「中国王朝史の魅力を伝え隊」隊長をめざして
初投稿にあたって、「はじめまして」と「投稿方針」をお伝えしておこうと思います。
投稿主は何者?
はじめまして
まずは、投稿主についての情報を少し。
この春関東の4年制大学を卒業する
いわゆる、春から社会人の女性です!
大学で何を学んでいたかというと、お察しの通り「中国史」を専攻していました。中国史といっても王朝史以前から近現代まで、何千年もの幅があるので、あらかじめどの時代を深堀りしていくか目安を付けている人がほとんどだと思います。かく言う投稿主も、ある時代に目星をつけてゼミの門をたたきました。
ズバリ、投稿主が選択した時代は「唐」
遣唐使という単語を覚えている方もいらっしゃるでしょう。あるいは隋唐時代として記憶の片隅に名前を思い出すことが出来る人もいるかもしれません。もちろん、「唐」に限らず中国史全般詳しいよ!という方もいるはずです。唐代の詳しいことは、追って記事にしていけたらと思っています。
お楽しみに!
「唐」を選択した投稿主ですが、もちろん卒業論文なるものが課されていました。投稿主が所属したゼミでは1年次から教授に発破を掛けられていたので、4年間を通して「卒論」の2文字がまとわりついていたような気がします
そこで気になるのは投稿主は「唐」の何を題材に選んだのか、ということ。
ひと口に「唐」といっても切り取る出来事・人物・場所によっていくらでも題材を抽出することができます。
所属ゼミにも「唐」を深堀りすると決めた人が複数名いましたが、その題材は十人十色。それぞれの興味関心に応じた選択なので、みんな違いました。
だから当然投稿主の題材も興味関心に従ったものです。
大枠をお伝えすると女性史を選択しました。
女性史といっても
民間女性、宮女、后妃、皇后、尼僧などなど
その対象はさまざま
卒論では到底すべてを扱いきれません。
大きなテーマからどんどん小さなテーマへと絞り込む必要があります。そうしなければ、途中で自分が何を書きたいのか迷ってしまいます。これは文章を書くことにも通じるものがありそうですね。
話を元に戻しましょう。
女性史から何を対象に選んだのかです。
投稿主は「皇后」に対象を絞りました。
中国ドラマの影響もあり後宮に興味を抱いていたことが決め手です。ですが後宮では皇后・后妃・宮女といったように対象が広すぎたので「皇后」に対象を絞ったのです。
中国ドラマについても追って記事を書こうと思っています。
乞うご期待
卒論の具体的内容はここでは触れませんが、折をみて苦労話などをお伝えできればと思います。
結論、卒論は楽しかった!とだけ言っておきますね
noteを始めようとおもったわけ
前置きが長くなりましたが、noteを始めようと思ったわけをお話していきます。ですが前置きも決して無駄ではなくちゃんと意味があります。
好きを詰め込んだ卒業論文は楽しかったんです。そのために文献にもあたりましたし、漢文も読みました。作業の全てが新しい知識と出会う瞬間であり、多方面に興味の枝が伸びていく瞬間でもあり、ずっとワクワクしていました。まだうまく言語化できていないのですが、中国王朝史が好きなんだという確信を深めていったんです。
悲しいことに周囲にこのワクワクを共有してくれる人は多くありませんでしたが、中国ドラマの知名度が徐々に高まり、中華ファンタジーの小説を見かけるようになったりと、世間でも少なからず中国王朝史の受け入れ態勢が整い始めているのではないかと感じている所です。
これまで受け身の人生を送ってきましたが、今はどんな人でも発信できる世の中です。社会人になる今こそ、自分の中にくすぶっている火種を点火させて大きな炎にしたい。好きという気持ちを発信してみたい。そんな想いをもって、noteへの投稿を決意しました。
noteで目指すこと
この場では2つのことを目指そうとしています
1.中国王朝史をできるだけ分かりやすくお伝えすること
歴史と聞くだけで難しそう、暗記なんでしょ?と思うのは当然です。投稿主も興味のない時代の世界史を暗記に頼っていたことがあります。そもそも興味がないとこの場に来ていただけるか分かりませんが、興味の無かった人まで巻き込むことができれば、投稿主の想いが果たせたといっても過言ではありません。
そのために求められることは、どれだけ分かりやすく事実をお伝えすることができるか、ということだと考えています。試行錯誤が続くとは思いますが、知恵を振り絞ってやってみます。
2.中国王朝史から派生するエンタメの世界を紹介して、そこから中国史の関心に繋げること
歴史創作系のエンタメ作品は歴史との接点を作る場になり得ると考えています。原泰久先生の『キングダム』から秦の始皇帝の時代に興味抱いた人は少なからず存在するのではないでしょうか。NHKで放送される大河ドラマも歴史との接点を作る場になります。加えて、歴史上の人物を扱うドラマは歴史の流れから逸脱するようなことはないので、歴史の大枠を掴むことは十分可能です。にもかかわらず毎年大河ドラマ主人公の関連本を書店で容易に見かけることが出来ます。これらの書籍はその時代・人物に興味を持ち、知りたいという欲求を抱えた人の需要に応えるために置かれるものです。このようにエンタメ創作から歴史事実の世界に歩みを進めることは可能なのです。もちろん歩みを進めるか否かは個人の判断に任される領域です。投稿主が強制するものではありません。
ですので、この場はそれでは物足りないよ!もう少し詳しく知りたいな!という人の欲求に応えるものだと想定しています。
ですが、初めから歴史と向き合うことは重たく感じるかもしれない。そのために、こんな作品なら歴史と触れ合えますよ!という道も作っておきたいのです。
投稿主の日課が中国ドラマを観ることなので、ご紹介する作品は中国ドラマの比重が高くなることを先にお詫びしておきます。もちろん小説・漫画・アニメもご紹介しますので、安心してください!作品ファンの方々にもご満足いただけるよう、投稿主も心して任に当たります。
大前提として
張り切ってしまい長々と愚文を晒していますが、それもあと少しの辛抱です。ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。
最後にどうしてもお伝えしておきたいことがあります。
投稿主は学者ではありません。好きの延長でこの場を開設しました。そのため中国の歴史は好きですが、全てを知り尽くしている訳ではないのです。むしろ知らないことの方が圧倒的に多いと自覚しています。投稿主よりはるかに知識をお持ちの方もごろごろいらっしゃることを知っています。
ですので、投稿を続けることによって投稿主も皆さんと一緒に知識を蓄え成長していく所存です。
今回はこの辺で初投稿の筆をおきたいと思います。
「はじめまして」が長くなりましたので、
次回は「投稿方針」についてお話します。
更新をお待ちください。
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