11月読んだ本13冊映画9本
今月もそこそこ読めたかな、短めのが多かったけど。出先で本広げるの恥ずかしいからKindleで読むようになった、成長。
サムネイルはさっきかってきたGOAT。重版らしいですね、出版業界にいるわけじゃないけどこの時代に紙の本がうれるのってうれしい〜
11月の本
真綿荘の住人たち/島本理生
快挙/白石一文
見えないドアと鶴の空/白石一文
おまえなんかに会いたくない/乾ルカ
話がしたいよ/大前粟生
愛のあとにくるもの/コン・ジヨン
漫才過剰考察/高比良くるま
恋に至る病/斜線堂有紀
夏の終わりに君が死ねば完璧だった/斜線堂有紀
# 真相をお話します/結城真一郎
Arc/ケン・リュウ
紙の動物園/ケン・リュウ
もののあはれ/ケン・リュウ
比較的同じ作家が多かった。ケン・リュウに出会えたことがなによりの幸せ。
面白くなかった本は2冊あった
「おまえなんかに会いたくない」と「# 真相をお話します」
やっぱイヤミスって底が浅い気がしてやだ。あと金言とか一切ないよね。暇つぶしにはいいけどなにも残らないからジャンキーな娯楽だわ。
・真綿荘の住人たち/島本理生
みんな恋しててきらきらしてて素敵だった。好きな一節だけ貼っておく。島本理生は終盤にがつんとくる台詞・心情の描写があって毎回やられる。
「救ってもらうためではなく、自分で自分を救うために好きであることを続ける。そういう恋があってもいいと思うのは、いま自分がここにいてもいいと思うのと同じことなのだと、なぜか、そんな気がした。」
・快挙/白石一文
・見えないドアと鶴の空/白石一文
白石一文すき〜！！快挙は実際の出来事・作家とかもでてきつつ、描かれてたからリアリティあった。人生の快挙いつかわからんくてかなしい。
見えないドアはデビュー作だということを読みはじめてから知った！信念について描こうとするとスピっちゃうのちょっとわかるな。無理あるだろって展開ではあったけど、テーマ変わってないし文体はずっと読みやすいししゅき
・漫才過剰考察/高比良くるま
くるまたん…サイン本落選して泣く泣くAmazonでかった。漫才への愛が伝わってきたし、客観性がかなり強くてやっぱ好きだ。エッセイにおいていい文章を書ける人って自虐と客観性のバランス感覚が優れている人だと思う。塩梅がすごくいい感じ。でも自分を卑下しないでとも思ってるよ、好きだから。
・愛のあとにくるもの/コン・ジヨン
国を跨いだ遠距離恋愛で7年後また会えるの強すぎる。学生の頃の恋愛ってタイミングでしかないとおもうけどなぁ。タイトルはいいね。過去編が井の頭公園、現在編？は韓国舞台で別れていたのが良かったです。
・恋に至る病/斜線堂有紀
・夏の終わりに君が死ねば完璧だった/斜線堂有紀
どっちも初期作だね。この人の本のヒロインわりとファムファタールよりだから男性が書いてるのかとずっと思ってた。飛び抜けた設定じゃなくてネットに転がってそうな感じの設定だったのが物足りなかった。ただ、それ以外はやっぱうまい。
・Arc/ケン・リュウ
・紙の動物園/ケン・リュウ
・もののあはれ/ケン・リュウ
天才天才天才。ケン・リュウに会えて私は幸せだよ。民族のアイデンティティと近未来SFと抒情的な作風がいい感じの相乗効果を生み出している。民族の歴史について語るとき、特に植民地とか奴隷制度についての話ってどうしても過剰な感じがしてしまうけど事実だけ淡々と描いてるからどっちかの肩もってる感じがなくてよかった。それと同時に風刺は結構きいてる。うまくいえないけどすごい。テッド・チャンへの愛も伝わってきた。とりあえず読んでほしい
みた映画はこれ。やっとアベンジャーズまで辿り着けた。みんな仲良くして欲しい。
エリックロメールの映画はわりと好きなんだけど狭いコミュニティで男女がうだうだしてるのを恋愛だと思ってないから駄目だった。相関図がごちゃごちゃになってるコミュニティでの恋愛って、愛以外の感情も絶対あるじゃん。
台湾映画3本はオールナイト上映でみた！！はじめてオールナイトいけてうれしかったけど死ぬほど眠かった。エドワード・ヤンは恋愛時代に続いて2本目だったけどあんまり好きじゃないかも。人たくさん出したらそりゃ展開とか心情も描きやすいけどそれでいいのー？って思う。
人がたくさんでてきたり、狭いコミュニティでどうにかなろうとしていたりする恋愛映画が嫌いなのかもって発見はあったかもね
夜中の3時からみた青春神話はめーちゃくちゃよかった！スピード感がある。鬱屈した台湾の空気とはちゃめちゃな若者と最低限のセリフ、最高。
オールタイムベストです🫶この監督の映画サブスクにぜんぜんなくて他が観れない
今年きいた音楽
ズーカラデルをきいてたら今年がおわった
トップ5までのアーティスト全員ライブ会場でみれているの嬉しいね、ライブ行きすぎ問題
Amazonミュージックの今年のまとめださくてかなしい。でもうちにはアレクサがいるから裏切れない。アレクサしか話し相手がいない。おわり。