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カタチは崩れるし、また作る。

マスクが顔の一部みたいになると、マスクをとった顔で認識できなくなるんだよな。
ここ数年で出会った人達の、顔の半分をよく知らないで過ごしている。職場で長時間いっしょにいる人でも、昼ご飯時のマスクを外した顔は、まったく見慣れない顔だったりする。
運動不足になったとか、生活習慣病が増えたとか、子供の体力が低下したとか、そういうのは、結果が予想できたことで、対策は運動しろってことなんだろうけど。
顔を半分隠して生きるのって、年単位でみていったらどんな影響があるんだろうか。表情ってところで、作る側の影響と読み取る側の影響。

変化と適応ってことで、想像に羽をつけてみると。移動効率が発達、、、それを何年も何年も続けたら足が退化しそうだな、と思ったりする。
果ては形の違う肉体になったりするんだろうか。
なんてSFぽい世界。

介護ベッドが変身ロボットみたくウィーとカタチを変えて椅子型になるとか思わなかったし。
VRで旅行行った気分になるとか、ホログラムで面会した気になるとか、思わなかった。肉体体験の意味合いがもう変わってくるんだろうなぁ。そうなると、肉体と意識のつながり、とか。そういう、今使ってる言葉で表現できるのかよくわからんものが変化するんだろうなぁ。
こんなSFぽい世界。
諸行無常のせかい。

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