薬局での声掛け~女子の生き様~
私は月に一度、心療内科に通っている。そこで、薬を処方してもらっている。薬局で薬をもらって帰る際に薬剤師から、「お気を付けて」と声をかけられて帰る。
以前は、「お大事に」と声をかけられていた。「お大事に」と言われるたびになにか後ろめたい気持ちになっていたことを思い出した。
心の病気は完治することは難しい。薬を完全にやめることはできないでいる。
「お大事に」と声をかけられるたびに私は健康とはほど遠い存在であるような気がして仕方がなかった。
しかし、「お気をつけて」と言われると、「帰りの道中、気を付けてお帰りくださいませ」という意味になり、幾分気分が晴れる心持ちになる。
薬剤師さんたちの優しさであり、サービスの向上の結果、行き着いた言葉だったのだろう。
ちょっとした心遣いだが、それで救われるような気持ちになるのも確かである。
薬剤師さんたちに言葉の重要性を教えてもらったと思う。
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