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歴代最高かつ最低かつ最高と思われる年下男と別れた女の徒然9

母親より歳上の先輩と11個上の先輩とランチでお寿司。
女は甘いものも悪口も長居も大好きだ。
たのしいし居心地が良すぎて時間がほんとーうにあっという間。
話したいことの半分も話せないくらいがちょうどいい。
そしてまたつぎの約束が自然とつながるのもきもちがいい。
よかった。今度は春になってるはず。

徒然9
たしか自分の家にはタクシーで帰ったんだと思う。

その頃のわたしはコロナ禍の悪影響をこれでもかってくらい受けまくっていた業界で働いているので、
月の半分くらいは公休だったし、時短勤務が主だったので、仕事以外に割ける時間と体力は有り余っていた。
勤務も16:00〜20:00みたいなのが多かったのかな。
だから彼と会う約束もしやすかったし、実際会える時間が多かった。
恋のはじまりには好都合すぎるくらいだった。

会う前から毎日LINEをつづけていたので、その後も他愛もないやりとりをしていて、
会った日から二日後、夜にドライブをすることになった。
わたしはもうお風呂を済ませていて、もちろんすっぴんだったわけだけど、
ま、夜で暗いし車内なら顔も見えんでしょう!と思い、そのままドライブのお誘いにのることにした。

はじめて待ち合わせたコンビニまで、ラフな白のサマーニットとデニムで向かい、彼の車を見つける。
彼もTシャツにハーフパンツにキャップみたいなラフなかんじだった。可愛い。そんなふうに思った。

彼の運転であてもないドライブのはじまり。
昼もいいけど、ドライブは夜が格別に好き。
加速度が増す。なにかに酔わされる。それでよくなる。見えないところに向かうかんじがそうさせるのかな。彼の助手席にいることが好きだった。

車はとなりの市へと向かう。
そこは彼の生まれた場所だった。

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#趣味ダイエット特技リバウンド
#誰かのネタよね笑

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