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「セクシー田中さん」原作者 芦原妃名子さんの死去に思うこと。
大変残念でならない。残念どころの騒ぎじゃない。
「セクシー田中さん」の原作者、芦原妃名子さんが自死した報道をうけて朝から悲しい気持ちになった。原作漫画を楽しみにしていた一人としてもう続きが読めないのかと思うと悔しい気持ちになる。
ドラマの方は見ていなかったので、ドラマがどんな改変をされていたのかわからないが、原作者の意図とは違っていたという報道を受け、さらに悲しくなった。
心優しい物語を描く人であった芦原さん。本当にお疲れ様、素敵な物語をありがとうございます。日本テレビ側がどう対応し、脚本家とどういう対応をしたのか、はっきりとわかりませんが、作者は納得していなかったのでしょう。ここで攻撃してもよくないので、どちらも言い分があるとは思いますが、誠実な対応を今後もしてもらいたいです。
原作漫画をドラマ化するのは、もともと否定派でしたが、さらに否定したくなります。
紙媒体と映像媒体ではそりゃあ表現の仕方は違うとは思いますが、その根っこにある気持ちは同じだと思う。そう信じたい。そうでなければ、漫画をドラマ化する意味がない。
いろいろな生きづらさに寄り添う番組が見たい。SNSでその過程を見せるのも難しいものだなと思う。誰かを攻撃したいわけじゃなく、理解を求めたいだけだったのかもしれないのに。最悪な結末は「セクシー田中さん」らしくない。誰もが幸せな結末を迎えられると信じていたのに。
「セクシー田中さん」は私の癒しでもあった。
最後にもう一度素敵な物語をありがとう。芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。
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