オリンピックを見て感じたこと
東日本が終わって一区切りをし、弾丸帰省をしてきました。
9日の夜に大阪を出発し、11日の今現在、大阪に帰阪中です。(電車の中で書いてます)
どうしても、このタイミングで家族に伝えないといけないことがあったため、わざわざ帰省しました。
帰省の中では、最近のプライベートのことや仕事のことなどを話し、久しぶりにゆっくりと過ごせました。
その中で、初めてオリンピックの競技中継やニュースをちゃんと見ました。(もう終わり掛けですが、、、笑)
期待されていた競技で結果が残せなかったり、予想外の競技でメダルを取ってメダルラッシュが起こったりと、今回のオリンピックも盛り上がっているなと感じました。
そうやってニュースを見ている時に、4年に1回しかないこの機会のためだけに、誰も知らない場所で努力をされているんだなと思うと、家族の前であろうと泣きそうになりました。
じつは、昔からスポーツのニュースや試合を見る中で、勝手に背景部分を想像して泣きそうになることが多々あるんです…笑
それと同時に感じるのは、選手や監督に対する無責任な言葉です。
周りの人達は、好き勝手言いたいように言います。
メダルを取って当たり前
なんで、こんなプレーをするんだ
なんで、メダルが取れないんだ
下手くそ
恥さらし
もう〇〇(選手名)も終わったな
周りから見ている分には、よっぽど自分が上手にできるように錯覚し、あたかも自分は出場している選手よりも上手い・偉いと勘違いをする人が必ず一定数います。これは、オリンピックに限った話ではありませんが。
そんな人達が、何も考えず無責任に無責任な言葉を発します。
特に今の時代、SNSでは匿名で書き込めてしまいます。(開示請求などをすれば誰かは特定できますが)
しかし、そういう人ほど、何かに熱中した時間や経験はないことが多いです。
友達や家族と過ごす時間
娯楽時間
好きなものをする時間
など、これらを我慢・犠牲にしてまで、熱中したことはありません。
だからこそ、選手や監督のことを何も考えずに無責任な発言ができるんです。
確かに、スポーツという世界は、結果を強く求められる世界です。
どれだけ練習してどれだけ我慢しても、狙った場所で結果が出なければすべてが水の泡となります。
もちろん、その結果を踏まえて、悔しさをバネにして次に進みます。
ですが、結果を求められる世界ということに変わりはありません。
しかし、だからと言って、無責任な言葉を投げつけて言い訳ではありません。
投げつける前に、少し冷静になって選手の裏側を想像してほしいんです。
私たちサラリーマンが仕事で成果を出すためにかいている汗と、選手や監督が結果を出すためにかいている汗は違うでしょうか?
私たちサラリーマンが仕事で上手くいくために悩み勉強する時間と、選手や監督が良いプレーをするために悩み練習する時間は違うでしょうか?
僕は、同じだと思います。
戦っているステージが違うだけで、私たちサラリーマンと選手・監督は同じモノを経験しているんです。
ここが理解できれば、例え狙っていた結果を出せなかったとしても、今のように簡単には選手や監督に無責任な言葉は出ないと思います。
自分たちと同じように苦労し、もがき、苦しみ、悩んでいる。
それでも、目指すモノ(ゴール・目標)があるからこそ、諦めずに一歩ずつ前に進み続けている。
それを、分かってほしいんです。
私は、5歳から23歳まで競泳を現役で続け、今はカバディを本格的に取り組んでいます。
そのため、スポーツ選手が見えない部分でどんなことを考え、どんな努力をしているのかはイメージがつきます。また、自分自身も経験してきました。
ハッキリ言って、スポーツが上手いからと言ってビジネスで成功できるわけではありません。スポーツが上手いからと言って、一生安泰ではありません。(むしろ、スポーツ選手のセカンドキャリアは社会的問題にもなっています。)
人から見たら、何の役にも立たないことに、どうしてそんなに一生懸命になれるか分からないと言う人もいるでしょう。
しかし、そんな世界をずっと生きてきた人達が、私たちに勇気を与え、希望をくれるのではないでしょうか?
そんな世界をずっと生きてきた人達が、私たちに娯楽の場を与え、明日への活力をくれるのではないでしょうか?
人類の歴史を振り返っても、スポーツというモノが私たちの生活に与える影響はとても大きいです。現代では、スポーツが世界的なビジネスモデルの1つとして確立さえしています。
1人の選手がチームを移動するだけでも、数10億動くほどです。(100億をこえることもあります。)
そして、そんなスポーツを見て楽しんでいる私たちがいるんです。
私たちにはできないことをやり遂げてきた人達のおかげで、私たちがスポーツで楽しめていることを忘れてはいけません。
そして、それを忘れなければ、無責任な発言は出てこないはずです。
だからこそ、スポーツを見て楽しむ方には、選手の裏側の部分まで想像してほしいなと私は思います。
だいぶ本題と外れてしまいましたが、そんなオリンピックを見ながら自分の今の状況と照らし合わせていました。
脳筋陣闘部は、結成してまだ4ヶ月強のチームです。そして、私自身は2ヶ月強です。
まだまだ歴の浅い私たちですが、チームが立てた目標に向かって各々ができる限りのことをしています。それは間違いないことです。
しかし、外から見て笑う人たちがいるのも事実です。
(まあ、そういう人達は放っておいて笑わせておけば良いのですが、、、)
残念ながらカバデイがオリンピック種目にはなりませんでしたが、アジア大会はあるし、日本代表もいます。嬉しいことに、国内大会も増えてきています。
このように活躍する場面が増えてきたり、目指す場所が増えています。
だからこそ、私たち脳筋陣闘部に限らず、どのチームもどの選手も毎日努力しています。
皆が遊んでいたり飲みに行っている時に、汗水かきながら、時にはケガをしながら練習に励んでいます。
その結果、試合を見て感動をするし、試合を見て泣く人もいます。これほど、素晴らしいものはないと思います。
ただただ、試合を見て楽しむも良し。
選手の裏側を見て楽しむも良し。
楽しみ方は人それぞれです。
ただ、選手や監督を無責任に傷つけることだけは違います。
もっと、建設的にスポーツを楽しみましょう。
と、感じたことをそのまま書き出したら、訳のわからない駄文になってしまいました、、、笑
こんな駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。