English B で使える idiom 5選紹介!
English B SL/HLでは、writing能力が求められるPaper1とSpeaking能力が求められる口頭試験(IA)があります。
もちろん、Paper 1 や口頭試験の構成や作法に気をつけるのも重要ですが、Criterion A: Languageで高得点を取るためには、適切で流暢な語彙を扱うことが強く求められます。特に、”Idiomatic expression”を扱うことでより高い点を取ることが可能になります。
例えば、上のCriterion Aにおける最高評価のマークバンドを見てみると、きちんと"including the use of idiomatic expression"と書いてあります。また、どれだけ豊富な語彙力があっても、Idiomを使い忘れただけでマークバンドを落としてしまうという事態に陥ってしまうこともあります。それ程、English B にとって Idiom は不可欠なものなのです。
そこで、今回はIB生にとって有用な Idiom を5選紹介していきます!
Idiom #1
Piece of cake:楽勝、簡単な仕事
ケーキひと切れなんて、ペロッと食べられちゃう!ということから、
「楽勝」「簡単な仕事」の意味で使われるようになったと言われています。
類似した idiom として 「as easy as pie」などもあります。
例文)That test was a piece of cake!
「そのテストはとても簡単だったよ!」
ただ、注意してほしいのは、否定文には扱えないこと。
❌ It's not piece of cake.
Idiom #2
water under the bridge : 過ぎてしまったこと、水に流した過去
川の水は常に流れており、一度橋の下を通り過ぎた水は戻ってくることはないです。同様に、過去の出来事も時間が経つにつれて遠ざかり、もはや変えることができないという意味が反映されています。
例文)A: I'm sorry for making a huge mistake yesterday.
B: No problem. Let's consider it water under the bridge and focus on the future.
「A: 昨日大きなミスをしてしまってごめんなさい。」
「B: 問題ないよ。過去のことは水に流して、未来に集中しよう。」
Idiom #3
Don't bite more than you can chew : 無理をしない
直訳すると、「噛めないほどの量をかじり取らないで」なります。つまり、自分の能力以上のことをやろうとしないで、無理に背伸びをしないでねという意味です。
例文)I know you want to take good score in Paper 1 but don't bite more than you can chew.
「Paper 1で良い点を取りたいのはわかるけど、無理をしすぎないでね。」
Idiom #4
worth one's weight in gold: とても貴重な、価値のある
直訳すると、同じ重さの黄金と等しい価値があるとなりますが、これは「非常に貴重である」「非常に重宝である」ことを表しています。個人的には、一番便利な idiom だと思っていて、"important" などを言い換える時によく使えます。
例文)Having a reliable colleague is worth its weight in gold
「信頼できる同僚を持つことは金の重さの価値がある。」
Idiom #5
Bite the bullet: 歯を食いしばって耐える
昔、戦場で麻酔薬がない時代、負傷した兵士に手術を行う際、痛みを紛らわせるために弾丸を噛ませたと言われています。これは舌を噛まないようにするためでもありました。想像するだけで痛そうですが、その辛さを乗り越える強さと忍耐力が求められたのです。
このエピソードから、「Bite the bullet」は、どんなに辛いことがあっても我慢し、耐え抜くという意味で使われるようになりました。
例文)I hate going to the dentist, but I finally decided to bite the bullet and make an appointment.
「歯医者に行くのは嫌いですが、ついに歯を食いしばって予約を取ることにしました。」
いかがでしたでしょうか? Idiom は、直訳したものと別の意味を持つものが多いのですが、その背景に Idiomが作られた由来・文化などが投影されているのです。日本のことわざや慣用句みたいで面白いですね。この記事で、紹介した Idiom を是非駆使して、Paper 1 や IAなどでいいスコアを取ってくださいね〜。
では、また今度!
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