ドラマ「アンメット」より内側前頭前野についての考察
ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の中で印象的なシーンがあったので紹介します。
脳に腫瘍ができ、側頭葉まで圧迫され、記憶が薄れていく患者。最愛の妻の存在さえも忘れかけてしまいます。
そんな夫婦の姿を見て、医師三人が夜食を食べながらのシーンです。
成増先生が、少しうれしそうにしているのが印象的でした。
このシーンで紹介されたように、「内側前頭前野」は社会的な情動を司ると言われています。
前頭前野は、思考や判断をつかさどる脳の司令塔のような場所ですが、その中でも内側部は、特に社会的な感情や共感に関わっているとされています。
もし、私たち全員が内側前頭前野を意識的に発達させ、他人を自分と同じように大切に思えるようになったら…。
世界はもっと温かく、優しい場所になるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?