津競艇場の特徴と勝ち方のポイント

1. 津競艇場の基本情報

津競艇場（三重県津市）は、日本で最も歴史のある競艇場のひとつであり、1952年に開設されました。東海地区に位置し、伊勢湾からの風や潮の影響を受ける水面が特徴です。水質は海水と淡水が混ざる汽水で、潮の干満によって水面状況が変わるため、レースの展開にも影響を与えます。

2. 津競艇場の特徴

津競艇場の特徴を理解することで、舟券の予想精度を上げることができます。

① コースの特徴
• インコースが強い
津競艇場は全国的に見ても イン勝率が高め で、1コースの勝率は 55%前後（時期によって変動）。これは、津競艇場の水面が比較的穏やかであり、インが逃げやすい環境が整っているためです。
• センター勢の攻めが鍵
インが強いとはいえ、2・3コースの差しやまくり、4コースのまくりも決まりやすい傾向があります。特に4コースのまくり勝率は全国平均よりやや高めです。
• 6コースは厳しい
津競艇場では6コースの1着率が 低く、舟券に絡みにくい。大外からの展開頼みになるため、よほどの実力者でなければ1着は難しい。

② 水面の特徴
• 静水面で乗りやすい
津競艇場は他の競艇場に比べて水面が穏やかで、選手の操縦技術の影響を受けにくい。基本的に実力通りのレース展開になりやすい。
• 潮の影響を受ける
伊勢湾に近いため、潮の満ち引きで水面の状況が変化。特に干潮時は水面が荒れることがあり、レース展開に影響を与えることもある。

③ 風の影響
• 追い風ならイン有利、向かい風ならまくりも有効
津競艇場では、風向きがレース展開に大きな影響を与えます。
• 追い風（1マーク側に吹く風） の場合、インコースの逃げが決まりやすい。
• 向かい風（1マーク側から吹く風） の場合、まくりが決まりやすく、4コースのまくりや5コースのまくり差しが狙い目になる。

3. 津競艇場での勝ち方

津競艇場の特徴を踏まえ、舟券の買い方や狙い目を整理します。

① 基本は「イン逃げ」狙い
• 1コースの勝率が高いため、基本は 1号艇の逃げを軸 に舟券を組み立てる。
• ただし、1号艇が実力不足の場合や風の影響を考慮し、2・3・4コースの攻めもチェック。

② センター勢（3・4コース）に注目
• 3・4コースの まくり・まくり差しが決まりやすい ため、強力な選手がいる場合は狙い目。
• 特に 4コースのまくり勝率が全国平均より高め なので、展開次第ではまくり一撃を期待できる。

③ 5コースのまくり差しも抑える
• 5コースの まくり差し は津競艇場でも有効な戦法のひとつ。
• ただし、1コースが強いため、1着までは難しく、 2・3着狙いがベター。

④ 6コースは軽視
• 6コースの1着率は低く、舟券の軸にしにくい。
• ただし、展開次第では2・3着に食い込むことがあるため、 高配当狙いなら3着に押さえるのもアリ。

⑤ 風の影響を考慮
• 追い風ならイン逃げ優勢 → 1-2、1-3、1-4が狙い目。
• 向かい風ならまくり狙い → 3-4、4-5、4-1などを考慮。

⑥ モーター成績をチェック
• 津競艇場は モーターの影響が大きい。
特に 行き足・伸びが良いモーター を持つ選手は、センター勢からの攻めが決まりやすい。
• 前検タイムが良い選手や2連対率が高いモーターを優先。

4. まとめ

津競艇場は インが強い競艇場 であり、基本は 1コースの逃げを軸 に舟券を組み立てるのがセオリー。ただし、センター勢（3・4コース）の攻めが決まりやすい ため、風の影響やモーター状況を見極めて、狙い目を絞るのがポイント。
• 1コースの逃げが基本戦略
• センター勢のまくり・まくり差しに注目
• 風の影響を考慮して展開を読む
• モーター成績をチェックし、機力が強い選手を狙う

これらのポイントを押さえ、的中率を上げながら舟券を楽しみましょう！