プロになれるわけじゃないのに社会人が本気でスポーツをやる意味って何なの?
先日、親しい人間と話している時に、僕のカバディの話になりました。
その時に、タイトルの言葉を言われました。思わず、言葉を失ってしまいました…笑
まさかこんなことを考えてると思っていませんし、言われるとも思っていませんでした。なので、どうやって回答しようかなと考えたのですが、答えが見つかりませんでした。
ただ、その人の話を聞いて客観的に考えた時に、今の自分の状況って普通ではないのかなと感じました。
と言うのも、基本的には週3で夜にカバディの練習をしています。他には、大会などがあれば出場しますし、他チームの練習に参加させていただくこともあります。仕事の息抜きで、カバディの動画を見ることも増えてきています。
感覚的には、部活動をしている感覚です。
しかし、一般的にそんな人はかなり少ないです。スポーツを取り組む人はいるものの、ストレス発散や楽しむだけの趣味などが目的がメインで、本気で勝つことを目指して取り組む人はかなり少ないです。
これは、僕が大学時代の話ですが、顧問の教授に「大学生になっても部活動などで本気でスポーツに取り組む人間は2割もいない。社会人になればもっと少なくなる」と言われたことがあります。
その時から数年経っているので、おそらくもっと少なくなっているのではないかと思います。
冒頭の話に戻しますが、皆さんはどう思いますか?
確かに、現状では日本にプロカバディはありません。全日本に優勝しても、国内でプロとして活躍する場所はなく、インドに行く必要があるでしょう。
しかし、プロになれなければ本気でスポーツに取り組み価値はないのでしょうか?
ただ、目の前の試合に勝ちたい。
あいつにだけは負けたくない
チームとして大会で優勝したい
熱中できるから頑張る
これだけではダメなのでしょうか?
何か熱中できるモノがあり、他人が遊んでいる間に練習をして目標に向かうことは凄く良いことです。そこに、確固たる理由は必要なのでしょうか?
別に、冒頭の人間が間違ってるとも思いません。人それぞれ考え方や価値観は違うし、社会人となった今の自分たちが行うスポーツに対する価値観や熱量が違うだけです。
しかし、それを問われたことで、「なぜカバディに熱中して取り組んでいるのだろうか?」と自問自答しているのも事実です。
面白いから?
プレーが決まるのが楽しい?
アンティーを1人で止めるのが気持ち良い?
レイダーで複数得点するのがたまらない?
もっと上手くなりたいから?
チームで勝ちたいから?
個人で活躍したいから?
そういえば、灼熱カバディでも似たような質問が投げかけられる場面がいくつかありましたね。(ちょっと違ったかな?)
その場面のキャラクターのように、いつか自信を持って回答できる日が来るように、常日頃から自分の軸はブラさないように思い続けようと思います。