『まんがで知る デジタルの学び②』を読む
発売日に手に取っていて、速攻で読破していたのに、ブログにするのに随分と時間が掛かってしまいました。
(あれやこれやとやらなければならないことが山積みだと言い訳しておきます…関係者が読まないことを祈りつつ・苦笑)
まえがきにドキっとする
本を読み進めるときに、いろいろなタイプがあると思います。目次をチェックしてから読み始める人、目次で目星をつけて読みたいところから読み進めたい人、あとがきから先に確認する人など。
で、ボクの場合はというと、意外に素直なので・笑、大抵はまえがきをしっかり読むんです。
その理由は、筆者の目線でこういう点が特徴だよとか、ここは留意しているよ、みたいなポイントが書かれているからです。
そして、今回はこの言葉にドキッとするのです。
この一文が書かれれている前後の文脈とも関わりがあると思うのですが、筆者自身が臆面もなく、ここまでストレートに、敢えてこれらの言葉を用いてまで紡ぎたいものがあるのだという、ものすごく強い意思を感じずにはいられなかったのです。
しかも、他ならぬ様々な取り組みで教育✕ICTの領域をリードしてきた前田 康裕先生からのメッセージともなれば、どういった意味があるのだろうと、すぐに脳みそに刺激を受けることになりました。
思い出された前作のこと
このとき、すぐに脳裏に浮かんだのは、前作『まんがで知る デジタルの学びーICT教育のベースにあるものー』の最後の方の一コマです。
そう。前作で、最も大好きなシーンです。
この言葉は、優れた実践家であった吉良先生が教師を育てるという立場にステージを替え、実際にさまざまな困難に直面する舎貝先生に適切なタイミングで指導と支援を行った様子を見た新任の森野先生が発するのですが…
その言葉に、前田 康裕先生が歩んできた教師人生を重ね合わせて読んでみると、すごく納得感が出てくるシーンなんですよね。(いや、前田先生の何を知っているんだよというツッコミはさておいて…
前田先生から語られるひと言には優しさが溢れている理由や、あの温かな眼差しの背景には、こうした想いが隠されていたのかということをオーバーラップさせて、涙が止まらなかった記憶が蘇ってきたのです。
今回もいろいろと前田先生からのメッセージがあるなんて、楽しみ過ぎる!!と思っていたのですが…
気がついたら、②を読むはずが①を復習し直してからにしようと、したのです。
(続く…笑)
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