かに献身すること、そこから動いていく、開いていくなにか。それは愛なんだろうか。
金星にStars SettingでパランしているZosmaも同じく、忠誠心を表す。
でもさ、今は現代なんだぜ。
一体、私は誰に忠誠と献身を誓ったらいいの。
AcubensもLower Culminationで土星にパランする。グラウンディングも大事だよね。
Stars in Lower Culmination ("The Hearthstone of Your Life")
太陽 Capella (Rise-LCul, 0º03'),
Rigel (Rise-LCul, 0º10')
水星 Zuben Eschamali (Set-LCul, 0º11'),
Sadalmelek (LCul-LCul, 0º29')
金星 Mirach (LCul-LCul, 0º09'),
Diadem (Cul-LCul, 0º10')
土星 Acubens (LCul-LCul, 0º10')
天王星 Sadalsuud (Rise-LCul, 0º25')
このLower Culminationに出てくる恒星のもつ特性は人生の深層部であるという。
死後の特性という人もいるよね。ある意味、あるべき本当の魂の姿でもあるのかもしれない。
ここで初出なのはCapellaとZuben Eschamali。
Capellaは自立心の強さ、Zuben Eschamaliが示唆するのは管理的能力とか、社会正義を重んじることで個人を守る的な知性(水星)。
体感としてそれらが自分のなかにあることがよく分かるから、それは魂としての自分の、ある意味、逆に今に継承できている特性を示しているのかもね。
でもこうして分析してみると、思ったほど今の自分自身とそんなにズレがなくて、ちょっとホッとしたよ。
不屈の精神と、占星術(形而上学)への飽くなき関心。ナチュラリストで哲学的。
うんうん。
でもちょっと気になるなあ……この忠誠心、献身、自己犠牲、受容。
尽くす愛は美しい。だけど、相手を間違えるといいように使われてしまう。
ずっとそんな、真っすぐな気もちを注げる誰かを探していた。だけどこの堕落した現代日本では、注ぐに値する誰かはついぞ見つからなかったな。
だけど、そんな行き場のない献身をもって、この堕ちた国に生まれたこと ── それこそが、対象のいないこの状況のなかで真なる忠誠や献身の在り方を考える、そういうテーマもこの魂にはあったのかもしれないよね。
✵✵✵
私自身がこの国で今まで生きてきた4x年はひたすら苦しかった。
太陽は魚座の8ハウスだし、月は12ハウスだし(しかも蟹座)ネイタルチャートを見ても調停に入っているのはほぼトラサタだし、グラウンディングするように心がけていたけど、気が抜けると5cmくらい宙に浮いてるようなイメージでふらふらと生きている。
地の時代にあったこの国においては、こういう在り方はどこかはみ出しがちで、集団には馴染みにくかった。
だけど最近、少し楽になりつつある。
変な言い方になるけれど「ああ、もう人間のフリしなくていいかも」って思えたから。
仮面を被り、魂の声を無視して生きるのは、思いの外、辛い。何らかのこういう感性を持つ人たちならば、みんなそうだと思うけれど。
ここに辿り着くまでも本当にいろいろあった。
仮面を被り、魂の声を無視していたときの私の画像を見てみると、全て表情が死んでいる。
奇跡的な気づき、そこからの導き。縁。
それに気づかなかったならば、きっと今頃の私は「詰んでいた」だろうね。
これを書いている間、実は私はずっと私の魂と対話しているような気もちでいた(基本的にチャネリング、高次元との会話などはできない)
この「恒星占星術」に手を付けることにしたのも、きっと何かの縁だ。
そうだね、私の魂が望んだ……のかもしれない。
本当はこれに続けて、私からこの仮面を剥ぎ取らせ、魂の声を聴かせるトリガーとなった人物の恒星を分析してみようと思ったんだけど……
もう4000文字を超えてきているので、また改めようと思う。
なんだ、あなたも対話したいのかな。
そう、もしかしたら本当に望まれているのかもしれない。時空をこえて。
また次回、書きたいと思います。