Tableau勉強復習ノート⑦表計算
お疲れ様です。
本日はTableauで理解しておくべき概念⑦表計算について勉強したことを、自分の言葉で書いていこうと思います。
私は表計算の考え方があまり分かっていないから、「次を使用して計算」から何かしら設定を選んだり、「表計算の編集」で設定をすることが正直苦手です。
DATASaber最終試験が5/13に決まっている私としては、絶対に復習しておきたい概念の一つです。
以下のブログで読んだ内容をまとめ、表現を使わせていただいております。
表計算とは何か
「作成したVizに対して何かもうひと手間加え、別の値の見方をするような計算」
「データを粒度となっているディメンションごとに区切り集計した結果について、その結果をもう一段階変化させる」
★簡易表計算で選べる項目たち(全部で11種類)はすべて表計算の一つ。
DATASaberプログラムのOrd課題でたくさんやってきた累計、ランクなどは全てtableauが自動でテーブル(中間テーブルをtableau内部で作っている)を作り自動で計算してくれている。
表計算しているメジャーはピルに△マークが付く。
簡易表計算について
累計、差、差の割合、全体に対する割合、ランク、百分位、移動平均
年間累計、複合成長率、前年比成長率、年間累計の成長率
簡易表計算の設定は「△表計算の編集」から詳しく選ぶことができる。
差
ある基準(基準をある程度選択できる)からの差
差の割合
ある基準(基準をある程度選択できる)からの差を基準に対する割合で求める
Ord課題で差や差の割合を使用したことがありますが、最初はどんなことをしている表計算なのかよくわかっていなかったです…。
最終試験前に復習できて本当に良かったです。
「次を使用して計算」について
「次を使用して計算」をするとは、以下のようにも言うことができる
・「◯◯に沿って計算する」
・「◯◯にひとまとめにして考える」
・「◯◯は変わっても、ひとまとめに扱う」
◯◯の位置に自分で選択する項目が入る。
tableauの表計算機能には、この表計算を「◯◯に沿って計算する」あるいは「◯◯にひとまとめにして考える」「◯◯は変わっても、ひとまとめに扱う」といった、独特の設定がある。
表計算の「次を使用して計算」で設定できる内容
Vizに使用しているメジャーの▼>次を使用して計算 から選べる項目があり、その中であれば好きなものを選べる
(例)
合計に対する割合
カテゴリに沿って売上を合計して100%として、地域が変わったらリセットする
累計
月に沿って前の月までの売上合計に、その月の売上合計を加算していく
例えば100%積み上げ棒グラフが作りたいとすると
下記のようなVizは
サブカテゴリに沿って合計売上を100%としてカテゴリが変わったらリセットしている。
表計算の「次を使用して計算」は「サブカテゴリ」を選択している。
各サブカテゴリごとに合計売上の全体に対する割合を計算してくださいという設定にしている。
「次を使用して計算」の設定を、表(横)、表(縦)、表、セルにしておくと、行と列、詳細、カードに置いているディメンションを入れ替えても都度、置かれているディメンションに基づいて計算してくれる。
「次を使用して計算」の設定を、上記Vizのようにディメンションにしておくと、ディメンションを置き換えたら再設定が必要。
「次を使用して計算」で選べる具体的な設定項目について
「次を使用して計算」で選べる具体的な設定項目の
上部は「表(横)」~「セル」
下部はディメンション
となっている。
「表(横)」~「セル」
作成中のVizの左右上下の位置関係をイメージしながら、表計算の計算方向や範囲を設定する選択肢
ディメンション(「カテゴリ」「サブカテゴリ」など)
表計算の計算方向や範囲を直接ディメンションで明示する選択肢
Vizに使用しているディメンションが多いと、行いたい表計算を実施させるため、さらに細かい設定ができる。
そんな時にメジャーに▼>表計算の編集>特定のディメンション
で、どういった方向、範囲で表計算されるかをきめ細かく設定できる。
表計算をするときに気を付けること
「どういった方向で計算するか?」
「どういった範囲を全体としてとらえるか」
表計算の設定を確認する大切さ
2つ以上のディメンションを使用するなら、自動のままでは意図通りにならない場合がある。
そんな時はメジャーの▼>「次を利用して計算」を確認してみる。
一発で思い通りの表計算にしようと思うのではなく、自分の設定が間違っていないかを常に確認しておくこと。
表計算の設定を確認する際に使える機能
①表計算の編集での黄色いガイド
「表計算の編集」から詳細な設定をしている際は
次を使用して計算で選んでいる設定に含まれる範囲は全て黄色いガイドで塗られて表示できる。
②INDEX()を表示してみる。
INDEX関数は表計算関数の一種。
表計算の範囲内で順々に1から番号を振ることができる。
③合計、小計機能での確認
クロス集計で合計に対する割合を使用している時は、合計、小計の機能も使える。
分析タブ>合計>
行の総計を表示、列の総計を表示
どこからどこまでが計算されて100%になる設定かが分かりやすい
全ての小計を追加
どこからどこまでが計算されて小計が計算される設定かが分かりやすい
表計算について補足
表計算フィルターはクエリパイプラインの一番最後に働く
セカンダリ表計算
累計もしくは移動平均について、もう一段階計算を行う。
表計算の種類
全部で35種類ある。
簡易表計算もtableauは裏でとても複雑な計算式を作ってくれている。
最後に
今回ブログをちゃんと読んで自分なりにまとめてみて、表計算について少しは理解ができたと思います。
表計算とはとても奥の深い概念とのことですが、私にもその奥深さが少しは分かった気がしています。
セカンダリ表計算はややこしく難しいのでここでは割愛してしまいましたが、勉強続けていこうと思います。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。