ブラック企業から逃げ出したい② できないと言うな!?
どこの会社でも同じようなものかもしれないですが、僕の会社では営業部門に仕事の依頼/相談がくると設計部門と製造部門が対応できるかどうかを判断してその仕事を受注するかどうかを判断しているらしい。「らしい」というのは、どうも僕にはそうは思えないからです。僕だけでなく、僕の部署の人も多くはそのように言っています。
リピート案件の脅威
新規の顧客や案件であれば設計が出来るか、製造が出来るかといった実現性の確認はやっているのですが、以前作ったことのある設備をもう一度製作する場合(一般的な用語かどうかは知りませんが、僕の会社ではそういう案件をリピート案件と呼んでいます)には何の相談もなく営業部門は納期まで決めて仕事を取ってきてしまいます。
リピート案件では、設計部門は以前作成した仕様書や図面を大部分流用できるので、掛かる時間が新規の案件に比べてめちゃくちゃ削減されるようなのですが、その図面をもとに設備を製作しなくてはいけない僕ら製造部門は新規案件とそこまで時間が短縮されません。営業部門の人たちはそこを無視して期限を早めに設定して仕事を取ってくるので僕たちはリピート案件が来ると僕たちは徹夜をすることが多くなります。
徹夜の予定
僕たち製造部門の上司たちが営業部門と話合ってこの状況を改善してくれるのであればまだいいのですが、課長たちは期限が設定されるとそこには何の文句も言わずに僕たちにそれを死守するように命じます。チームリーダー(※)はその課長命令を守るためにチームメンバー全員の長時間労働を前提とした作業スケジュールを組むしかなくなります。
※製造部には3つの課があって、それぞれの課の中に3つのチームがあるとうい構成になっています。ちなみに僕は製造1課のCチームです。Cチーム、Sチーム、Pチームがありますが、C, S, Pがそれぞれ何なのかは僕も知りません。
場合によっては徹夜で作業することがスケジュールに組み込まれていることもあります。リピート案件が来ると金曜日の夜は徹夜をしてそのまま土曜日の夜まで働き続けて土曜日の夜は少し早く(20時~21時くらい)退社するというのがよくある働き方となっています。
課長は夜遅くなると帰ってしまうので、深夜から朝にかけては課長がいない空間が生まれます。そうするといつもは課長と同じくらい厳しいチームリーダーが少し優しくなるし、厳しいスケジュールへの対応で皆の結束力を少し感じる瞬間でもあります。とはいえめちゃくちゃシンドイです。
まとめ
だれも製造部メンバーを助けてくれないのでいつもこんな状況になってしまいます。こんな生活を続けていると体がもたないので、何とか抜け出せるように頑張っていきます。
それではまた。白戸くんでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?