バカがバカなりに選挙とかで見かけるビールケースについて考えてみた
国、地方を問わず議員さんの街頭演説活動などでよく目にする
「ビールケース」
これについてバカがバカなりに少し考えてみました。
上記の投稿の画像を見ればわかるとおり、選挙期間中や通常の街頭活動でビールケースを演説台の代わりとして使用していることが確認できます。
アルミ製の足場台のように折りたたむ手間もなく、ホームセンターで購入できる収穫コンテナと比べると内部に間仕切りもあり頑丈に作られているのが議員さん達には人気なのでしょうか?
上記のようにビールケースに並々ならぬ愛着を感じている議員さんもいるようです。
でもちょっと待ってください!
このビールケース、入手できるものなのでしょうか?
私は、一般的には酒販店から大量のビールを購入するときの運搬用でビール購入時に補償金を預け、瓶同様に返却時に故障金が返却されるものと認識していました。
メーカーのサイトを確認してみます。
アサヒビールのサイトには「当社の資産です」とあり「プラスチックケースの貸し出しは行っておりません」とあります。
サッポロビールのサイトにも「当社からはお貸し出しは行っておりません。」とあります。
キリンビールのサイトにも「当社からのお貸し出しはしていません。」とありました。
国内大手メーカーもう一社のサントリーのサイトにはビールケースについての記述はありませんでしたが、他の三社の「貸し出しはしてない」旨の記述とアサヒビールの「当社の資産」との記述を見ると入手はなかなか難しそうです。
法的に問題なく議員さんたちがビールケースを使用できるのは、「ケースごと瓶ビールを購入し、全量飲み切って返却するまでにちょっと拝借…」というケースくらいでしょうか?
懇意にしている酒販店から貰った、借りた、というのも、酒販店がビールメーカーから買い取ったものでないならば、本来の所有者がビールメーカーであるから、正規の入手方法とも思えません。
そもそも、本来の所有者が「用途以外は、破損すると事故につながり危険」とまで言及しているのにビールケースを演説台として使用するのは議員として、人としてのモラルが問われる行為だとも思えます。
演説中にビールケースの入手経路を尋ねられたら説明責任を果たしていただきたいと思います。