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続く、イエローマジック

朝の散歩中には読みかけの本について考えることが多いかもしれない。

『続く、イエローマジック』高野寛 著
最近届いた本で、今日は新譜CDも届く予定。
私が高野クン(そう呼ばせて下さい)を知ったのは、1995年のTV「土曜ソリトンside-B」だったかと思う。
うーん、でも違うかも。もっと前だ。1990年にオリコン上位となる「虹の都へ」発表前後。当時の定期購読誌『ミュージックマガジン』で知ったのだと思う。

閑話休題。
私は80年代には限られたTV番組しか見ていない(「夢千代日記」「ベストヒットUSA」英国皇室御成婚パレード、国鉄からJRへのカウントダウン、昭和天皇・手塚治虫・美空ひばりの逝去、昭和から平成へ 等)し、報道番組や生中継がほとんど。
その後、1992年に結婚(事実婚)し、ソリトンを見ることができた。
パートナーがインドア派でテレビっ子だったから、一緒にドラマなども見ることに。(テレビっ子って…懐かしい表現だなぁ)
あのまま一人暮らしを続けていたら、頻繁にテレビを見るようにはならなかったと思う。
そうすると、高野くんをテレビで見ることもなかったかもしれない。(雑誌では見ていたけれど)
高野くんはYMOとの関わりが深く、特にユキヒロとはデビューの後押し?をしてもらったというから、とりわけ関係が深かったのだと思う。
ユキヒロ存命中の最後のNHKホールでの50周年コンサートでは、司会?を務めていたのを覚えている。
会場に足を運ぶことが出来なかったユキヒロのために、回復を前提になるべく明るく進行しようとしていた。でも、ビデオメッセージすら声だけのメッセージすらかなわないユキヒロの容態が、もうどうにもならないものであろうことを私達ファンは感じ取っていたと思う。
そのときに受け取ったドラムスティック(プレミアムシート購入者に渡された)は、どう扱ったらいいか考えあぐねたまま、部屋の隅で眠っている。

高野くんの新譜は、懐かしいシンセサイザーの音だった。

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