全人類PIERROTを聞け!!!!!!!!!!!!!
9月の重要な予定が終わり、さあ今度こそL'Anticaの記事を…!と思っていたら、アイジさんのこんなツイートが目に入ってきた。
え、PIERROTの音楽が好きな人に朗報…?まさかサブスク解禁…?なんてことを考えているうちに次のツイートが。
わああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?!?
マジできたああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!11!!1
前回の後期Laputaのサブスク解禁記事で「丘戦争(DIR EN GREYとPIERROTの対バン)二回目が発表された時と同じくらい喜んだ」という旨の記述的旋律をしたのだがこっちもサブスクきちゃった。
まずは全力感謝。ありがとうございます…!
思わず骸抱きしめたままの腕に愛を抱きしめ踊り狂いそうになった。
私はPIERROTの音源はデモテープを除くとHILL -幻覚の雪-の生産限定BOXに入っているHILL -幻覚の雪-(Silent Desire)と配布のハーケン&MOTHER以外はHIDELOWさん時代のも含め持っているはずなのでLaputaの時とは違い未知の曲が聴ける!ということはないのだがそれでもとても嬉しい。スマホの容量が空けられるしね。
サブスクに来て不特定多数の人たちに布教できるようになったのなら私もおすすめアルバムを紹介するしかない。
前回同様トプロ並の語彙で私の好きなアルバムについて書いていこうと思う。
CELLULOID
ミニアルバム大好き人間なのでまずはCELLULOIDをお勧めしたいと思う。
一曲目の表題曲「セルロイド」は扉を開けるところから始まるだいぶ重めな曲。
最初の方のノリにくいところを聞いて「これは好み別れそうだなー」なんて思っていたら急にBメロで盛り上がってきてうおっ!?てなる。サビは特に盛り上がらないのだが、なんか癖になる。そんな感じなのと後の曲がTwelve以外PIERROTのライブでよく聞く曲ばかりなので表題曲なのにかなり影が薄くなっている。プラエネに入ってたら馴染んでたと思う。
そしてお待たせ「Adolf」 イントロで勝手に両腕が動き出す。(ライブ映像の見過ぎ)
もう何書いていいのかわからないくらい聞いていて気持ちいい。紛う事のない神曲。PIERROTらしさに溢れてる。思わず脳下垂体が生き続けることを諦め始めそうに…なるには次の曲か。
この曲に限らずなのだが、PIERROTの曲はドラムのリズムがすごい癖になる。
さらに「脳内モルヒネ」、マジで脳内モルヒネが分泌される曲。Adolf同様代表曲。曲はだいぶヘンテコかつキャッチーで、これもまた癖になる。
何よりイントロの潤さんのシンセギターがものすごい中毒性を誇っている。一度聞いたら忘れられない。
「手毯をつく君の顔が黒い羊に見える」と、今聞くと某クールすぎるアイドルが頭に浮かびますがもちろん関係ない。“毬“の字、違うしね。
後に他の初期曲と共に再録されるのだが、この曲はやはり原曲が1番(後述)。
そして私のイチオシ「Twelve」!!!!!セルロイド同様マイナーな曲ですが、これめちゃくちゃ好きなんです。最後のHUMAN GATEの次に聞きやすいと思う。すごく聴きやすいのだけど、脳内モルヒネが分泌されるような気持ちいいところは少ないのかなーと思う。
「鬼と桜」はめ〜っ↑ちゃ和風テイストな曲。鬼リピしたくなる曲ではないのだが、定期的に聴きたくなる。そして連鎖的に同じく和風なSmiley Skeletonが聴きたくなる。再録の方を聴きすぎて青い空の下...が始まらないのに違和感を覚える。
そして最後、大名曲「HUMAN GATE」!これ全人類好きです。(クソデカ主語)
歌詞があまりにも良すぎる。生きよう、頑張ろうという気持ちにさせてくれる。頭の片隅にこの曲の歌詞を潜ませておくとしあわせ〜♡になれる。基本捻くれたことしか言っていないV系バンドからたまにお出しされるこういう曲はマジで染みる。
同じように励ましてくれるDIRのRanunculusも聴こう。いやでもあの曲は軽蔑と始まりからアルバム丸ごと聞いてからの方が…(お前達を比べる事自体が間違いさ)
DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-
本当はパンドラの匣についてかきたかったのだが、パンドラの匣は配信されないようなのでこっちを。
このアルバムはパンドラの匣と先述のCELLULOID、シングルのScreenから一部の曲とデモテ並びにオムニバス(TURN OVER "EAGLE" VERSION)から「トウメイ」故、「人間」也。の再録を収録したアルバム。
とりあえずPIERROT初めて聞く人はこれ聞けばいいと思う。パンドラの匣あるならそっちおすすめしたけど。
全体的にライブでの流れやアレンジを再現してくれていてたまらないアルバムになっている。
まずはパンドラの匣から「自殺の理由」
理由と書いて「わけ」と読む。(V系あるある)
そうそう、この始まり方!このドラム!ライブでよく聞くやつ!オリジナルの「想えば物心着いたその日から(ry」で始まるのもいいんですが、やっぱりこっちのが好きだ。
Bメロのギター(にわかだから潤さんとアイジさんのどっちが弾いてるのか分からん!)が好き。そしてサビ、ぎゃくたいー!と叫ばなくてはいけない使命感に駆られる。
「Adolf」は原曲のが好きだがこっちも良き…原曲よりキリトさんの歌い方がねっとりしている。
で、問題の「脳内モルヒネ」。基本的に原曲より良いor原曲のが好きだけどこっちもあり!とされている中でこの曲だけは割とボロカスに言われている。
原因はイントロでの特徴的なシンセギターがコレジャナイ感じになっている。
前述の通りライブ準拠のアレンジが多い本作の曲だが、この曲のイントロはそうではないらしいのでうーんという感じなようだ。
後追い勢の私としてはまあこれもアリかなと思う。まあ原曲とどっちが良いかと聞かれると原曲だと答えるが。
脳内モルヒネを聴き終えるとシームレスに再生されるのは「Screen 1 トリカゴ」
これはマジで優劣つけ難い。原曲とアレンジ、どっちも好きだしどちらでもいい。
強いていうならBメロは原曲のが好きかな。シングル一発目に相応しい名曲。厳密にはHAKEN KREUZが最初だけど「ドラキュラ」はこっちかな。テンポアップしていて良い。最初はやはり独特なリズムで叩いているドラムに耳が行きがちだったのだが、ベースのKOHTAさん本人の動画でイントロのベースを聞いて衝撃を受けた。何このベース!?
動画ではMAD SKY -鋼鉄のメシア-のベースも弾いているのが、こっちは「あー確かに音源でも同じように弾いてるな」という感想だった。(MAD SKYはベースが主体なので耳に残る)
しかしドラキュラ。何回も音源聴いてたのにマジで聴いた事のないフレーズを奏でている。
嘘だ!こんなの音源では弾いてなかったぞ!(バカ失礼。すみません)と改めて音源を聴くとしっかり弾いていて仰天した。
素人なのでベースだけ聞くとえ?これ本当にドラキュラのベースで合ってる?曲間違ってない?という感想にしかならないのだが他の楽器隊とキリトさんの声が合わさることで私のよく知るドラキュラになっている。マジですげえと思った。
「鬼と桜」、最初がめちゃくちゃ壮大になってる。CELLULOIDの項でも書いたが、次曲の青い空の下,,,にシームレスに繋がるのがマジで良すぎる。
そしてその「青い空の下...」だが、自殺の理由同様、原曲より好き。無駄な命が〜のところのドラムが神すぎる。そしてその後のスクイノテハ エラバレタモノノミニ サシノベラレル…フウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜↑↑↑↑……神。
「SEPIA」は楽器隊はこっちの方が好きだが、キリトさんの声は原曲の方が好み。哀愁漂う名曲。これも歌詞がめっちゃいい。
「満月に照らされた最後の言葉」は曲名からインパクト抜群。この曲もBメロがいいんだよなあ。さっきからBメロ褒めすぎな気がする。
「HUMAN GATE」は前述の通りの大名曲だが、原曲に比べ更にしあわせ〜♡を感じられる曲になっている。特にアウトロ、神か?多幸感が滲み出る余韻が素晴らしい。
そしてそんな多幸感溢れる余韻をぶち壊す「トウメイ」故、「人間」也。本来なら限定版にしか収録されていないボーナストラックだから仕方ない。こちらも曲名のインパクト抜群。
オムニバスに入っていた音源がデモテープと同じでインディーズ時代の他音源と比べてもだいぶチープだったので重厚さに感動。ギソロとかマジで見違えるように変化している。
初めて聞いたときはこれ本当にPIERROTの曲?と困惑した。それくらい異質に感じる曲。HIDELOWさん時代の曲ともまた違う。謎。
とはいえメロディ、歌詞共に中毒性抜群でありなんやかんやPIERROTの曲なんだなーと感じる。
その他お勧め曲
*自主規制(HAKEN KREUZ)
私が初めて聞いたPIERROTの曲。思い入れが段違いなので長文失礼します。
Janne Da Arcのライブを目当てにとあるイベントの映像を見ていたら流れてきた曲。
当時90年代V系オタクというよりJanne Da Arcのファンだった私を90年代V系オタクに引き摺り込むきっかけになったTHE FIRST CRY IN HADES (GUILTY)な曲。
その後はPIERROTに触れてると必然的にDIR EN GREYに触れるのでDIRに触れて、初期のDirの曲を聞いているうちに黒夢を知って聞いて、名古屋系やべええええええ!!!!次はLaputaだ!となりROUAGEやらメリゴやらLamielやら、ちょっと寄り道してRaphaelとかLAREINEを聞いていたらすっかり90年代V系オタクになってしまった。
話が逸れたので戻す。この曲、イントロの途中でHAKEN KREUZ!!!とキリトさんが叫ぶところがあるのだが私が見た映像では規制音が掛かっていたので、V系に疎かった私は「え?」となった。
曲歌ってて規制音?何言ったの?と。
一応JanneでもSpeedという曲で「気が狂いそう」という歌詞がライブで暈されていたり、歌わないようにしてたことがあったのだが、ここまでちゃんとピー音で規制されていたわけではなかったのでまあビックリした。
そしてすぐ歌い始めてまたピー音が入る。今度は○○児が規制される。一曲のうちに2回も!?
天見ノドカもビックリなのだが、そんなこんなで割と終始淡々と進むこの曲にすっかり夢中になってしまった。そしてその後のENEMY、脳内モルヒネ、蜘蛛の意図のコンボを食らい私はPIERROTの音源を漁ることになるのだった。
当時の私のようにV系であったりアングラな曲に疎い人にぜひ聞いてみてほしい一曲。多分沼る。
気に入ったのなら是非とも配布CDの規制されてないHAKEN KREUZを買ってみよう。私は買わないというか、買えない。
ENEMY
この曲はシンプルにカッコイイ。イントロでおっ!となった1曲。プラエネの曲はだいぶヘビーなのが多いのだがこれは聞きやすいと思う。
歌詞がなかなか考えさせられる曲。
音源でもサビで潤さんのクソデカコーラスが聞こえてくる(幻聴)。あーざーやーかーにいいいいい↑ひらくー!
気になる人はライブ映像を見てみてほしい。
新月
これもシンプルにクソかっけーです。
2分38秒で最高の気分になれます。
間奏がまじでかっこいい。
HOME SICK
先程までとは違い聞いてて脳死で気持ちいい〜という曲ではないのだけれど、ゴリゴリにベースが効いていて私は大好きです。
私の知る限りHome sickという曲名の歌にハズレはないです。
そうだよねROUAGE?
他にもPURPLE SKYとかMAGNET HOLICとかACID RAINとか色々聞いてほしい曲はあるが書いてるとキリないので割愛。
書きたいことを書いていたら自分のPIERROTに対する想いや思い出を書きたいのか曲のプレゼンを書きたいのか分からなくなってしまった。
何はともあれ本当にいい曲が多いので是非とも聞いてみてほしい。
あとパンドラの匣買おう。
カルマ -因果応報-を聞くためにTHE END OF CENTURY ROCKERSⅠも買おう。
トウメイ故の原曲聞きたいならTURN OVER "EAGLE" VERSIONも買おう。
ROUAGEとかPENICILLINの曲も収録されてるぞ!!!!
ついでに気狂いピエロと漆黒のシンフォニーも買おう!!!!!!!!