原油取引のABC ③ WTI先物は仮想空間なのかも・・(愚痴日記#34)
原油取引を引き続き勉強中。
WTIがアメリカ・テキサス産の原油であることは分かった。
でも、先物取引というのが分からない。
プロデューサーSがくれたヒントが、
「仮想空間」だったけど、まったく分からない。
仕方なく、先物取引をネットで調べてみた。
経済産業省HPの解説がこれ。
商品先物取引とは、将来の一定期日に一定の商品を売り又は買うことを約束して、その価格を現時点で決める取引です。
その特徴としては、この将来の約束期日前であればいつでも、反対売買(買っていたものを転売し、又は売っていたものを買い戻すこと)をして、取引開始時点と反対売買時点の商品価格の差額を精算して取引を終了(差金決裁)することができること
はて・・・。
これがVRだっていうの?
とにかく、繰り返し読んでみた。
要するに、今すぐにではなく、
1ヶ月とか半年とか後の売買を、
売り手と買い手が約束をするだけってことだよね。
通常の取引だったら、買った原油をどこかのタンクに貯蔵する必要があるけど、先物取引だったら、期日までに準備すればいい。
もし、『やっぱり、いらない!』ってことになった場合、
取引をキャンセルしなくてもいいかもね。
同じ約束の日に反対取引、つまり売却の取引をすればいいんだから。
となれば、ある期日に合わせて『売り』と『買い』を同時にやれば、原油を動かす必要がないから、最初に『売り』から入り、後から『買い』をいれることだってできる。
そもそも、原油そのものが存在したくてもできるじゃない。
これって確かに「仮想空間」だよね。
仮想なら、原油じゃなくたっていい。
経済産業省の解説は商品先物となっていた。
つまり、お米でも小麦でも金でも銀でも、「商品」ならなんでもいいってことよね。
「仮想空間」だったら、原油に無関係な人たちだって、例えば私でも参加できるんじゃないかな。ゲーム感覚で・・・・。
うっかり原油なんて買っちゃって、玄関先にタンクローリがきたら大騒ぎだけど、反対取引で消してしまえばいいんだから。
となると、もし、原油が上がるかも・・・ってなったら、
先物取引で買っておいて、上がったら反対取引で売れば
儲けが残るってだよね。
1バレルのWTIを80ドルで買っておいて、
予想通り上昇して90ドルになったら反対取引やって10ドル儲かるってこと。
まあ、下がっちゃったら損しちゃうけどねえ。
これが「差金決済」ということなんだと思う。
もちろん、1バレルなんてケチなこといわず、100バレルでも1万バレルでも取引できるってことだよね、「仮想空間」なんだからさ。
面白くなってきたな。
本当に合っているかどうか分からないけど・・・。
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