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〔159〕覇権政体通貨と國體自然通貨
〔159〕覇権政体通貨「米ドル」と國體自然通貨「黄金」
白頭狸は〔157〕で、昭和四十七(1972)年における金価格と世界GDP総額と令和四(2022)年におけるそれを比較しようと試みましたが、手元に資料がなかったため雑駁な見解を述べました。
その見解とは、次の通りです。
世界GDP総額はざっと60倍に増えているので、金価格のドルベースでの上昇と見事に一致する。
つまりペテロダラー時代にあっても、金価格は世界GDPの膨張の勢いに合わせて上昇しているわけで、金の市場価格の総額が世界GDPの増大と完全に歩調を合わせて増大したことを意味している。
要するに、ペトロダラー謀略が無かった場合にも、金価格が自然に上昇することにより「金の時価総額が世界GDPと二人三脚で歩調を合わせた」と感じる落合は、「これこそまさに黄金の國體通貨たるゆえん」と独りでほくそえんでいる。
以上ですが、最近知り合ったばかりの宮野宏樹という方から、正確な資料を送って頂いたので、これに基づけばより綿密な考察ができると思い、洞察意欲が高まるままに机に向かいました。
ところが「好事事魔多し」とかや、久しぶりに新内の某クラブ(和歌山では「ラウンジ」と呼ぶ)に招待され、麻布十番時代を思い出した白頭狸は、センスの良い美女らとの会話が弾むうちに何と午前一時を過ぎました。
勿論アルコールは一切口にしませんが、折から「その如月の春の佳宵」にてあれば、浮かれ狸が巷をうろつくのも無理はありません。
ねぐらへ帰った白頭狸が、寝る前にせめて〔159〕を一行でも書いて置きたく思い、パソコンを開きましたが、さすがに睡魔には勝てず、〔159〕のタイトルを「覇権政体通貨【米ドル】と國體自然通貨【黄金】と書いただけで、寝てしまいました。
明けて本日は2月28日です。本月の浄財が予定にやや足りないを知る白頭狸が、気合を入れてnote を開いたところ、最近noteで知った宮野宏樹さんが「金は通貨か否か、そしてドルは本源的通貨か否か」と題して見解を述べておられます。
投稿時刻は18時23分とあります。これは白頭狸が、割烹「輪一」に向かうためのタクシーを呼んだ時刻です。之も奇瑞というべきか。
つらつら惟んみれば、2月の下旬は奇瑞の連続です。22日は爆弾三勇士の廟行鎮突撃(1942年)で、最近はプーチン・ロシアのウクライナ侵攻と愛国心溢れる「壮挙」の記念日です。
次いで23日が天長節、白頭狸が南紀の油沐邑で「本位通貨」に関する天啓を得たのが24日未明、天満大自在天神菅原道真公の梅祭が25日、26日が二・二六事件で石原莞爾が反乱軍を鎮圧した日で、わが弟の従四位井口洋の一周忌でもあります。
そして27日は白頭狸が湯沐邑で受けた天啓をnote に書き始めた日ですが、何かの「縁」があって一日延びたのです。おそらく白頭狸と宮野宏樹さんにまつわる前世の因縁に違いありません。
ということで、今から散髪に行き、白頭を整えながら構想を固め、帰宅して有料領域を書きます。
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