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BusinessとEngineeringを繋ぐ / はじめてのnote
こんにちは。はじめまして。銀二 ver1.4と申します。
今回、何の因果か起業することになりました。
noteにはそうなった経緯やこれまでのキャリア、キャリアを通して得られた知見やノウハウなんかを書いていこうかと思ってます。
1.筆者について
改めまして、 銀二 ver1.4です。ここ15年程はロボット事業や新規事業畑を只管耕してきましたが、元々は自動車系のメカ屋さんでした。
ところが、あまりに車が好き過ぎて仕事にならなくなってしまい(笑)、キャリアチェンジをしたところ何故か人型ロボットを開発する事に。それからは、パワーアシストスーツやドローン、AGVやウェアラブルデバイス、スマホアプリなんかの開発もしつつ、”どうやったらそれらをビジネスとして世の中に実装できるか?”に頭を悩ませる日々を送っておりました。この辺りは追々書いていこうかと思います。
2.noteで伝えたい事
きっかけは、とあるハードウェアスタートアップ経営者とのmtgでした。
彼らの困り事は”試作はなんとか出来たが量産に移行できない”事でした。
この手の話はDeeptech領域やハードウェア領域では本当に良く聞く話で、今もそこで困っている人は非常に多いと思います。
”僕達は試作だけで、あとは量産メーカーにお願いするから関係ない”と考える方もいらっしゃるかと思いますが、実機を見せたらNGもらったり、思った以上に価格が高くなりビジネスとして成立しなくなったり、”最初からやり直せ”と怒られたりという話もありがちです。
これ、ドーニカならんもんか?
そう思い、何かの一助になればと今回noteに僕自身の経験を話してみることにしました。これらを踏まえた上で僕が伝えたいのはこちらです。
BusinessとEngineeringを繋ぐということ
スタートアップや大企業の違い
新規事業について
開発の勘所(特にハードウェア開発)
組織論
テック系時事あれこれ
それからこちらも。
現在起業中のウズベキスタンについて
ウズベキスタンの現状
ウズベキスタンのビジネスにおける可能性
この辺を定期的に綴っていこうかと思います。
3.まとめ
日本において、自動車メーカーは元より自動車部品を設計できるサプライヤーさんは殆どが大企業に属します。僕の初期キャリアはそういう業界で形成されました。ヒューマノイドは大企業での開発でしたが、その後のロボット事業は殆どがスタートアップで行ったものです。また、ロボット開発はメカだけではなくエレキやソフトの事も熟知していないと開発はできません。結果的にではあるのですが、大企業とスタートアップ、ハードウェア開発とソフトウェア開発、新規事業と既存事業、BizDevとEngineerのようなともすれば反目してしまうような領域で僕のキャリアは形成されていきました。
こうしてみると随分特殊なキャリアに見えますが、何か目的があって意図して積んできたわけではありません。本来は割と保守的な性格なので、寧ろ好みは地道に”保守本流を歩む”方。でも、それでは変化の速い今の時代に柔軟な考え方を持てなかったかもしれません。あくまで結果論デスケド。
でも、希望とは違った道を歩んだからこそ伝えられるものがあるなんて、世の中何がどう転がるかなんて分かったもんじゃありませんね(笑)
何はともあれ、これからよろしくお願いいたします。