🌸HER2陽性乳がんの治療記録③人工関節手術は延期。もっと早く…
私の右下肢は変形性股関節症・変形性膝関節症・変形性足関節症という三つ揃い…これは昔の交通事故の後遺症なのです。
1年半の入院生活の中で8回の手術を受けるほどの重症。
事故から3ヵ月後、リハビリ開始の前に主治医からの言葉…
「リハビリしても歩けるようになるか分かりません」
は?もう少し言い方があるでしょ、やる気なくすわ~(-_-)
元々勝気な私は逆にその言葉で奮起し「絶対歩いてやる!」と必死に辛いリハビリに耐え、見事に復活を遂げたのです٩( ''ω'' )و
「飛んだり跳ねたりは禁止」等の制限はあるけど、別に支障はない。
日常で飛んだり跳ねたりしないし(笑)
その後30年、仕事をしながら日常生活を送れていたのに…
2020年夏、右足の激痛で業務に支障が出るようになりやむを得ず退職(◞‸◟)
近所の整形外科を受診し治療が始まりました。
その後、障害年金の申請で必要な診断書に関しての主治医の高圧的な言動で精神的に参ってしまい通院が苦痛で転院を決意。
既に日常生活に影響が出てるし色々調べて人工関節手術に特化した整形外科を見つけ、よし!ここだ!と初診の予約をいつにするか考えていた…
そんな時に一通のはがきが届いたのです。
「乳がんの疑いがあります」サーッと血の気が引いていくのを感じ…
当然ながら乳腺外科の精密検査を優先する事に。
その結果1年以上の治療期間が必要だと。少なくともその間は足の手術は無理か…でも痛いしな~がん治療を始める前に足の状態が知りたい!と整形外科を受診。
レントゲン検査が終わり診察室へ…「右股関節は末期の状態で手術が必要ですね」と言われ、やっぱりそうだよね。分かってたよ。
先生に乳がん治療の旨を話すと「足の方は命に関わる訳じゃないから乳がん治療を優先して下さいね、治療が終わったら手術の事を考えましょう」その言葉にホッとしたけど「もっと早く来てくれたら良かったね~」と。
そう、そうなんだよ、私はいつもタイミングが悪いんだ…今までずっとそうなんだよね。迷ってるうちにチャンスを逃がして結果悪い方に進む(-_-)
さっさと転院して人工関節手術を受けておけば、足の事を気にせず乳がん治療に専念できたのに…
外出時は左手で杖をつき、階段も左手で手すりをつかんで昇降する。左胸の乳がん…左脇リンパ節郭清しても杖をつけるのかな?手すりをつかめるかな?そんな不安を抱えたまま治療が始まりました。
ネット検索しても参考になる資料もなく主治医や看護師さんに聞いても「大丈夫だと思いますよ」と根拠のない答えに不安は増すばかり。
後に実際に手術をした後の杖使用の状態など書いていきます。同じように不安を抱えている方の参考にしてもらえたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/