今更2024春アニメ雑視聴&超雑感想

ガルクラのまとめ方がわからないな〜と後回ししてたらいつのまにか夏アニメが終わりかけていました。

その上、生活習慣改善のために視聴本数が減り、視聴のほとんどを朝に回してみたら記憶に残りづらくなってしまったというダメダメ続きなクールとなりました。

そんなダメダメ視聴者の急ぎで書いた雑感想となります。ご容赦ください。

簡易tier表



⚠️個人の意見です 
 スマホ片手に視聴しています
 ネタバレあります



見てて楽しかった

時光代理人 2期

衝撃的な終わり方をした1期から2年。ようやく続編が日本語化ということでワックワクで視聴。
正直、途中までのヒカルの生死とか格闘家回が活きるアクション、素性が浮かび上がってきた敵との攻防とかの『起こる展開の面白さ』はあるけれど、『助けたい気持ちとルールのトレードオフ』の面白さが1期の頃よりかなり減っていて、時光代理人に求めているものとは違うかなと感じながら見てた。
しかし!終盤に畳み掛けるように事件の辻褄合わせと能力の新要素に追随してヒカルタイムリーパー説が明かされたところが流石に面白すぎた。
トキが生き残る世界に改変したのになかったことにされたらって考えたらあれだけ改変を止めようとするのも納得。
1期地震回でトキをヒカルが止める時、「俺たちの今は消えてなくなるぞ」って言ってたのを思い出した。よくできてる〜。
時光代理人2期単体で見ても、作品のうちの1エピソードとしても最後まで見てみたら上手く構成されていてやはり面白い。早く3期やって。

1期の時「OPの2番の訳めっちゃヒカルの感情ソングじゃん〜」とか考えてたけど今見たら一曲ヒカルの感情ソングかもしれない。
https://youtu.be/4FLva8mhgUA?si=dofaoBSUA-PEfGPg (公式ではないですが)


ストーリー以外のところで

今期も社会問題を組み込んでいる姿勢 良い。

「先が気になる終わり方をすると視聴者は来週も視聴を続ける」を体現したようなアニメになっていた 露骨なくらいに。本来より尺が制限されているから仕方ない場合もあるだろうけど、前回の終わりの出来事についてて10分ほど使うみたいなことが起こってたりしたから狙いすぎてる感は正直感じた。そういうところも中盤の違う感に繋がったのかも。
でも一個の経験にはなったからよし。


オーイ!とんぼ

救ってくれた島のみんなとゴルフが大好きなとんぼが元プロゴルファーのイガイガと出会いお互い成長していく話。
親の残した3鉄のみで競技ゴルフのセオリーを無視したプレーをするとんぼがいかにヤバいことをしているのかに加え、どうしてそんなやり方をしたのかの理由まで説明がなされるため納得しやすく、理由が大体暮らしの環境によるものなのがお上手。
とんぼの才能を見出したイガイガが島から出たくないというとんぼに競技ゴルフと整ったコースを体験させて刺激を与え、ゴルフクラブと共に想いを受け取って視野を広げていく展開がストーリー性と成長が見られてとても良い。
そして最後にあの作文よ! 誰かのためにゴルフをするつぶらから自分もゴン爺に何か返せないか、島の外にはどんなゴルフがあるのかと考え、そんな積み重ねを感じる学びから出た決断で泣き、島を出ていくとんぼに島はとんぼの故郷だと見送る島のみんなで大感動。1クール目としてのまとまりが完璧。
個人的に1クールのスポーツアニメの大体に
・なんでこの競技を描くのかが見出せない
・その競技の面白さと人間ドラマの面白さどっ  
 ちもやろうとして結果どっちも中途半端
と感じるのだが、とんぼは全然感じさせなかった。
ゴルフ無知マンなので打ち方解説が全然わからないとこがあったのが惜しい。無知でごめん。


ガールズバンドクライ

主人公は行動力と信念があると良いとは聞くけどよ!パロメーターが振り切りすぎだぜ!
井芹仁菜の社会を知らないというか、青さのある正義感で「私は間違っていない」と我を通しまくるキャラクターよ。正論なうえにそれを相手に伝えられる信念の強さがあるなんてまさに主人公。
そんな仁菜に対立するのがお金、フォロワー、そして他人の気持ちという信念だけでどうにかできるものじゃないのがね。良い音楽を作る正しさというのもあるけれど、商業としてみたいな別の正しさも存在するということをトゲトゲとダイダスの対立関係で表すのに関心した。お互いが「間違っていなかったと証明する」と宣戦布告するところアツかった。
その対立以前にバンド自体やっていけるのかという問題があり、良い音楽を作りたい桃香とダイダスへの対抗心が先走る仁菜のぶつかり合いや、やらないといけない勉強とは両立できないといった葛藤を仁菜は抱えており、解決するまでにかなりの過程を踏んだが、バンドをやると決心した仁菜が桃香へ誰のおかげでここまで生きて来れたのかと感情をぶつけることでトゲトゲとしてプロを目指す道が確立されるの良かった。
ていうか会話がうまいのなんのって もうそれに尽きる。「ここの含意のある言い方が〜」「ここの感情が〜」みたいなの僕も書きたいっすけど3周しても良い場面が多過ぎてここがすげぇ!とかじゃなくて全体通してすげぇ!うめぇや!しか言えないっす。花田先生のオリアニに感謝。
展開というより練られたキャラクターと感情の表現の組み合わせが上手いというかそんな感じに思っている。


烏は主を選ばない

真の金烏である若宮の后候補はどのような人物で最終的には誰が選ばれるのかパートと、バケモン行動力な若宮が后選びらしいことそっちのけで身分隠して山内の事態の究明を行いながら権力争いしてる兄派閥とのいざこざもやるパートが並行して描かれていった本作。
あまり興味をそそられなかったことと用語・関係性の多さの難解さであまり視聴に身が入らなかったのだが、白珠の本心あたりで「おおっ」となり、実は兄が若宮反対勢を集めて監視・粛清を行なっている味方とわかって「おお!」となり、ラストの后候補それぞれの人となりを振り返りながら「そんなお前は本当に私の后となるのか?」と聞いていったのち、山内の出来事の謎解きを踏まえてあせびの本性を暴く場面で「おんもろ〜!…いや〜おもろ〜!」って3回くらい言ってた。よくもまあ1クールでまとまっとるわすげぇや。1からちゃんと見ようかなって思わされるぐらい面白かった。1からちゃんと見とけや。
烏状態だと身元がわからないという作品特有の謎があるのも良い。
まあ、あのですね、途中までほーんって感じで見てたのでストーリーが良かったぐらいしか言えんです…ちゃんと1回は見返しておこうと思います…



ヴァンパイア男子寮

『男装女子がヴァンパイアのいる男子寮に入る』なんて盛り込み設定と狙いすぎレベルのシチュエーションから少女漫画のパッションを感じられ、それだけで楽しめたんだけれども、それ以外に『視聴者しかわからないドキドキ』が盛りだくさんでよっぽど面白かった。
ホラー映画の「主人公が隠れてる場所を怪物が調べそう〜ギリセーフ〜」とか、いわゆるアンジャッシュ状態みたいな、どこかの本で読んだ「視聴者だけがわかる面白さもある」というのを本作でよ〜く実感できた。
そしてパッションと視聴者だけわかる面白さがうまく混ざり合うもんだからまぁおもろい!
美人の性別を知っているかどうか、お互いどう思っているかといったそれぞれの関係性がおいおいwと笑っちゃうようなパッションシチュエーションでもちゃんと作用するため、かなり攻めた状態なのにすれ違う思いばかり見せられ、こちらだけ思わずテレビの前で「おい!告っちゃえよ!」と声を出してしまうようなテンションにさせられた。それでまたそこで関係が進んでまた新たな笑っちゃうシチュエーションが生まれる、なんてループ状態に入るんだもの。そらおもろいて。
少女漫画だからと侮らず見て良かった。


死神坊ちゃんと黒メイド 3期

ついに解呪して結ばれる二人!おめでとう!
この点だけでもめちゃくちゃ評価できるけど、変わらず会話面白いしキャラ立ってるし色んな関係が清算されていくしマジで良かった。
コンセプトに則りつつ胡座をかかずにストーリーを展開し積み重ねを感じるラスト。すげぇ〜いい作品でしたね。


良い

僕のヒーローアカデミア 7期

7期分の総決算である最終戦の開幕。流石にロングランすぎてラストとなると良い枠には入ってくる積み重ねがある。
しかし自分の中でイマイチ盛り上がっていない。因縁あるキャラの対決はアツいが、どうせ出久と死柄木が戦うんだからプロとかっちゃんが何しても無意味では?と感じてしまっているからだろうか。間隔が空いたことで積み重ねを感じにくくなってしまってるのだろうか。アツいはずなのに気分がノっていない。


ゆるキャン 3期

こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」

ちょっとの冒険とへ〜ってなるような知識、誰も傷つけないようなほっこり空間。
こういうのでいいんだよ。


バーテンダー 神のグラス

バーにやってきたお客さんの抱える問題に合ったカクテルを出して「まるで私みたい…」ってさせて気分変わって好転してよかったねって感じの1話完結系で、喋りメインだし似た感じが続くと飽きないかって懸念を持ったけど、客の感情や問題を見抜く推理とカクテルにまつわる歴史や作り方の知識の面白さのおかげで全然見れた。
葉巻の回の来店時に吸う秘密と席移動して2人にさせるのとかオシャレすぎ。

ホテルのバーに入るのか、佐々倉の過去の失敗といった話があったがストーリーとしてそこまで興味を引いたりするものではなかったかな。


狼と香辛料

旧版一期だけ視聴済み
狼と商人の旅というテーマに則って商人なりの苦悩と知識を描き、ホロとイチャコラする。そんな流れに一貫性を感じる。
訪れる危機が破産とかしっかりしたレベルの危機でハラハラできるし、助かるための策は面白く、そして何よりホロが可愛い。そういう面ばかり描いてくれるからそりゃ良い。


この素晴らしい世界に祝福を!

久々のこのすば やっぱり楽しい。
3期もやってるんだから関係性が深まって恋愛感情なんかが生まれてきちゃったりして、「パーティーとして長いことやってきたよな」と感じさせてからのダクネスの脱隊の流れがお上手。
認めたくないカズマが手段を探ったり、悪魔の交渉に乗ってまで救い出すのも良かった。




夜のクラゲは泳げない

令和〜!
SNS・歌い手・vtuberなど現代のものを要素としてガールズバンド的なのをやるのは見るの初めて? ここまで今風なのは初めて。
JELEEという一単位の中で各個人ごと抱える「何者かになりたい」「親に認められたい」といった欲求と炎上・引きこもりといった過去がいざこざを生むが、らしさのある乗り越え方をしていたのが良かった。
ただそこまで気分がノらなかったというか、まあ良かったすね〜ぐらいで止まってしまう。




ダンジョン飯 2クール目

いやおもろい。おもろいんすけどね。
ダンジョンの構造、モンスター、料理の発想の面白さと3つの集団がお互い腹を探り合う関係性の面白さとかあるんだけども…展開の面白さというか、「今どこに向かってる?」みたいなのはあるけどあやふやかなと。事態も環境も不明瞭だから手探りで段階を踏んでいく必要があるのはわかるけど、スマートじゃない感。
自分なんかには作れない凄い作品だと思いつつ、自分にはハマらかった…的な?




まあまあ


無職転生 2期 2クール目

正直視聴終了後すぐは「あんまおもろいと思ったとこもないし、結婚!失禁!SEX!みたいな特有の気味の悪さを感じるお決まりの性関係の描写でうーんやな」って感じだったけど、X上で「引きこもりが第2の人生をやり直すというテーマにおいて、『引きこもりになってしまった家族と向き合う』『父親になる』『父親が死ぬ』という経験を通し、元の自分のことや実の父親の心情を考えルディ自身の成長に繋がったからこのクールは意味があった」という感じの意見を見てなるほどなとなりまあまあ枠に。
自分、こういう意図を感じる能力が無さすぎ人間なんでわざわざここまで見てくれてる方、今更ですが注意です!


鬼滅の刃 柱稽古編

原作既読のためここで1クール?は自分も思った。膨らまさず逆に短縮する形でも良かったのでは。
マジでただの修行編だからストーリーも何もほぼないけども、作画の良さで評価しちゃうよね。ufo大好き人間なので劇場3部作はめちゃくちゃ期待してます。Fate HFの再来を願うぜ!


ブルーアーカイブ the animation

アークナイツアニメにしては組織とかが明確にわかってなくても「悪い奴がいるから倒すぜ!」ぐらいで見れたぜ!
だからこそストーリーに厚みがなく感じたぜ!透き通る世界観って言ってもそこまで透き通ってんのかって思っちまったぜ!
でもキャラがいいぜ!アルちゃん可愛いぜ!



じいさんばあさん若返る

コンセプトドーン!惰性でだら〜っとを感じてしまった。
元がTwitter連載だもんでアニメでもバズを狙おうという魂胆が見えるEDもちょっと印象悪い。
でも原作の最終回を翌日アニメでも流すみたいなのはびっくりした。その意外性と2期はないぞという潔さを評価。別に見てて不快になったりもなかったし。



WIND BREAKER

街を守るぜ〜!→ケンカになったから無双するぜ〜→終了  そう…
強い奴らが相手組織ボコして終わってマジでどういう反応すればいいかわからん。
タイムリープ要素を付与して物語性を持たせた東リベっておもろかったんだなって。
でもアクションと曲がいいしカッコいいからよし!



神は遊戯に飢えている

微妙に興味をそそらない設定と各ゲーム内容。ふーんって見てたらいつのまにか終わってた。
これもまあ別に『おもんな〜!』みたいに不快な気分にさせられてないからいっかの枠。




アストロノオト

ギャグメインのアニメで1番大切な「ギャグが合うかどうか」でダメだった。あと、セクハラおばさんをはじめとする古いというか年代が違う感じの会話がちょっと…って感じ。
各人の秘密とか感情がいり混じりながら1クールでまとまってるのはgood。全然みれるアニメではあった。



ハイスピードエトワール

序盤ではレース描写がかなりどうでもいいというか、AIメイン操縦っぽいけどどう違いが出てるんだってなっていたが、終盤で危険をなくすためのAIの意味と限界を提示してドライバーの意味も出してきてようやくこういう話かとわかった。
レースアニメなのか萌えアニメなのかよくわからんかったな。


となりの妖怪さん

時間帯が悪い!
穏やかな雰囲気が眠気を加速させあまり話が頭に入ってこない!でも急なシリアスで激重になって終わってびっくり。
集中して見れず世界観も話もよくわかんないままになってしまったのは申し訳ない。



忘却バッテリー

ギャグが合わない!「こういうノリを面白がる人がいるのはわかります。ただ私には合わないですね」系。
記憶をなくしたキャッチャーだけでなく、そのバッテリーと再会し忘却しようとしていた野球を再開するという枠組みは面白いが、過去が明かされて「こういうキャラですよ」って言われてもストーリーが未だ甲子園いくぜみたいな感じであやふやなので「そうですかそういう人なんですね」ぐらいで気持ちが止まってしまってる。
野球にあり得ることを知れる面白さはあれど野球自体の面白さも感じられずまあまあかなと。



怪獣8号

原作既読。なのでまあ、尻すぼみというかド直球展開でだんだん興味をなくしていくのはわかってた。
防衛隊に入りたい!→叶う
バレないようにしなきゃ!→即バレ
みたいに面白を産みそうなものがすぐ無くなっちゃうし敵もムカつくだけで魅力がない。
一視聴者のカスである私的にはヒロアカのデクダークヒーロー編みたいな怪獣にも世間にも追われるとかのがおもろかったんじゃなんて思ったり思わなかったり。それ呪術か。



うーん

アイドルマスターシャイニーカラーズ

セリフの冗長感、無駄な間、動きの少なさ、音声の静けさに放送時間が相まって激眠。
ファン向けにしても「シャニマス」という作品のらしさが全く感じられなかった。キャラを変えてもアイドルアニメとしては成り立ちそうなほどに。


龍族

中国アニメ特有なのはしょうがないけど話がわかりづらいし、大体わかる大枠もそんなに面白くない。理解したいなと思う引きもなくギャグも合わずなんだったんだろうって感じ。

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