決定会合、サプライズなしでがっかり (愚痴日記 第13日)
ランチキャンセルして、日銀金融政策決定会合の結果を待っていた私。
結果が公表されたのが13時過ぎ。
早速、今回発表された公表文と、前任の黒田総裁が決めた金融政策の公表文とを比較したよ。
基本的な部分は変わりなかった。
つまり、従来からの大規模な金融緩和策は継続というワケね。
サプライズを期待したんだけど、つまんない。
と思っていたら、キャスターのMは公表文の最後の部分に注目しろという。そこには、日本経済がデフレに陥ってきてから25年間に展開されてきた、様々な金融緩和策について、「多角的にレビューを行う」と書いてあった。
えっ?
じゃ、レビューして、「よくなかった・・・」というになれば、金融緩和を止めるのと思ったけど、よく見たら「1年 から1年半程度の時間をかけて」とあった。
鬼が笑うよ
さっさとやれよ・・・って感じ。
結局、しばらくは変えないってことみたいね。
金融政策の変更がなかったことで、株価は上昇し、円相場は円安に動いていた。でも、大きな動きではなかった。
キャスターMは、
「植田新総裁はやっぱりハトだったね。」と一言いって、
遅いランチを食べに行っちゃった。
ハト??
何それ?
よく分からないまま、ランチをコンビのサンドイッチで済ませ、
15時半からの総裁会見を聞いた。
何を言っているのかよく分からず、眠くなってきた。
眠気覚ましに、「ハトって何ですか?」と、プロデューサーSに聞いてみた。
「金融界では、金融緩和に重きを置く人たちをハト派、反対に金融引き締めに重くを置く人たちをタカ派と呼んできたんだ。」
「で、植田新総裁は金融緩和を維持したから、ハトっていうことですね。金融緩和のレビューに1年以上かけるっていうんだから、そこまではハトを続けると・・。」
「Mはそう思っているみたい。でも、違うかもね。」
植田新総裁の会見を聞いていたSはいう。
「植田新総裁は、『目先の政策変更に結びつけるわけではない』、『毎回の会合で議論して、必要があれば実行していく』と記者会見で話したんだ。」
「つまり、いつでもタカに変身する用意があるというわけですね。」
「そうだね。まあ、どうなるか分からない。いずれにしても、これからも金融政策決定会合からは、目を離せないということだな。」
次の会合は6月14、15日だって。
植田総裁が、ハトがタカになったりして・・・。
まあ、ランチは入れないようにしておこう。