アートで自分磨き・魅力のある人になるために
自分で「これだ!」と選んだ好きなアート作品と、毎日の生活空間で一緒に過ごすという経験をしたことがありますか?
アートを手に入れ、生活に取り入れ、自分らしく楽しむ。
すると、美術館などで鑑賞するのとはまた違う次元で、アートそのものをとても身近に感じることができます。
アート
知らない自分に気付ける
アートを見たときに好きと感じたり、あまり好きでないと感じたり、直感的に好き嫌いが分かれるときってありますよね。
よく言われているのが、《アートの好みは自分を映す》ということです。
アートに対しての知識を入れた状態での判断は、作品そのものの価値、作品や作者の知名度などといったデータ的な要素が絡んでくることもありますが、無意識・直感的に惹かれる作品は自分の中の潜在的なものに響く何かがあると言われています。
人生の中で心地の良い体験だったり、気分が高揚するような出来事や場面を思い出させてくれるようなものだったり、要因は人によって異なるかもしれませんが、自分にとってプラスになる感情を無意識に感じさせてくれるのは間違いないでしょう。
理由は解らないけれど、《心をつかんで離さない》といった作品に出合ったときには、じっくりと時間をかけてその作品と向き合ってみてください。
今まで自分自身でも気付かなかった知らなかった新しい自分を発見できるかもしれません。
美意識や感性が養われる
《新しいものを生み出す》ということを仕事にしているクリエイターと呼ばれるデザイナーやアーティストの人たちも、自分の直接的な分野を離れてアート・絵画を鑑賞してアイデアを練ることがあります。
ファッションや音楽、ゲームなどといった分野でも、アートからインスピレーションを受けて世界観を想像し、ジャンルの違うもの同士を掛け合わせて新たに生まれた感性でこれまでに無いものを作り出すといった工程を踏みます。
また、美しいものと向き合うことで自分自身の美意識を高めることにも繋がります。
人は同じ空間の中で直接見たものに対して、美しいと感じるものを常にアップデートしていく生き物だと言われています。
美しいと感じるものの上限値が高くなったり、広い視点で美しいと感じるものが増えてきたという経験があるはずです。
幼少期から美しいものを身近で見ていることによって美意識を高め、他にない感性を潜在意識として養えるとあって、子供たちが身近にアートを体験できるような環境を作ってあげているといったご家庭が増えてきているようです。
まとめ
アートは単なるインテリアではありません。
ソファーやテーブルなどを見ても感動するということは無いでしょうが、アート・絵画は見る者の心に訴えるものがあります。
是非ともいろいろなアート・絵画を一度ゆっくりと見てみて、何故か解らないけれど惹きつけられるといったものを見つけてみてください。