諫早市施設管理公社パワハラ隠蔽事件に関する報道、 記事一覧 (令和5年〜6年)
上司から「怒鳴る 蹴るなどのパワハラ」市が所有する施設を解雇された元職員が訴え【長崎・諫早】
国内
2023年7月1日(土)
長崎県諫早市が所有する施設で働いていた男性が上司からパワハラを受けたとして施設を運営する指定管理者に対し、謝罪などを求める要求書を提出しました。
パワハラ被害を訴えているのは、諫早市の温泉施設で働いていた30代の男性です。
施設は市の委託を受けた財団法人が運営していて去年10月から働き始めた男性は掃除の際に上司から「口答えをするな」と怒鳴られたり、腰を蹴られたりするなどのパワハラを受けたということです。
男性は休職を経て今年3月に解雇されました。
会見で元職員の男性は「暴力を加えた側は何のペナルティもなく、被害を受けた側が解雇されることがまったく理解ができない」と話しました。
男性が加入した労働組合は29日、法人に対し『パワハラの事実を認め、謝罪などを求める要求書』を提出。
施設では他の職員に対してもパワハラが行われ、退職を余儀なくされるケースがあったということですが、法人は「施設でのパワハラ行為は確認されなかった」としています。
諫早市が所有する温泉施設で働いていた元職員の男性が、上司からパワハラを受けたとして、労働組合と施設の指定管理者の間で団体交渉が行われました。
パワハラの被害を訴えているのは、諫早市の温泉施設で嘱託職員として働いていた30代の元職員の男性です。
男性は2022年12月、施設で掃除中に上司から「口ごたえをするな、へりくつを言うな」と怒鳴られました。
そして腰を蹴られるなどのパワハラを受け、その後、適応障害を発症して休職したということです。
雇用契約は2023年3月までで、休職中に契約を延長しないと伝えられたということで、「雇い止めにされた」と訴えています。
男性は労働組合に加入して、指定管理者である財団法人にパワハラの事実を認めて謝罪することや、雇用の継続を求める要求書を提出しています。
26日、財団法人との1回目の団体交渉が行われ、法人側は「パワハラがあったことは確認できない」と主張したということです。
男性は「どんなに人が蹴られても殴られても、暴言を吐かれてもセクハラなことを言われてもゼロ。認められない。対処をできるようにすればもっと良い職場になっていくと思う」と話しています。