【レギュHダブル】金龍ビビヨンマンムー
はじめに
環境のSラインが落ちるこのレギュレーションならビビヨンを使った構築が面白いのではと思い、ビビヨンをサポート軸にした構築を作ってみました。
ピヨリリィ杯でも構築次第で健闘できるくらいには回せたので公開してみます。
構築プラン
ビビヨン軸を組むにあたって、以下の3点を特に考えてました。
①積みポケモン枠
②高火力地震枠
③ビビヨン自身の特性や型
積みポケモン枠
ビビヨンが場を荒らすことで積む隙を作る動きが作りやすいので全体技で削られにくい強い枠が使えると良さそうです。
この枠はレギュレーションHで特に強いとされる悪巧みサーフゴーを軸にしました。
高火力地震枠
この枠はいくつか候補が考えられますが、ビビヨンが作れる隙は限られたターンなので1回の負担をかけれる高火力ポケモンを採用したい。
そのため今回は鈍感で威嚇無効なため、気にせず命の珠を持たせられ、単体打点も10万馬力で出せるマンムーを採用。
ビビヨン自身の特性や型
どの特性も優秀ですが、トップメタの一角であるブリジュラスに圧をかけられる眠り粉をガンガン撒ける複眼を採用。
採用した時は考えてなかったですがイッカコノヨに対して不意の暴風を打ち込むことも出来て破壊出来ることがあります。
残りの枠は以下の考えにより採用。
カイリュー: 神速スイーパー要員。寿司対策も兼ねる。
ヒスイダイケンキ: 対サーフゴー軸、対グレンアルマ軸に対するメタ対策枠
ブリガロン: 対砂、対寿司に対するメタ対策枠
個体紹介
ビビヨン
S操作役を用意したいが、追い風役がいないのでビビヨンに担ってもらった。
霊テラスは猫対策。
サーフゴー
他個体を流用。
準速75族を抜けるラインまでS調整。
カイリュー
相手のサフゴに触れたいので地団駄を採用。
はねやすめは寿司を重く見て採用。後述のサザンドラを考慮してけたぐりもアリ。
マルスケと黒い霧で寿司対策も担う。マルスケの都合で威嚇が入るのでクリチャで対策。
マンムー
氷柱落としを打つ場面があまりないので、馬力の方を採用。
スイーパー的な動きとしての礫も優秀。
草や鋼打点を受けがちなため、鬼火対策も考慮して炎テラス。
Sは最速にした。イッカコノヨ辺りのSラインを抜きたいため。
Hダイケンキ
秘剣で外すのはしょうもないので辻斬り採用。
スイーパー的な役割も担う。
炎テラスは草や妖打点、鬼火のリスクを抑えつつ炎枠への対応が甘くならないようにするため。
ブリガロン
砂と寿司を重く見て採用。
ゴーストに打点はない状態だが、寿司を重く見て前歯を採用。
飛行テラバを不意に受けると意味を為さないので相手の動きを見てからテラスをするか考える。
選出および運用
基本選出1
ビビヨン サフゴ
カイリュー @1
サフゴを通すための選出。困ったらとりあえずこの選出がオススメ。
粉が効く相手なら粉から入りつつ、サフゴは基本的に悪巧みから盤面を制圧していく動きが基本。選出負けに対しても基本は粉で解決出来るように動く。
ダブルのセオリーなのでここで述べることではないですが、相手を倒す時は裏で倒せる相手かどうかを意識して順番に倒すよう心がけるのが重要。
例えば裏にマンムーやヒスイダイケンキを入れているのにガオガエンをサフゴで無理に倒す必要は無いです。
基本選出2
ビビヨン マンムー
カイリュー @1(大体サーフゴー)
マンムーの地震を通しやすい相手、もしくはイッカコノヨのようにSラインがサフゴより早めな相手を捌くために選出。
この選出をした時はマンムーを適切に裏に引くことも意識したい。マンムーはスイーパー利用も出来るので捨てる判断はむやみにしないことを勧めます。
対砂
Hダイケンキ ブリガロン
カイリューorサフゴorマンムーで2体
不利マッチ。
砂に対しては襷が機能しないのでビビヨンは選出を控える。ブリガロンが倒れると苦しくなるため相手のテラスをある程度予想した立ち回りをする。(不利マッチなので積極的に決め打ちすることを勧めます。素直に動かすと負けるため。)
対寿司
カイリュー Hダイケンキ
ブリガロン @1
不利マッチ。
寿司の前に荒らされる展開を防ぎたい。
大体サーフゴーがいるのでHダイケンキを入れているが、サフゴがいないならビビヨンでも良いかも。
カイリューの黒い霧、ブリガロンの前歯などで攻略していきたい。
苦手な相手
サザンドラ
超不利。
元々打点が少ないのに加えビビヨンより早く動くことも出来、上から倒されやすい。ブリジュラス系統と組み合わせにくいのが救いだが、増えるようなら対策必須。
ブリムオン
粉が効かない上、炎テラスになりやすいことから倒しにくさも存在。マジフレもあるのでサーフゴーにもそこまで弱くない。トリル後の打点が強く荒らされやすいので苦手な方。
最後に
レンタルも公開しておきます。
この構成を元にアレンジしていくのが良いかなと思います。