憧れは1歩先に

 高一の時からの友人が昨日最終試験を終えたそうだ。私とは違い本気でその目標に向かっている。彼女と初めて会った時、その熱量に圧倒されたのを覚えている。彼女は警察官として、私は自衛官としてそれぞれの目標に向かって努力を重ねた。

 だが、彼女の方がずっと輝いていたしその目標に向けて一心不乱に取り組んでいた。私も同じくらい取り組んだのだが、それでもやはり彼女の方が1歩先を行く。そんなことが日常になっていた。

 彼女は私の良きライバルであり、私の目標の1つなのだ。物事を達成する時の熱量に圧倒されるのは、後にも先にも、彼女しか居ないだろう。

 かく言う私もそれなりに努力を重ねたつもりでいて。だが、やはりそれなりだと手が届かないのが現実だ。死ぬ気でやったかと聞かれたら、私は即答することが出来ないだろう。死ぬ気でやるなんて言うのは常人ができる代物では無いのだから。

 でも今回は、死ぬ気でやる。そう決めたのだ。今の今まで怠けて楽な方楽な方へと物事を進めていた私を変えねばならない。というか、変えたいのだ。もう悔しい思いをしたくない。それに、自分に誇りを持てるようになりたいのだ。

 この日記を始めた理由もそこにあるのだ。

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