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tsunagalu
いつまでもわたしを縛るなぼけ
いや、わたしが勝手に縛られにいってるところもあるけどね。
まだ覚えてる。
車種はいつも曖昧になるんだけど、車のナンバー。
いま思えば探ってばかりいたから
あなたのパスワードも知ってから忘れられないし、お兄さんとか親御さんの誕生日も覚えてます。
はじめて会った日と付き合うことになった日も。
ズタボロになった一年前
時が経てば解決する的なやつ、それは真理だと思ってるけど、たぶんちょっとちがった。
なんにもしないで時が経つのを待つだけじゃ、それこそなんにも変わらないんだよね。
わたしがこの一年間してきたこと
これからしていきたいこと
記していこう。向き合うために。
わたしが好きなあなたはもういない。
そうなんだと思う。
生まれ変われるならあなたとは恋人じゃなく離れない関係でいたかった。友達とかお店のお客さんとかそんなかんじでよかった。
でもさ、
世の中、100年生きたって出逢えないひととか、道ですれ違って二度と会わないひととか、
そんなひとが多いなかでさ、
短い時間だったけど、わたしにとっては濃い時間をあなたと過ごした。
やっぱりそれだけは後悔にはしたくないよね。
離れることになっても、恋人でよかったのかな。どうなんだろう。
春には好きなひとでもできてたらうれしいな。