『まんがで知る デジタルの学び②』を読むの続き
さて、もったいぶったわけではありませんが、本編について。
今回もまた、細部にわたってこだわりが詰まっていて、とても唸らされることばかりでした!!
学びやすいポイントの例示
特に以下のあたりは、教育業界に関わる方であれば、誰が読んでも参考になることでしょう。
吉良先生による教育界の変化への丁寧な解説
ドキッとさせられる数々の解説言(例:「もしも、学級経営の上手な教師であれば、これを絶好の『学び場』として捉え、学級全体で考えさせるでしょう」
どれもチェックが必要そうな教養書のラインアップ
ストーリーの魅力
そして、こうした魅力を引き出すのも、読者を没頭させるストーリーがあるからこそ。
主人公がさまざまな葛藤を乗り越え成長していく姿
教室で起こりそうな問題がふんだんに散りばめられているところ
問題に直面しても挑戦を恐れず逞しく子どもたちが成長していくところ
未来の創り手を育てるという教師の魅力がビシビシ伝わってくるところ
時に頷きながら、時に自分を重ね合わせながら、読み進めやすい点は本当に秀逸です。
学ぶということ
とりわけ今作では、教師も子どももともに、学び手として日々成長していくことの楽しさや喜びといったことが本編を通じて描かれています。
あとがきに書かれたこの言葉には、筆者の前田 康裕先生の教師としての生き方や仕事のあり方として、学ぶことの醍醐味をもっと味わってほしいというメッセージが込められていると感じます。
息子が夏休みに入ったら、一緒に読んでみようと思います。
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