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慣れと居心地のよさはちがう
いまこの場所の居心地のよさって、あまり自分で意識していなかったなと思う。
たとえばその場が家ではなく、外だった場合は気づきやすい。
ここうるさくてイヤだなぁとか、誰もいなさすぎて落ち着かないとか。
外にいるときは違和感に気づきやすいが、家になると全然わからない、というか、見て見ぬフリをしてることが多いなって。
年末にがんばって模様替えし、いらないモノを大量に処分して、部屋も広く感じるぐらいキレイになった。
家事キライだけど、キレイになるとやっぱ気持ちいいよな〜と思いつつ、気になるけどまだ手をつけてないところがある。
でもいままでよりキレイで気持ちいいから、居心地いいな〜と思っていたけれど、なんかちがう。
散らかってるけど家が好きだから居心地がいいと思っていただけで、本当は違和感を覚えていたのを、ただ単に、見て見ぬフリをしていただけ。
つまりこの環境に、慣れているだけの話し。
突きつめてまで自分の居心地のよさを、知ろうとしなかっただけなのだと。
ゴロゴロするのは大好きだけど、ゴロゴロだけしてたいわけじゃなく、イスに座って本を読んだりパソコンを触ったりノートとペンで書き書きしたりとかも好き。
ただずっと座ってるのは、腰やお尻に負担がかかりすぎて居心地が悪くなる。だけど座ってたい。
いつもそう感じてるはずなのに、な〜んにも考えなかった。こんだけnoteで考えるのがスキだとかいっておきながらだ。
座りつづけるのが苦痛で、でも座りつづけたいのであれば、少しでもその苦痛をやわらげるためにクッションを買えばいいだけじゃないか。
片づけたいなと気になってる場所があるなら、ちょっとずつでもいいから片づければいいじゃないか。
前に何かで目にしたが、気になってることをめんどくさがって見て見ぬフリをしてても、ずっと気になっててそれがかえってストレスになるんだと。
まさにソレーーーっ!
たしかに模様替えしたけど、それはだいぶ前からずっと気になってて、見て見ぬフリがいい加減できなくなったから実行しただけなのだが、やってみたら気持ちも気分もスッキリしたのだ。
そしたらもうその部分は気になることはない。
そう思いながら家を見渡すと、見て見ぬフリをしてきたいろんな場所が気になってくるから大変だ。
居心地のいいと思ってた家は、ただ単に見慣れていただけで、本当はもっとどうにかしたいと常にストレスを感じていたということになる。
そりゃ、わたしの機嫌も悪くなるわな。
たくさんあるから見て見ぬフリをしていたが、ひとつひとつリストアップして、あれもこれもと思わず一個一個手をつけていけば、必ず自分の望む居心地のいい場所になるはずだ。
慣れと居心地のよさはちがうんだな〜と、少し自分のことを知れた気がする。