隅田川にかかる
勝鬨橋を渡る
左手にスカイツリー
右手に東京タワー
俺はその真ん中
はじめに
隅田川にかかる橋をまとめます。
今回まとめるのは桜橋から築地大橋までの15橋+桜橋上流の3橋。
アーチ橋について
別に覚える必要はないけれど、下の区別が認識できていたら各橋の区別がつきやすくなります。
・桁位置での分類(上路アーチ・中路アーチ・下路アーチ)
・下路アーチ タイ部材使用有無(タイドアーチ)
・補剛桁の有無(ランガ―アーチ、ローゼアーチ)
・アーチの部材(ソリッドリブアーチ、ブレースドリブアーチ)
前置きがとても長くなりましたが、隅田川にかかる橋を見ていきます。
千住大橋
ブレースドリブ・タイドアーチ橋
千住大橋は隅田川にかかる橋の中で最も古くに建築された橋で、文禄3年 徳川家康の指示で建設されたが、昭和2年に建て替えられている。
メモ:黄緑色のゴテゴテした下路アーチ
水神大橋
3径間連続ニールセンローゼ橋
隅田川神社(水神宮)の近くにあるから水神大橋。吊材が綾状になっているのが特徴的。
メモ:青くてシンプルなニールセンローゼアーチ
白鬚橋
下路式ブレースドリブドタイドアーチ橋
白鬚神社の近くにあるから白鬚橋。白鬚神社の総本山は滋賀県。
メモ:なだらかな弧の青い下路アーチ
桜橋
連続鋼X形曲線箱桁橋
X。
メモ:エックス
言問橋
三径間ゲルバー鈑桁橋
日本の三大ゲルバー橋(カンチレバー橋)らしい。そして今は違うらしい。
当時としてはあり得ないほど大きい橋だったみたいです。
メモ:薄い緑の上路アーチ
吾妻橋
3径間鋼ソリッドリブタイドアーチ橋
これタイドアーチ橋ですか??(wikiから引っ張ってきた)
メモ:赤い下路アーチ(に見えるもの)
駒形橋
中央部:中路式ソリッドリブタイドアーチ橋
側部:上路式ソリッドリブアーチ橋
吉原通いの遊び人が良く使った渡しが駒形の渡し。駒形橋ができたら渡しは廃止された。
メモ:ソリッドリブの青い橋
厩橋
3径間下路式タイドアーチ橋
勝鬨橋とのひっかけ問題(そんなつもりはない)。
メモ:3連の下路アーチ
蔵前橋
3径間連続上路式ソリッドリブ2ヒンジアーチ
黄色さがとても目立つ。
メモ:黄色い上路アーチ
両国橋
3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋
昔は武蔵国・下総国の間にかかる橋だったから両国橋。
日本の三大ゲルバー橋(カンチレバー橋)らしい。そして今は違うらしい。
メモ:コンクリ色した上路アーチ(に見えるもの)
新大橋
2径間連続斜張橋
シンプル過ぎる逸品。
メモ:オレンジ棒の斜張橋
清洲橋
自碇式鋼鉄製吊橋
今回紹介する中では唯一のつり橋。
メモ:青いつり橋
隅田川大橋
主径間:3径間連続鋼床鈑箱桁橋
高架部:7径間単純鋼床鈑箱桁橋
上は首都高です。下はもちろん歩いて通れる。
メモ:2段になっている橋
永代橋
下路式スチールアーチ橋
レマゲン鉄橋がモデルらしい。まあ似てる。
メモ:白い下路アーチ
中央大橋
二径間連続鋼斜張橋
フランスのデザイン会社に頼んだらこんな感じになった。兜がモチーフらしい。
メモ:兜型の斜張橋
佃大橋
3径間連続鋼床鈑箱桁橋
普通の橋です…
メモ:特に…
勝鬨橋
稼働部:シカゴ型双葉跳開橋
固定部:鋼ソリッドリブタイドアーチ橋
1970年を最後に開いていません。なんか色々な人たちが開けたがっていますが難しそうです。
メモ:中央が開きそうな橋
築地大橋
鋼3径間連続中路式アーチ橋
2018年開通と新しい橋だけにアーチがお洒落です。
メモ:アーチが近代的な橋
QMAではどう出るか
次の隅田川に架かる橋を上流から順に選びなさい
言問橋
清洲橋
永代橋
勝鬨橋
築地大橋
次の東京の隅田川にかかる橋の画像と名前の正しい組み合わせを選びなさい
なお勝鬨橋は謎のアングルで分かりづらくなっているので注意
江戸時代の1807年に落橋して1000人を超える死者を出した
隅田川にかかる橋は何?
→永代橋
安土桃山時代末期の1594年に隅田川に初めてかけられた橋の名前は?
→千住大橋
東京の隅田川にかかる橋「勝鬨橋」は、1970年の跳開(中央部の開閉)停止後、一度だけ跳開したことがある
→×
まとめ
隅田川 橋架かりすぎ問題
それほど大きい川だということですね。
アーチの方向や橋の色など、それぞれに個性があるので一応見分けは付くかなと思います。
のびしろ
スカイツリーと東京タワーが同じ地点から見える地上の場所は割と少なくて、その1つが勝鬨橋です。
また、東京タワーと東京スカイツリーは東京の新旧シンボルでもあります。
つまり、新旧ヒップホップシーンをつなぐ架け橋になるという示唆とも取れますね。この曲も含め最近はサンプリングを使用した作曲が少なくなっていますし、日本のヒップホップにおいて新たな形を創り出しているのかもしれません(単にサンプリング許可がなかなか下りないから控えているだけの可能性もあります)。