まさか障がい児 ?!

こんにちは。私は2人の息子を持つ
シングルマザーです。
障がい者は私の下の息子です。
幼い頃は、他の子と比べると
ちょっと変わった面白い子だなと
いう感じでした。

彼が年中になった秋ごろに
保育園の先生から発達相談を
提案されました。正直、あまり
乗り気じゃなかったんです。
先生と相性が悪いから
手がかかるんじゃないかと
思っていたからです。

検査の結果は診断不可だったんです。
20年ほど前は
「自閉症」
「アスペルガー」
「ADHD」等にはっきりと
当てはまらなければ「要観察」
だったとのではないかと思います。

小学校の入学前検診では
「学校へ入ってから変わることもある」
とのことで、普通級へ配属されました。

小学4年になり担任から
「発達診断を受けてみませんか?」と
声がかかりました。初めは
「まさか、ウチの子が?」と疑いました。
でも、やっぱりその可能性が?
何もなかったらなかったで
「違うじゃん!」で済むし…
悩んだ末に検査を受けることを
承諾しました。
もし何かしらの診断が下されたら、
その時考えよう。

診断結果は「軽度知的障害」と
「自閉症スペクトラム」と伝えられました。
聞いたときはショックでした。
でも、ホッとした自分と
「あぁ、やっぱりか」と
感じている自分もいました。
診断されてからは息子の行動の謎がとけ、
息子が理解しやすいように
不安にさせないように、配慮することが
できました。
検査の前から、手探りで決まり事を
決めていたのですが、まるで
障がい児に話すみたいで
息子に失礼ではないか等、
色々迷っていました。
私は間違ってなかったと
自信を持つことができました。

もし、検査を受けるかどうか
迷っている方が居りましたら
障がい者と認定されると
様々な特典があることをお伝えします。
地域によって異なりますが
息子が受け取ったものを
ご紹介しますね。

お子様であれば「特別児童扶養手当」の
対象ですし、療育手帳が発行されると
階級によっては、鉄道、飛行機の割引、
市区町村によっては市電市、市バスの
割引などもあるようです。

この療育手帳があると、映画館へ
行った際に本人は1,000円、
介助者も1,000円で観ることができたり
(等級によって人数が違います)、
公共施設の割引も受けることができます。

何だかモヤッとするかもしれませんが、
そういった手当はありがたく
受け取りましょう!
納得できないけど
「国がサポートしてくれる」
というところからでも
良いのではないかと思います。
早い段階で息子にも、障がい者であると
伝えました。
結構、勇気を出して切り出したのですが
息子は「そっかぁ」と柔軟に
捉えたようでした。
子供って柔軟だなと驚かされました。

でも家族には受け入れてもらえませんでした。「そんなはずはない」の一点張りでした。
まさに、家族と私の戦い!でしたね。
私→順を追って説明して納得させる
家族→頭ごなしに怒る、叱る
→物に八つ当たりして壊される。
結果、「あんた(私)が、甘やかすから!」と言われる。
こんな事がしょっちゅうでした。

~私の励みになっている言葉~
子供たちのことを保育園の先生に
相談した時に
「大変なのはお母さんじゃないです。
本人が一番大変だし、辛いんですよ」と。
私は息子がこの先、生きていきやすいように、大人になった時に困らないように、
サポートしていこうと決めました。

もう一つは
「障害児の親に神様に選ばれた」です。
神様から
「障害児だけど、あなたなら大丈夫!
お願いします」と託されたんだと。
これは、あるスピリチュアル・
カウンセラーの方の言葉です。
障害児で産んじゃって…ではなく、
子供自身も選んできてるから
あなたのせいではない。
支援級へ行くようになってから
表情が明るくなって、毎日を楽しそうに
過ごしているようでした。

私の願い
帰宅した息子に「今日、どうだった?」と
尋ねた時に
「楽しかった~!」と笑顔で答えてくれる。
毎日この笑顔を見られますように…!

お読みくださり
ありがとうございました。

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