安川電機
産業用ロボット世界3位の安川電機の決算が昨日発表されました。22年3-11月期の連結決算、純利が前年同期比21%増、371億円。
海外景気の減速懸念が強まる状況下でも、EVへの移行、人手不足による自動化の需要を取り込み収益を確保したとのこと。
半導体などの部品不足の影響は徐々に改善しているとのコメントだが、これはアナログ半導体のことかと思う。
正直ここの決算説明はモーションコントロール事業とロボット事業が被ってるようなかんじがしていて理解できません。モーションコントロール事業で生産しているサーボモーターはロボットに使用されるはずなので、ロボット事業と被るとこがあるんじゃないか?まあ、いいや。
この会社は今年は強いと思う。
12月の新型コロの移動制限緩和の影響が早速でたよう。12月、サーボモーターやインバーターの現地工場の稼働率は100%を大きく上回ったと。
早速か!と。
欧米も好調だが、その理由がアツい。
欧米は金融引き締めが続いているが、工場の自動化への投資は継続しているそう。
人件費が高騰しているため。
将来的に警戒すべきなのは、世界4位のドイツのKUKAじゃないかと思う。2016年に中国の大手家電メーカー・美的集団(ミデアグループ)の子会社になった。中国での拠点が今後増えていくことが予測される。それにはまだ時間がかかると思うので23年の株価は安泰かと。
それよりも、産業用ロボットの需要増加の背景は、
日本、韓国、ヨーロッパの労働力人口の減少、
世界だが、特に中国やタイなどの人件費の高騰。品質向上が求められてきていることも要因かと。
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