神龍寺ナーガ戦から学ぶ、凡才の才能
タイトルからもわかる通り、今回は今までとは少し違う軸で書いていこう思います。
今回は、数多く連載されたスポーツ漫画の中でも、人気度では確実に上位に入るであろう大人気アメフト漫画「アイシールド21」から学んでいきます。
そんなアイシールド21の中でも、大好きな人が多いであろう「神龍寺ナーガ戦」からピックアップしていきます。
関東大会堂々の9連覇、死角なしの最強チーム
神龍寺ナーガとは、関東大会を9連覇していて神と称されるほどの最強チームです。
分かりやすい例かはわかりませんが、数字だけ見ると数年前にCLを3連覇して最強と称されていたレアルマドリードの3倍にあたります。
それほど、漫画の中では最強ポジションとして君臨しており、負けることがないようなチームです。また、阿含や一休と言った、いわゆる天才選手が所属しているためメンバーだけ見ても、負けるイメージがつかないチームです。
そんな神龍寺ナーガに対抗するのは、主人公の小早川セナが所属する「泥門デビルバッツ」
主人公のセナやエースレシーバーのモン太が活躍するシーンはもちろんありますが、今回焦点を当てたい部分は別の場所です。
(この試合を語りだすと止まらないので、なるべく寄り道はしないようにしたいんです…)
今回焦点を当てたいのは、ズバリこの2つ↓
伏兵、雪光の初キャッチ&初タッチダウン&泥門初得点
凡才ヒル魔の見事な伏線回収
伏兵、雪光の初キャッチ&初タッチダウン&泥門初得点
雪光とは、高校2年生まで一切スポーツをやって来ず、ずっっっっと勉強ばかりしてきたガリ便キャラクターです。
雪光は、根性だけをヒル魔に認められアメフト部に入部しますが、1度も試合に出場したことがありませんでした。
しかし、遂にそんな雪光がデビューする時が来ます。それが、今回の神龍寺ナーガ戦です。
当然、レベル差はあります。しかも、いきなり天才キャラクターの1人でもある一休がマッチアップします。
そんな状況だから、雪光は最初の数プレーは何もできません。
しかし、そんな雪光の様子を見て一休がマッチアップから外れます。
その瞬間を待っていたかのように、次のプレーでヒル魔から雪光にパスが投げられます。
誰よりも早くスタートした雪光でしたが、そのパスにいち早く反応したのが他でもない一休と阿含です。
すぐに雪光に追いついた2人は雪光は眼中にないと言った様子で、2人でどっちがキャッチするかを競い合います。
そんな2人を見ながら自分自身の過去や才能のなさに落ち込みつつも、過去の悲しみを乗り越えた雪光。
2人のプレッシャーを跳ね除け、見事にパスをキャッチ。
これが雪光の試合で成功した初プレーで、神龍寺ナーガ戦での泥門初得点になります。このプレーをキッカケに怒涛の追い上げが始まります。
凡才ヒル魔の見事な伏線回収
さあ、お次は悪魔の司令塔ヒル魔の名シーンです。
じつは、神龍寺ナーガ戦の主役はセナやモン太ではなく、ヒル魔・栗田・ムサシの3人です。
元々、この3人は神龍寺ナーガに入学する予定でした。しかし、そこに横やりを入れて追い出したのが、他でもない阿含なんです。
だからこそ、この神龍寺ナーガ戦は「神龍寺vs泥門」という見方と、「阿含vsヒル魔・栗田・ムサシ」という見方ができます。
今回は、後半部分に焦点を当てていきます。
場面は、28vs35の7点差(1タッチダウン差)で逆転を目指して攻撃している泥門です。
セナから最後のパスを受けたヒル魔がゴールラインに向かって10数ヤード走っていきます。その背中を阿含が追いかける状況です。
阿含とヒル魔は長い付き合いのため、阿含はヒル魔の走力を知っています。そのため、この距離なら追いつけると確信していました。
しかし!!!
その阿含が知っているヒル魔は1年前のヒル魔なんです。ヒル魔は1年かけて、阿含が知る時よりも0,1秒早くなっていたんです。
その結果、その0,1秒差で阿含が追い付けずヒル魔が逃げ切り、値千金のタッチダウンを取ったんです。
タッチダウンを取ったこと自体も良い場面ですが、この時にヒル魔が阿含に言った名言こそが名シーンなんです。。。
まとめ
さて、今回は大好きな人が多いであろう神龍寺ナーガ戦の中から、
伏兵、雪光の初キャッチ&初タッチダウン&泥門初得点
凡才ヒル魔の見事な伏線回収
の2つのシーンに焦点を当てました。
なぜ、そこに焦点を当てたのか?
それは、2人もが凡才キャラクターとして描かれながらも、腐らずに毎日努力を続けた結果、国内最強の相手に値千金のプレーをしたからです。
スポーツに限らず、どの世界にも天才と言われる人と凡才と言われる人がいます。そして、凡才と言われる人は、天才との差を痛感して諦めてしまう人が多いのも事実です。
しかし、そうじゃないんだと。凡才でも天才に噛みつくことができる・見返すことができるんだと、表現してくれたのがこのシーンだと勝手に感じています。そして、全スポーツマンに勇気と希望を与えたシーンではないでしょうか。
当然、僕自身は凡才ですので、凡才は凡才なりの闘い方で上のレベルの選手たちに向かっていきます。
僕の拙い言葉ではこのシーンの魅力を1%も伝えることができないと思いますので、興味がある方は漫画を買っていただくか無料アプリで読んでみてください。
p.s
いつかアイシールド21をひやすら語る会とかできたら楽しいんだろうな、、、🤔
できれば、お酒入れながら…笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?